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バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

Crook Extender for Bassoon S-Bocal

2025年05月30日 | ボーカル

 リーズンスタッフでCrook Extender for Bassoon S-Bocalを購入。

 

 「延長管でピッチを下げます。ピッチを約1ボーカルサイズ下げます。例:2から3へ。真鍮製で、ローレット加工が施されているので扱いやすいです」(グーグル翻訳)と説明文がある。

 私が何故これを購入したかというと、ヘッケルボーカルVCDE1(Z)を使うため。VCDE1は以前にも書いたが、先端が細いため専用のリードを作らないと使うことができない。一度、試しにアルミテープを巻いて試したが、剥がせるタイプのテープだった為、使っているとすぐに剥がれてしまい、断念した。では、このエクステンダーならどうだろうか、と思った次第。

 装着させてるとこんな感じ。数㎜は長くなる(CCのボーカルだと、差し込みが浅くなるのでもう少し長くなる)。

 吹いてみて分かったことは、確かにピッチは低くなるが、吹奏感はかなり変わり重くなり、響きはおとなしめになる。特に第3オクターブは抜けも悪くなる。エクステンダーは2個購入したのだが、個体によっても違いがある。うーん、これだけ吹奏感と音色が変わってしまうと、このVCDE1を使う意味がなくなってしまう。ということで、エクステンダーの使用はしないことにする。ただ、ピッチは確実に下がるので、第3オクターブをあまり使わない場合で、低音のピッチを下げるのには有効そうだ。

 しかし、VCDE1を使いたい思いは変わらず、剥がれにくいタイプのアルミテープを使ってみることにした。剥がれにくいと、上手くいかなかったとき剥がすのが大変になるのでためらっていたのだが、まぁ、どうにかなるだろう。

 使ったアルミテープ。

 こんな感じに巻く。

 吹いてみると、わずかに雑音が混じるような気もするが、リードとの相性のせいなか、テープのせいなのかいま一つ判断がつかない。しばらく吹いていると気にならなくなってきたので、色々と吹いてみた。やはり、このボーカルは良い。アンサンブルの本番ではエペAA2を使うつもりでいたが、これは迷う。エペAAよりも抵抗感はあるので体力的に持つかどうかが課題になりそう。次回に練習で試してみよう。

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ボーカルとリード、思案中。

2024年12月31日 | ボーカル

 ヤマハYFG811が手元に来てから約二ヶ月が経つ。ボーカルやリードをあれこれと試しながら、自分が一番吹いていて気持ちよい組み合わせを探している。

 リードは、年末になって忙しくなってきて作る時間が取れず、これまで作ったもので試すしかなく、早く作ってみたいリードの構想が頭の中にあるだけで、もんもんとしている。

 ボーカルは、とりあえず手持ちのリードで試した結果、今のところヤマハEN1、ヤマハEN2、エペAA2、ヘッケルVCDE1あたりが良い感じ。いずれはどれかを主軸に決めたい。

 ただ、上記の4本の内ヘッケルVCDE1を除く3本は先端(リードを差し込み口)の径がほぼ同じなのに対し、VCDE1は少しというかだいぶ細いためリードの互換が難しい。今回VCDE1を試すに当たって、差込み口を少し太くする何か良い方法はないかと考え、最初は熱収縮チューブを利用しようと思ったがヒートガンを持っておらず、ライターで代用は危険と思い、台所用のアルミテープを使ってみることにした。


 これで丁度良い差し込み具合になり、手持ちのリードで試せるようになったが、きれいにはがせるアルミテープだけあって、水には弱く30分も吹いていると剥がれてきてしまう。やはり、VCDE1用にリードを作らないといけない。

 ところで私の手元にはヘッケルVCDE1が2本あり、1本はヘッケルにオーダーしたもの、もう1本はオークションで購入したもの。

ヘッケルにオーダーしたものは真鍮(G)・銀メッキ、オークションのものは洋銀(Z)・銀メッキ。洋銀Zは洋銀Nよりも硬質。この材質の違いが大きく、真鍮製の方がより音色が柔らかく明るめの響きになり、洋銀(Z)製の方はは硬くしまった音色になるが、低音の響きは洋銀製の方が充実する。

 以前、このVCDE1(G)を主軸として使っていたこともあり、吹きやすく音色も好みなので何とかこれを使いたいと思い、以前作って放置しておいたリードの中から差込み口に合うものを探す。演奏会の本番用リードの候補までいったリードだと使っていたボーカルに合うようにリーマーもかけてあるので使えない。が、候補に入らなかったリードは8~9割り仕上げのままなので何とか使用可能範囲(10㎜以下、理想は6~8㎜)のものもある。さらにそれらの中から音色と吹奏感で選抜し、数本使えそうなものが残った。今度のアンサンブルの練習の時に試してみる予定。

 あとリードの問題としては、ピュヒナー(初号機)に合わせて作ったリードだと、ピッチが若干高くなるので、これを修正したリードを作りたい。なにせ初号機は、ピッチが低めにくる楽器だったので、どうやってピッチを上げるかが課題にあった。特に冬場はきつかった。夏場の酷暑の時期で丁度良いくらいだった。そのため、リードはチューブ28㎜、第2ワイヤー位置カラーから9㎜、ブレード25~26㎜、先端幅14.5~15㎜というところで落ち着いていた。

 今後は、チューブを29~30㎜、第2ワイヤー位置10~11㎜、ブレード26.5~27㎜のリードにしようかと妄想中。ブレードを28㎜とかにしてしまうと、現在の削り方と先端の厚さでは難しいと思うので、何とか27㎜以下にしたい。

 シェイパーに関しては、うーん、どうしようか。これまで色々と試してきた結果、Fox1とFox2で落ち着いたのだが、ヤマハだったら別のシェイパーでもいけそうだし、また最初から試すのは面倒だし、と悩み中。

 更新頻度は減ってますが、まだブログはポツポツと続けていきますので、来年もよろしくお願い申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。 

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ピュヒナーボーカルCC1XL

2019年07月25日 | ボーカル
ピュヒナーボーカル(中古)を新たに入手した。



 CC1XL。



 ピュヒナーボーカルには、主にボアの形状が二種類、
C/吹きやすいオールラウンドタイプ
B/より多くの抵抗感と暗めの音色

 厚さが三種類(D/薄め、C/厚め、XL/特厚)

があり、その他に真鍮製やスターリングシルバー製などがある。

 私が主にオケで使っているのは、BC1(ボアがBで厚め)。音色が落ち着いていて周りと合わせやすいのでオケで使っているが、木管五重奏やバスーンアンサンブルで使うには重くて疲れてしまうのと3オクターブ目がきつい。木五とバスーンアンサンブルでは、エペAA2かヤマハE1を使っている。

 今使っているピュヒナーのボーカルだと、D3問題がほぼ問題にならない。以前試奏したときにCCの方が軽くてよかったのだが、D3に若干不安があり選ばなかった。

 XLはずっと気になっていたが、在庫がなく、試奏無しに取り寄せるのは無謀だと思いあきらめていた。そして先日、某専門店の方より中古で入ったとの連絡を受け、早速1番と2番を試奏させてもらった。

 感想としては、私の持っているBC1よりも吹奏感は少し軽く、息がよく入る。音色は暗くもないが、明るすぎることもなく、中庸な感じ。高音域も音が細くなることもなくよく出る。息がよく入る分、pでの発音やコントロールがやや難しい。当然息もすぐになくなる。1番よりも2番の方がpでの発音とコントロールがよい感じで音色もやや明るく好みなのだが、いかんせんピッチが低い。

 自分のリードとの相性は、合うリードとそうでないものの差がはっきり出る。自分のリードはD3が上擦らないように作っているが、このボーカルだとE2やC♯がぶら下がりやすくなってしまう。

