バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

静岡バスーンアンサンブル演奏会2016開催間近

2016年05月20日 | 音楽
 バスーンアンサンブルの演奏会まであと一週間となった。合わせの練習は次の日曜日と当日のリハーサルのみ。個人練習は毎日続けているが、なかなか課題がクリアできない。あと一週間。どこまでできるか…。



静岡バスーンバスーンアンサンブル演奏会2016

平成28年5月28日(土)
開場17:30  開演18:00
掛川市美感ホールにて(掛川駅南口徒歩5分)
入場無料

プログラム

ユリウス・フチーク/雷鳴と電光
ユリウス・ヴァイセンボーン/ポルカ・トルコマーチ
ペーター・ヤンセン/四つのカリカチュア
アラン・ステフェンソン/ディヴェルティメント
S.プロコフィエフ/愉快なスケルッツォ
アラン・リドゥー/PIGS
ハイドン/交響曲「驚愕」より
アルネ・ルーニング/グロテスクマーチ
ライナー・ショットスタッド編/ハッピーバースディ
チャールズ・グノー/マリオネットマーチ
W.ショルダー/アイネクライネLackムジーク


 昨年は広報活動が後手に回ってしまい、来場者が非常に少なかったので、今回はあちらこちらでできるだけ宣伝をしているのだが、昨年より多く来ていただければ嬉しい。

 お近くにお住まいの方、ぜひ聴きにいらしてください!

 というわけで、このブログでは「おまけつき」宣伝をします。バスーンを吹かれている方で、このブログを見て来場していただいた方でご希望の方には、私謹製リード(メディール材・ブレード長26~27㎜、・全長55~56㎜・軽目))を進呈させていただきます! アンケートに「バスーンふぁんたじあを見た/リード希望」とお書きの上、住所・氏名を記入してください。現在手持ちがないため、演奏会終了後に作り始めますので、発送にはしばらくお待ちいただきたいと思います。

 このブログで、一人でもいらっしゃればいいな。    
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角とE2

2016年05月10日 | リード調整
 リードの角をどのくらいカットするかは、人それぞれで、市販のリードを見てもそれが分かる。私は、ほんのわずかにカットする。

 このカットの量が大きいと、抵抗は軽くなり、音色は明るくなる傾向にある。

 そこで以前から気になっていたのが、この角のカットがかなり極端に大きいリード。海外のサイトではだいぶ前から見かけるし、市販のリードでも見かけることが多くなった気がする。

 このごろリーガーの材料で、ブレード28㎜のリードを作っていたときに、それを試すことにしたのだが、そこで一つ分かったことがある。というか、私が知らなかっただけなのかもしれない。



 それは、E2の音程のぶら下がりが解消される場合がある、ということ。ふだんブレード28㎜のリードは作りなれていないので、少し削り過ぎてしまうと、すぐにE2がぶら下がってしまう。どうしようもないので、捨てようかと思ったが、捨てるなら試してみようと、大きく角をカットしたところ、E2のぶら下がりが解消した。何本か試してみて、成功する確率は1/2ぐらい。

 角を大きくカットすると音色も吹奏感も変わってしまうので、後戻りができない方法だが、最後の手段としてはありかもしれない、と考えている。これから試してみたいのは、カットの量とカットの角度でどんな違いが出るのかということ。

 そんなことを妄想していたおり、先日の「Quick Guide to Bassoon Reed Tuning」を読んでいると、高音域の発音をよくするために、この角をほんの少し大きめにカットするとよい(適当訳、たぶん)とあった。うーん、そうなのか。適当訳なので自信はないが、今度は自分用のリードで試してみようと思っている。しかしながら、もとには戻せない方法だけに、使えるリードで試すには勇気がいるな……。
    
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「Quick Guide to Bassoon Reed Tuning」

2016年05月06日 | リード調整
 先頃オーダーした「Quick Guide to Bassoon Reed Tuning」が、本日手元に届いた。



 さすがに英文なので細かいところは辞書を引いてみないと分からないが、最初にリード全般(リードデザイン、シェイプ、プロファイル等)についての基礎知識があり、続いてリードチューニングの方法が書かれている。

