1年ほど前までは本などを参考にしてほとんど自己流でやっていた。田中先生が書かれた記事に「削り方も大事だが、組み立て方も同じように重要な部分」とあるので、一度きちんと教わりたいと思い、昨年の夏、ある方(プロ奏者)にお願いして組み立て方を教えていただいた。その方には、このブログを書いていることもお話ししてなく、もちろん教わったことを公開する許可もいただいていないので、差し障りのない程度で紹介。
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まず、ケーンにえんぴつでワイヤーを巻く位置に目印を付けておく。今回は第2ワイヤーの位置をカラーから12㎜ぐらいで取っている。自分の場合、ワイヤーの位置の目印はここだけ。第1ワイヤーはカラーから2~3㎜、第3ワイヤーはお尻から6㎜。これは数を作っていると、だいたい間隔を覚えてしまうので、印を付けていない。あと、必ず印を付けるのはケーンの中央線、折り曲げるところ。ここに目印を付けておかないと、折り曲げるとき、均等に折り曲げることができない。
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次に、ケーンを水に浸す。私の場合は8時間~浸すようにしている。このあたりも制作者によって色々のようで、1~2時間という方もあれば、中には乾いたまま、という方もあるらしい。ちなみに、ティッシュペーパーを1枚かぶせておくと、全体が水に浸るので具合がよい。このことは、他のアマチュア奏者の方のHPで知った。感謝。
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ケーンの裏側、ブレード部分あたる箇所に紙やすりをかけておく。これは必要かどうか、やるやらない、の違いが実感としてまだ分からないのだが、ずっと以前からそうしているので続けてやっている。
続く