 結果、CC1XLを購入することにした。2番は、中古とはいえ2本購入すれば値はするし、使う頻度を考えたら必要ないと判断。

 今後の課題は、このボーカルに合うリードを作ること。ブレード長を27㎜から以前の26㎜に戻してもよさそうだ。

  
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ピュヒナーボーカル・レビュー

2018年03月14日 | ボーカル
 ピュヒナーボーカルを購入。



 某楽器店に問い合わせたところ、ピュヒナーボーカルが入荷している、とのことで早速試奏に行ってきた。ピュヒナー初号機のD3が上滑りしないボーカルがあれば、即購入するつもりで行った。

 試奏できたのは、BD1.2、BC1.2、CC1.2。

 以前、CCとCDは試奏したことがあり、Dは安定しやすかったが3オクターブ目の吹奏感がいま一つと思い、購入に至らなかった。しかしながら、今回はとにかくD3を安定させることが目的なので、音色うんぬんは問わないことに。

 結果、もっともD3が安定したのは、BC1。次にBC2。

 既出の情報通り、CはBに比べると吹奏感も軽めで柔らかな音色の感じがした。BDは音色は暗めだが響きが軽い感じがして、吹奏感としてはこのボーカルがよかった。BCは今までに吹いたことのない吹奏感で、抵抗があって重いというよりも、息がたくさん入ってもっていかれる、という感じがした。音色は、自分が今まで目指してきたものと反対方向にある感じで、太くまとまっていて、華やかさはない。また、よく鳴るがppとかは少し大変になりそう、という感触がある。

 購入するかしばらく迷ったが、このBC1が自分の手持ちのボーカルも合わせた中で、一番D3が安定するのは間違いないため、購入決定。BC2も悪くなかったが、2本購入する余裕はない…。



 音色も吹奏感もこれまでとまったく変わったため、まずはこのボーカルに慣れることが大事だ。D3が安定するといっても、まったく問題が解決されたわけではなく、リードや吹き方によっては上滑りする。なので、このボーカルに合う吹き方とリードを探ることからはじめた。

 リードは、今までは無かった問題が一つ出てきた。D3が安定して出ても、その下のC♯3がぶら下がってしまうことがある。これまでのボーカルでは削りすぎてE2がぶら下がってしまうリードではC♯が下がってしまうことがあったが、今回の現象は、E2はちゃんと吹けてもC♯3がぶら下がってしまう。おそらくリードのバランスがボーカルに合っていないのだろう。
 
 そこで、手持ちのリードを、C♯3が下がるものと下がらないものに分けることにした。まだ全部試していないが、今のところ半々というところか。下がらないリード、下がるリードそれぞれの共通点をみつけて、これから作るリードに活かさなければならない。おそらく、これまでの削り方から大幅な変更が必要になるかもしれない。

 それから、オケ、木五、バスーンアンサンブルで試してみた。オケでは、今のところ問題なさそう。これから曲が仕上がっていて繊細なPPを求められたときに、ppで吹いているつもりでどう聞こえているかが、気になる。木五も同じ感じで、音量のバランスが取りやすいかどうか。

 バスーンアンサンブルでは、音量が大きすぎて問題になる、ということはないので、その点は気が楽だったが、高音域は今までの吹き方では出しにくく、リードによっては高音域の発音が難しい。高音域が出ないわけではないので、吹き方とリードの問題だと思う。息を持って行かれる分、体力的にはきつい。

 とにかく、ボーカルによって吹奏感や音色がこんなに変わってしまうことを、改めて実感した。しばらくは、このボーカルに慣れるための練習が続く。ふぅ。

※追記

 このボーカルをD3に問題のない零号機で使ってみると、D3がだだ下がりになりほとんど半音低く近く低くなるという現象が起きる。もともと零号機はD3が低め(たぶんリードとの関係)にくるので、このボーカルとは(今のリードを使う限りにおいて)相性がよくない。零号機はこれまで通り、エペボーカルを使うことにする。また、リードも零号機用に少し改良しようと思う。
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ピュヒナー・ボーカル

2018年02月24日 | ボーカル
 これまでピュヒナーのボーカルは持っていなかったが、初号機のD3問題に関して、ピュヒナーにはピュヒナーのボーカルがよいのでは、という考えのもと、ピュヒナーボーカルの購入を再検討。

