新しい楽器が来てから一週間が経った。その間、バスーンアンサンブルの練習で一回、市民オケの練習で一回、使用してみた。
バスーンアンサンブルでは概ね好評で、音程も合わせやすいし、音色も良さ気。市民オケでは、私が楽器を替えた事に気がついた人は木管の数名で、音色等の感想は聞いていない。合わせの回数が増えてきたら聞いてみよう。
バスーンアンサンブルのメンバーの方々が、新しい楽器を吹いてみたい、とおっしゃるのでそれぞれに吹いてもらった。やはり、というか当たり前というか、誰が吹いてもその人の音になる。ヤマハの音、というよりもその人の音。ピュヒナーもそうではあったけれど、どちらかというと、やっぱりピュヒナーの音だよね、っていう主張があった。ヤマハは楽器特性の音というより吹く人の個性が強く出てくるのかなぁ、という感じ。
ボーカルはヤマハのEで吹いてもらったのだが、自分のリードがまったく合わない、という方もいて吹きづらそうであった。これは楽器とリードの相性というよりも、ボーカルとリードの相性だろうと思う。そして、ヤマハは、リードとボーカルの相性が強く影響する楽器だろうか、という印象。
最初楽器が届いたとき、付属のCN1 のボーカルで吹いたのだが、私がピュヒナー(ボーカルもピュヒナー)に合わせて作ったリードでは、EやCis、下から三つ目のCまでも音が取れなくて全然吹けずに、だいぶあせった。ヘッケルのCC1も同じ状態。そこで手持ちのボーカルを全部出して、今のリードで音の取れるものを探したところ、先の二本(ヤマハCN!、ヘッケルCC1)以外は、程度の差はあれほぼ大丈夫だった。より安定して吹けるのはヤマハのEタイプとエペのAA、3オクターブ目が少しピッチが上にいってしまうけれど、ヤマハのPも吹奏感としては悪くない。前回書いたようにヘッケルのVCDE1も良い感じなのだが、差込み口が合わないので今回は除外した。
とりあえずは、現在作ってあるリードの合うボーカルヤマハE1とエペAA1の2本立てでいくつもり。ただ、ヤマハE1でFox2ブレード26㎜のリードだと、ピッチが全音域に渡って5~6セント高くなり、オケ用に作っているFox1ブレード27㎜のリードだとほぼびったりにくる。エペAA1だとFox2ブレード26㎜のリードでも大丈夫で、逆にFox1ブレード27㎜のリードだと少し低めにくる。なので、オケではヤマハE1とFox1ブレード27㎜のリード、アンサンブルではエペAA1とFox2ブレード26㎜のリード、という組み合わせでしばらく試してみたい。リードはボーカルに合わせるもの、と故田中先生がおっしゃていたことを実感した。

↑ Fox1ブレード27㎜のリード

↑ Fox2ブレード26㎜のリード
こうしてみると、このリード合わないなぁ、と思うときは楽器にリードが合っていないのではなく、ボーカルにリードが合ってないのかもしれない。また、ボーカルを選ぶときにこのボーカルは合わない、と思っても実はボーカルが楽器に合っていないのではなく、リードにボーカルが合っていない、という場合もあるだろう。
そうすると、まだ使用するリードの好みが安定していなくて、色々なリードを吹いている状態でボーカルを選びにいくと、そのときには良くても後にリードを変えたらあれ?という感じになることもあると思う。
今のところ手元にはピュヒナーに合わせて作ったリードしかないので、その中で吹きやすいリードを探して使うしかない。これからは、どのボーカルを使い、どんなリードを作っていくか、試行錯誤の楽しみが増えた。







































