バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

まだまだ加工中

2023年04月26日 | リード
2021年に購入したラボーロの丸材を数日に分けてかまぼこ材(ガウジング済ケーン)まで加工した。




色の悪いものが多く半分ほど廃棄したが、結果265枚のかまぼこ材になる。硬度は、0.16~0.20のケーンが117枚、そのうちよく使う0.17~0.19が84枚。

色の悪いケーンだと何が悪いのか、というと実のところよく分からない。というのも、組み立てる前(ガウジング前)に捨ててしまっているので、実際にリードにして使い比べたことがないからなのだが。うーん、今度試しに作ってみようか。

ちなみに、色の悪い(どちらかというと暗めの色)ケーンの色が、水に浸し乾かすを繰り返してその色に変化があるかを試したが、水の濁りは続くものの、大した変化はなかった。なお、乾いているときのケーンの色はそこまで濃くないので、乾燥した状態でケーンを選り分けるのはパッと見では難しい。写真下が乾燥した状態、上が浸水状態。




後日、昨年購入したチャンカヤ丸材の残りを加工。ただいま乾燥中なので数日したら硬度を計測する。



ここ最近の作業としては、オケ用に作っているFox1シェイパーのリードプッペを10本作成。



ここのところ、オケ用はFox1シェイパー/エペFFボーカル、バスーンアンサンブル用はリーズンFB2/ヘッケルVCDE1(ゴールドブラス)で安定している。木管五重奏用はバスーンアンサンブル用と同じか、材料をドナティに変更したもので試行中。

こちらは、オケ用に試しに作ったドナティ材でのFox1リード。




ラボーロ材と同じ感覚で削ってしまうと削りすぎになるので、その加減が難しい。

その他、クリーニングスワブを新調したり、




桐箱でリードケースを作ったりしている。





クリーニングスワブは、ボーカル用と、1枚でテナージョイントもブーツジョイントでも使用可能な大きなタイプ。この大きなスワブは、テナージョイントに「詰まらせない」ように引き抜けない大きさになっている優れもの。材質も以前のものよりも吸水性が良くなっているそうな。

桐箱は、友人が教えてくれたサイトで見つたもの。少しサンドペーパー等で手を入れて、蝶番を付け、リードリボンを両面テープで貼っただけ。作業時間は1時間ほど。慣れれば30分程度か。材料費は、1500円程度。全部で5箱あり、二箱完成したので残りはまた後日にでも作ろう。

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3 コメント

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Unknown (ゆうかり)
2023-11-20 17:17:34
初めまして、アマチュアでファゴットをふいている者です。
いつもブログを拝見しています。
過去の記事にコメント失礼します。
差し支えなければでよいのですが、桐箱はどちらで購入したのか教えて頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
Unknown (バスふぁん)
2023-11-21 08:27:56
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
桐箱は、次のサイトで購入しました。

株式会社 箱長
https://hakocho.handcrafted.jp/items/35292670

価格は以前から改定されているかもしれません。
Unknown (ゆうかり)
2023-11-22 07:53:14
早速ありがとうございます。参考にさせていただきます。

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