 以前、ピュヒナーボーカルの購入を考えたとき、楽器店で試奏した際にD3はかなり安定するが3オクターブ目の音色と吹奏感がいまひとつ、ということで購入までいたらなかった。

 ピュヒナーボーカルの購入に当たっては、ピュヒナーボーカルについての情報と、国内に試奏できるお店があまりなく、比較検討できる本数が揃わない、という問題がある。

 まずは、ピュヒナーボーカルについての情報をインターネットで検索して、まず分かったことは、現在製作されているモデルと、過去に製作されてきたモデルが異なり、過去に製作されたモデルは店舗での購入が不可能であるということ。

 次に、過去のモデルはネット(ebayなど)でのみ購入でき、現在のモデルは国内の店舗でしか購入が難しい、ということが分かった。

以下は、ebayで販売されている過去のモデルのカタログをグーグル翻訳し少し意訳したもの。「薄い壁」は、ヘッケルでいうところのDのついたボーカルで金属の厚さが0.5㎜に準じ、「厚い壁」は標準の0.6㎜に準ずるようだ。


最初の文字で示されるボアの寸法: B、C、D、M、Eを含み、第2の文字は厚さおよび金属タイプを表す。 すべてのモデルはシルバーメッキですが、スターリングシルバーのボーカルは例外です。 Heckelの長さに等しい標準的な長さ - 1&2で利用できる。

モデルB より暗い(dark)音色で、より多くの抵抗感があり、
       より多くのフォーカス、ソロ演奏に向いている
BD 薄い壁(thin wall)、ジャーマンシルバー合金 フレキシブルなサウンド

モデルC すべてのタイプの演奏に優れたレスポンスを持つ標準的なボア
CD 薄い壁、ジャーマンシルバー合金 フレキシブルなサウンド

モデルD より大きな音のために(先端が?)わずかに開いた
DD 薄い壁、ジャーマンシルバー合金 フレキシブルなサウンド
DC 厚い壁 大規模なアンサンブルとソロ演奏向け
DS 厚い壁、純銀935 より鮮やか(brilliant)なサウンド
DB 薄い壁、黄銅合金 大規模なアンサンブル&室内楽のための丸い音色

モデルM すべてのレジスタで一貫した品質を得るためのプログレッシブ(モダン?)テーパ、室内楽に適しています
MD 薄い壁、ジャーマンシルバー合金 フレキシブルなサウンド
MS 厚い壁、純銀935 より明るい音

モデルE コンパクトな低・中音域、
       なめらかに演奏可能な(singing)高音域
ED 薄い壁、ジャーマンシルバー合金 フレキシブルなサウンド
EC 厚い壁 大きなアンサンブルとソロ演奏向け
ES 厚い壁、純銀935 より明るい音

フラットベンドを利用可能なモデル
CD1、DD2、ED2、MD1&2、MC2、DC1、MS2


 過去のモデルをみると種類も多い。しかし、現在ではニーズの多いものに絞ったようで、モデルの種類が少なくなった。現在のモデルのカタログは以下の通り。

モデル
B より多くの抵抗感と暗めの音色 More resistance and dark in tone
C 吹きやすいオールラウンドタイプ An easy speaking all-round bocal
厚さ、材質等
BD CD 薄め 洋白製 銀メッキ仕上げ
BB CB 厚め 真鍮製 銀メッキ仕上げ
BC CC 厚め 洋白製 銀メッキ仕上げ
BC-XL CC-XL 特厚 洋白製 銀メッキ仕上げ
BS CS 厚め スターリングシルバー製 銀メッキ仕上げ

ボアの形状が二種類あり、それぞれに厚さが0.5㎜と0.6㎜とさらに厚いXL(数値不明)があり、材質は洋白と真鍮、スターリングシルバーの三種類、メッキは銀メッキのみとなる。それぞれに、1番2番(ヘッケルの長さに準ずる)があり、通常の曲がりとフラットベンドが選択可能。

これだけに種類が絞られていても、すべてのタイプを試奏することは、おそらく国内では不可能と思われる。
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