バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

本日の作業

2009年07月31日 | リード
午前中の空き時間で、組み立て前まで作業を進めた。シェイパーでの幅調整と割れ線入れ、エッジ取りと折りまでやっておく。ここまでの作業は30分くらい。



午後、これらを組み立てた。作業時間は1時間弱。今回もチューブの部分を細くしたが、マンドレルを挿しすぎると割れがブレードの部分までいってしまう。完全に割れて使えなくなったものはないが、何か対策を考えるとしよう。今日は10本組み立てた。



先日、竿糸(ナイロン)で巻いたリードはカーンとした音になりやすいので何とかならないかと思い、メーキングマシンを以前と同じ厚さで削れるように戻して、1本削ってみた。厚い分、やはりクロウするまでの時間がかかる。何とかクロウするところまで削ったので、夜に音出ししてみよう。クロウの感じだとあまり良い鳴りはしそうにない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日の予定

2009年07月30日 | リード
自宅に戻り、少しリードでもいじろうかと思い練習室兼作業場へ行くと、閉めきっていたせいもあり室温34度湿度66%と蒸し風呂状態であっという間に大汗をかいた。これでは楽器を吹く気にならない。

とりあえず、明日も少し時間がとれそうなのでリードを組み立てる準備をしておく。使うプロファイルドケーンは厚めのもの。切り取る端の位置と第2ワイヤーと真ん中の位置を鉛筆で印を付け、あとは水に浸しておく。



今回も幅は先日やったように、明日組み立てるときにシェイパーで調整して少し細くするつもりだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の組み立て

2009年07月29日 | リード
前日削ったリードは、材質が固めの1本は予想通り上手く鳴らず調整もできなかったのでボツになった。他の4本はいま一つという感じはあるが、少し調整をしてあとは様子をみることにした。

何とかカラーの部分を細くできないかと考えた結果、シェイパーをかけるときに少し多めにシェイパーをかけることを思いついた。ほんの少しケーンをずらしてシェイパーをかけるのだ。片方だけやると形が左右対称にならないので、両側をほんの少しずつずらしてやってみた。



シェイパーをかける前のカラー部分の幅は約10㎜。これを9㎜にする。シェイパーはFoxの2番で、1番を使えばその必要もなさそうなものだが、1番は2番に比べるとブレード部分の幅は狭いがカラーの部分の幅はほとんど同じなので、意味がない。

問題になりそうなことは、チューブ自体が細くなってしまうことでどのような影響がでるかということ。これはリードを削ってからでないと分からない。あとは、ブレードの幅も狭くなっていて、たぶん先端をカットするといつものようにヤスリで調整しなくても15㎜くらいの幅になるだろうから、形自体をいつものように調整できるかどうか。これも削るときに様子をみてみよう。

とりあえず今回は10本組み立てた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の作業とリード

2009年07月28日 | リード
第1ワイヤーに使うワイヤーが少なくなっていたので、適当な長さに切りためておく。以前も書いたが最初のころはケチってギリギリの長さに切っていたので、巻くのが大変だった。現在は長めに切っている。



今日も時間がとれたので、4本削る。左端の1本は昨晩削ったもの。右の白っぽい糸のリードはオビディオダンツィのケーンから作ったもので、あとの4本はいつも使っているケーンで厚めのものから作った。



今までよりも薄く削れるようにメーキングマシンの調整をしたので、作業の効率がよい。まぁ、効率がよいからといって良いリードができるわけではないのだが、何だかリード作りが上手くなったように錯覚してしまう。

まだ、音出しをしていないのでどんな出来になっているか分からないが、真ん中のリードは材質が少し固めだったのでクロウが少なく、たぶんあまり鳴らないだろう。材質が固めのものは削りのバランスが上手くいけばけっこう良いリードになるのだが、バランスよく削るのが難しい。たいていはなかなかクロウしないので薄く削り過ぎて、響きが少なく、音量が出ないリードになってしまう。もう少しカラー部分の幅を細くすることができれば、もしかすると固めの材質でもいけるのではないか、と頭の中は妄想でいっぱいである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マシン調整

2009年07月27日 | リード
今日は久しぶりにまとまった時間ができたので、組み立ててあったプッペから4本削った。先日、リードの師匠からお電話をいただいたとき、この間(昨年)メイキングマシーンの刃が少し出すぎていたようだから調整したほうがよい、と再度アドバイスをいただいた。たしか去年もそのアドバイスをいただき調整したとは思うのだが、再度調整することにした。

わずかに刃をひっこめて削りカスの様子をみる。今までよりも削りカスが細かくなった。ふと思いついて、今までよりも薄く削れるように調整してみることにした。同じオケの方につけてもらったマイクロメーターで、0.05㎜薄くなるように調整。

削ってみると、わずか0.05㎜といえども今までよりもかなり先端が薄く削れている。これならば先端の処理は今までよりも時間がかからなさそうだ。これまではポイントが厚めに残るようにしていたのだが、このごろは調整していく段階で予定よりも薄くなることが多かったので、このくらい薄くなっても大丈夫かもしれない。

それに伴って、削り順を少し変更してみた。リードの前半分がかなり薄くなるので、まず、リードの後ろ半分をおおざっぱに削って0.9㎜くらいにする。このあとはリードのセンターライン脇を削り、さらにその脇をカラーから先端に向かって削る。このあたりは今までと一緒だ。先端の処理は、最初から薄くなった分、軽くヤスリをかける程度に。それでも先端1㎜の幅はナイフで厚さが0.2㎜以下になるように削る。今までもよりもリードがクロウするまでの時間が早くなった。



今回は竿糸(ナイロン・黒)とコットン糸(赤)で巻いたものを2本ずつ削ったのだが、巻いた糸の差が顕著に現れたように思う。できるだけ削り方は一緒になるようにし、材料も材質が似たものを選んだ。結果、コットン糸の方が音が柔らかくなることが確認できたように思う。

竿糸(ナイロン)は以前からたぶんそうだと思っていたように、カーンという音というか、響きが明るく軽くなり、リードの抵抗が少なくなる。そのため、ちょっと削りすぎるとコントロールが難しくなり、音もぶら下がりやすくなる。竿糸で巻く場合は、もう少し厚めから調整していったほうがよいのかもしれない。

コットン糸は、音が柔らかくなる分、響きが少ないようにも感じ、息の入り方もちょっと重めに感じる。響きが少なくなるのは、削り方で調整できるかもしれない。どちらにしても、しばらくは今回調整したメーキングマシンで削ってみようと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする