バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

今日の作業(4.03.30)

2022年03月31日 | リード組み立て
リーガー1aシェイパーで10本組み立てる。
メディール材5本とラボーロ材5本。このラボーロ材は丸材からのものではなく、以前試しに購入したGPケーン。ラボーロのGPケーンは、ガウジングもプロファイルもリーガー材ほど薄くない。ただ、丸材から自分用に仕上げたケーンとは、同じようなリードに仕上がらないので、ときどき実験用に使用している。



上の写真のクリップ付きのものは、先端の折ったところが少し切り離れてしまったので、クリップで止めたもの。ほっておくといびつな形のままその型がついてしまう。完全に切り離れてしまうものはめったにないが、そんなときにも、手元にクリップがあると便利。完全に切り離れてしまってなければ、ゼムクリップでもOK。



 
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シェイパー考3

2022年03月28日 | リード
このところ、リード製作意欲が落ちないので、暇をみて自分用以外のリードも数種類のシェイパーを試しながら作っている。



こちらは、自分用のリード10本(Fox1×5、Foxkk×5)とメディール材20本(Fox2×10、fox1×5、foxkk×5)。



以前、アンサンブルの友人用にFox2リーガー材でリードを作っていたのだが、なかなか安定して出来なくて、一応レシピは作ったものの、途中で投げ出した形になっていたのが気になり、再チャレンジ。



前回は、やわらかめのリーガー材で、先端の厚みを残すためにブレードを28㎜にして、あまり削らずにワイヤー調整を主にして調整していた。今回は、堅すぎないメディール材を使い、シェイパーは同じくF2でブレードを26.5㎜にして作り、先端の厚みを残したまま音が暴れないようにウィング部分を薄くしてみた。私とは息の圧も全然違うので、私にとっては重すぎるくらいのところで調整して、2本試しにお渡ししたところ、そのうち1本は好みジャスト、もう1本はもう少し軽く(音のエッジを取りたい)したいということだった。

それなら、プッペを少し作っておこうと思い、先のFox2×10となる。

現在、県外の知人1名とアンサンブルのメンバー3名が私のリードを使ってくれているが、それぞれ材料やシェイパーが異なる。自分用のリードもそれらと異なるので、5種類あることになる。と言っても、1種類以外は基本組み立て方や削り(調整)やほぼ同じ。

自分用のリードは、ラボーロ材を丸材から加工したもので、シェイパーはFoxKKがメインで最近Fox1のものも試しはじめた。

県外の知人さんは、私がリード作りを始めブログを書き始めて少し経ったころにリード製作の依頼があり、モニター兼ということで年に十数本送っている。この方のリードは、シェイパーはFoxKK、材料はダンツィで作っていたが、このところはメディール材に変更した。削り方と最終的な調整は自分用と同じにしている。

アンサンブルのAさんは、最近ブログに書いたように、その方の使っていた市販のリードを参考にしたもので、リーガー材、シェイパーはリーガーの1a、メイキングマシンもリーガー。この方のリードだけ、製作手順が異なり、ワイヤーも普段使っているものと違うものを使用する。

Bさんは、上記のFox2メディール材で再挑戦中。

Cさんは、市販のリードを使っていたがどうも調子が良くなさそうで、ほぼ押しつける格好で私のリードを渡してみたところ、今のところ調子がいいです、とのこと。この方にはマダムギース材、シェイパーはFoxSHのリード。この方は、まだ好みのリードが定まっていないようなので、今後変更の可能性あり。本人は自分でリードを作ってみたいとのことで、最近練習の前後でリード作りを一緒にして、前回自分で組んだプッペをメーキングにかけ、一応音が出るところまで進んだ。

このときは、リーガー材、Fox1で組んだが、メディール材、リーガー1aで組んだ方が良いような気がしてきた。ギース材でも良さそうだが、自分で作るとなると材料が入手しやすいほうがよいだろう。ギース材は、アンサンブルのメンバーでリード自作している方を通してギースから直接購入していて、オーダーしてから届くまでに時間がかかる。それと本人がFoxSHのシェイパーを入手したいと思ったときに、入手方法が面倒くさい。直接アメリカのフォックスにメールオーダーし、代金は銀行から送金ということになり、オーダーから納品まで4カ月以上かかる。リーガー1aのシェイパーなら入手は難しくない。

リーガーのシェイパーといえば、フォールドタイプ(ケーンを二つ折りにして型に合わせる)なのだが、私はこれが苦手だ。それと、当然ながらプロファイルド前のケーンには使用できない。以前にも少し触れたが、他社からリーガー1aをコピーしたストレートシェイパー(ケーンを折らずに型がとれる)が出ている。私が知っている限りだと、リーズンスタッフとミラー。どちらもコピーなので、オリジナルとは多少異なるとのこと。サイズもリーズンとミラーでは異なり、リーズンの方が少し細めか。おそらく前者はフォールドタイプのシェイパーでとったケーンを元にし、後者はリーガーで販売しているシェイパー済みのケーンを元にしているのではなかろうか。

リーガーの1aで作ると、どの材料でもそこそこに仕上がるような気がしていて、ストレートシェイパーを購入しようかどうか迷う。

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続・シェイパー考

2022年03月22日 | リード
このところ、改めて手持ちのシェイパーでリードを作ってみているが、自分用に合わせやすいのは、常用のFoxKKとFox1の2種類。これまであまり使っていなかったFox1が案外と良く、先に作った5本に加えて追加作成中。




吹奏感としては、Foxkkよりも首が太い分息が入りやすく、音色も柔らかく少し暗め。オケで吹くにはFoxKKよりも良いかもしれない。

Fox2も5本作ってみたが、自分用にいつもと同じように作ってしまうとE2やCisがぶら下がりやすくなってしまう。少し厚めにつくればよいのかもしれないが、それだと私の体力がついていかない。なので、少々形をリフォーミングする。ブレード27㎜を26~26.5㎜にして、先端の幅を狭くし、カラーから上8㎜くらいまでも少し細くする。形としてはいわゆるMechlerスタイルに近くなる。音色も落ち着いているし、低音も吹きやすいのでオケの2番を吹くにはよいかも。



先日、ネットでダンツィのシェイパーを見つけたので思わず購入してしまった。レギュラーとワイドがあり、レギュラーの方。



しかし、私が想像していたのはもう少し細いもので、よく調べてみるとダンツィケーンのシェイパーの型は何種類かあり、私が持っていたケーンの型は、製品にはなっていない。今後の製品化に期待する。サイズ的にはFox2に近く、違いはカーブラインを持たないストレートラインで構成されていること。これはこれでよしとするか。
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