バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

拭き収め

2011年12月30日 | 日記
今年は、充実した音楽ライフだった。

中でも一番の出来事は、木管五重奏をはじめられたこと。何かのイベントなどで木管五重奏を組むことはあっても、同じメンバーで続けて活動できることはバスーンを吹き始めてから初めてだ。しかも、メンバーのみなさんは大変に腕達者な方々なので、この1年でだいぶ鍛えられたと思う。来年も楽しく、そして良い音楽を目指して続けていきたい。

そして2番目は、新しいオーケストラに入団したこと。地元に戻ってからずっと同じ市民オケで活動していたが、新しい仲間との出会いを求めて(実際は、家から一番近い市民オケだったからなのだが)飛びこんでみた。同じ市民オケとはいえ、目指している方向も違い、オケの音色も違う。棒がおりてから音の出るタイミングの違いや、各セクションでの音のまとまりかたも違うので、とても新鮮だった。チャイコの1番では、大太鼓デビューをさせてもらったことも、とても勉強になった。なにより、同じバスーンパートのお二人が良い方で、しかも私なんかより格段に上手なので、これもよい刺激になっている。

また、これは順番はつけられないが、丸材からのリード製作に挑戦し始めたことは、リード作りを始めてからの大きな一歩だと思う。しかし、深い森の中に一歩足を踏み入れてしまったとも言えるので、ここからが大変だということを肝に命じておきたい。

来年の活動目標は、前述の木管五重奏を続けていくことと、よりよいリードを目指して作り続けること、そして、念願だったバスーン・アンサンブルを始めること。これにオケの活動が加わって、自分大丈夫か? という状態だが、やりたいことをやれるときにやらなければもうやるときはない、そんな年齢にもなってきたので、前に進むだけだ。

今日は、楽器の拭き収め。



細かいほこりを取り、金属部分を磨いてから楽器にしまう。楽器の拭き始め予定は、1月3日の夜。それまで音楽はOFF。

リード作りをしている机の上も片づける。リード作り再開は…、いつになるやら。1月の二週目くらいからはぼちぼち再開できればよいのだが。



ブログも今年はこれが書き納め。

今年も一年間、こんな稚拙なブログをお読みいただきありがとうございました。

また来年もよろしくお願い致します。

どうぞ良いお年をお迎えください。
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デュオとリードとフィギュアと

2011年12月28日 | 日記
先週末は、久しぶりにM 氏とバスーンデュオ三昧。やはりこの方とが一番音が合う。吹いていて楽しい。今は所属オケが別々になってしまったが、10年以上同じ市民オケで吹いてきたし、デュオもたくさんやってきた。来年からは、この方を含め5人でバスーン・アンサンブルを始める。メンバーの予定を合わせるのも大変だが、とても楽しみだ。

昨日、知人からリードの依頼があったので、作りおきの中から数本を選び再調整した。



知人にはダンツィケーンで作っている。作りおきなので、作った時期が異なりシェイパーも削りもばらばらで吹奏感に統一感がないのが申し訳ない。早速本日送ったので明日には到着するだろう。



あいかわらずフィギュアにはまっていてなかなか抜け出せない。








これらドラゴンボールのシリーズはとても良い。迫力もあるし、造形も細かい。

そして、こちらはボツリードの荒海を乗り越えて進むサウザンド・サニー号。私も、負けるな!

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今日の一本

2011年12月21日 | リード
今月上旬に組み立てたリードの糸巻きをする。



これらのリードを削るのは来年になりそうだ。

久しぶりにリードを削る。これは8月頃に組み立てたもので、材はピゾニー、シェイパーはシャロウタイプ。硬度計を入手する以前のものなので、硬さは分からないが、削った感じは硬すぎず柔すぎず良さそうだ。

いつも削り始めは、ブレード仕上がり寸法+1㎜27㎜でカットしている。メイキングマシンをかけるときに、先端が繊維ごともっていかれてほんの少しだが欠けてしまうことがあるのと、最初から先端を削り過ぎてしまわないようにそうしている。幅は調整前は15.5㎜ほど。



これをクロウするところまでおおまかに下削りをする。たぶん少し厚めのリードを使っている人ならこの27㎜でもいけるのではないかと思う。下削りが終わったところで26㎜にカットし、幅を14.5㎜に調整。



ここからは、厚さを測りながら削っていく。途中、どうもナイフの切れ味が悪いようなので刃を研ぐ。この刃研ぎはなかなか上手くならない。要研鑽。少し重めの感じのクロウがしたところでストップして、後は楽器を吹きながら調整する。

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ボーカル吹き比べとリング磨耗

2011年12月18日 | ボーカル
久しぶりに違うボーカルを吹いてみた。

1年ほど前からヘッケルのVCCE1(洋銀)を使っているが、今日吹いてみたのはその以前に使っていたVCDE1(真鍮)と、BD1。BD1は、音も柔らかく鳴りもよいが息がたくさん持っていかれるのと3オクターブ目のGが舞い上がってしまうのが難点。VCDE1は、VCCE1に比べると楽に鳴るし、3オクターブもかなり楽だ。

VCCEは、手持ちのCC ほど音の厚みと抵抗感はないが、オケで吹くときはVCDE1より他の楽器と合わせやすい。しかし、このごろ木管五重奏をやっていると、もっと繊細なppや軽やかさやソロのときの艶やかさが欲しいと思い、違うボーカルを試したくなった。今度の練習で使って様子をみてみよう。

このごろ気がついたのだが、ストラップのフックを掛けるリングが磨耗していた。



金属なのですぐにプツっといくことはないと思うが、とりあえず上下を反対にして対処することにした。





来年調整に出したときに見てもらって必要があれば交換してもらおう。
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年内の本番終了

2011年12月14日 | 日記
先の日曜日は、第九の本番。3、4楽章のみ。今回は2ndなので、3楽章の出だしが勝負どころだった。ここは、緊張もせずに吹けたのでよかったが、途中、妙に緊張してしまった。そういうときは決まって息を吸うことができていないので、息を吸え、息を吸えと自分に言い聞かせる。じゅうぶんに息が吸えると、落ち着いてくるのが分かる。

それにしても、4楽章で合唱が入ってくると音の渦の中にいるようで、幸せな気分になる。

これで年内の本番はすべて終わった。ぼちぼち、リード作りもやっていこう。

リードといえば、秋口ころに調整をしたものはこのところいま一つの調子だ。どれも微妙に重くなり、振動しくくなってきた。少しずつ削って調整し直しているが、加減が難しい。

これからの季節、冷えている練習場の場合、部屋や楽器が暖まってくるまでピッチが低くて大変なことが多くなってくるので、以前作ってみた少しチューブが短いリードと、先端の幅を通常より0.5㎜狭くしたものを試してみたいと思う。
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