 リードチューニングについては、かなり詳細に記述されていて、基本的にリードがある程度吹ける状態にあることが前提になっている。また、ここで取り上げられているリードのスタイルはリードの根元から先端に向かって背骨のあるタイプで、その背骨とサイドの中間部分で細かい調整をするようだ。

 中音域(F2)から下については、主にリードの先端と根元部分で調整がなされている。中音域から高音域については、ハーモニクスで一つ一つの音を調整していく。そして、この調整箇所(削る箇所)の区分けが非常に細かい。うん、細かいな、これは。
    
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首の話とオーダー

2016年05月03日 | リード
昨日の首の太さの話の続きで、リードによる音色は、首(カラー部分)の太さと先端の幅の比率で異なるようだ。
首の太さと先端の幅の差が大きいほど、音色は明るくよく振動する感じがする。その逆に差が小さいと落ち着いた音色になる。なので、先日書いた内容に「首が太くなると音色は暗くなる」とあるが、それは先端の幅が同じ場合による。

 ところで、いつもリードを送っている知人からオーダーが入ったので、送るリードを選び最終調整する。



 とりあえず、メディールを9本とダンツィ1本を選ぶ。メディールは少しずつ調整をしたら良い感じになった。
気に入ってもらえればよいが。



 そしてこちらは、先頃のD3問題でストックからはずれたリードや、自分が使うには今一つなんだけれど捨てるには惜しいというリードたち。



 この中からも数本を選ぶ。



 2、3日乾燥させてから発送予定。
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昨日の練習とG2リード

2016年05月01日 | 日記
 昨日は、バスーンアンサンブルの練習。本番まであと1ヶ月となった。本番は立ちで演奏なので、本番と同じように立っての練習になった。午前10時からお弁当時間をはさんで午後4時までだったが、やはり立って吹くと疲れる。体力のなさを実感する。

 こちらは、これまで削りためたメディール等のリード。



メンバーのお二人に、吹けそうなものがあれば贈呈するよ、ということで、試奏してもらった。たぶん、お二人がいつも吹いているリードとタイプが違うのでどうだろうかと思ったが、お一人は1本、もうお一人は2本気に入ったものがあったようで、よかった。

 先月に組み立てたG2(ガーフィルドタイプ)シェイパーのリードも削り始めた。



 G2シェイパーの特徴はなんと言ってもその首の細さ。組み立てたときのチューブとブレードの境目あたりの径(上から見て)が7.6~7㎜とかなり細い。SHシェイパーだと8.5㎜、Foxの1番で8.4㎜ほどだ。

 この首の太さはリードの性格を決める割と重要な要素だと考えている。もちろん、ガウジングの厚さによって同じシェイパーでも変わってくるし、材の硬軟でも変わってくるので一概には言えないが、首が太いと息はよく入るが振動が減り音色はどちらかというと暗く(丸く)なる。細いとその逆でよく振動し明るい音色になるようだ。

 柔らかい材だと、首が細いと振動しすぎて音がバタバタとした感じになる。太いともっさりとした感じになり、明るくしようと薄めにするとEが下がりやすくなり、3オクターブ目が出にくくなる。

 固い材の場合は、首が太いと振動しにくくこもった感じの音になり、3オクターブ目がかなりきつくなる。なので、この場合は調整の途中であきらめることが多い。そして、細い場合、そうこれが今回G2を試している理由。もしかすると、硬めの材とG2シェイパーは相性がよいのではないか、と思ったのだ。

硬めで振動させにくい材も首が細いことで振動させやすくなるのではないか。いつも自分が使っているピゾニー材よりもダンツィの方が硬めなので、ダンツィケーンで試している。メディールでも試しているが、こちらはまだ材の傾向がよくつかめておらず、普通に作ると響きが貧弱になってしまうので、試しにG2で作ってみることにした。

 私の理想だと首の太さは8.1~2㎜なのだが、ちょうどそのくらいになるシェイパーを持っていない。ああ、特注で作りたい。
   
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