バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

ベベリング

2012年09月25日 | リード組み立て
知人用のダンツィのケーンを組み立てる。



今回は、ベベリング(面取り)の量を変更してみた。今まではチューブ部分カラーからお尻までを毛筋一本ほどナイフで取る程度。それを、第二ワイヤーからお尻にかけて少し多めに取るようにした。

変更した理由は、ダンツィケーンNをそのまま組むとお尻部分が上手く丸くならず隙間ができやすいため。マンドレルを換えるとか、他にも方法はあると思うが今回はベベリングの量で調整してみている。

もう一つの理由は、ベベリングの量と取り方でリードの反応が変わることを、いつもお世話になりっぱなしのリードアドヴァイザー、老哲様から教えていただいたため。

そういえば、以前からシェイパーの形状で裾が広いものも多く、何故こんなに広い必要があるのだろうか、と疑問に思っていた。なるほど、ベベリングの量を多くとるためにその幅が必要だったのか、と気がついた。自分が使っているシャロウタイプのシェイパーは裾が狭く、ベベリングを多く取るには不向きなようだ。これも、老哲様からいただいた資料によれば、シャロウ氏のベベリングは毛筋一本ほどナイフでとる、という方法であるから、裾の幅は狭くなっているのであろう。

今度自分用には、Fox2番のシェイパーを使ったGPSケーンで、ベベリングの量を変更してその反応の違いを試してみよう。
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アンサンブル三昧

2012年09月15日 | 日記
今秋は、アンサンブルの本番が続き練習は大変だが、とても楽しみだ。

今月は、19日に午前・午後のダブルヘッダーで木管五重奏のミニ・コンサート。
10月28日は、バスーン・カルテットで室内楽の発表会に参加。
11月10日は、Kオケの室内楽コンサートで、バスーン・トリオ、木管五重奏、木管セクションによる椿姫の三団体で参加。
11月11日は、静岡AOIホール主催の「アマチュア室内楽の日」に木管五重奏で参加。
11月24日は、一緒に木管五重奏をやっているホルン奏者の方のカフェで月一回開催される「クラッシクカフェ」にバスーン・デュオで出演させていただく。

この他、年内のオケの本番は、Kオケで10月と11月に市内の学校での音楽教室。

できるだけ練習日が重ならないように調整しているが、どうしても重なってしまうところが出てきてしまう。また、通年で練習している木管五重奏以外は、本番までの合わせの回数が少ないので、個人練習をみっちりやって吹けない箇所をなくしておかないといけない。

それと、いつも調子の良いリードが手元にあるようにしなくては。

これだけ本番が続いて大丈夫か? 自分。と思うが、今はボーカルをエペに替えて楽器を吹くのが楽しくしょうがない、このまま楽しい気分で音楽三昧の秋を過ごしたい。
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糸巻き

2012年09月13日 | リード組み立て
先週組み立てたダンツィケーンのリードの糸巻きをする。



これまで使っていた色がなくなったので、違う色の糸で巻いた。種類はこれまでと同じ編み物用のコットン糸。太めなので巻く回数が少なくてすむ。

今回組み立てたケーンはダンツィの「ナロウ」、幅のせまいタイプ。いつもはこれにもう一度シャロウタイプのシェイパーをあてるのだが、先端の幅と首あたりの幅はそんなに変わりがなく、シェイパーをあてなおすとかえって左右が揃わずに微妙にズレることもあり、今回はそのまま組み立ててみた。

ただ、シャロウタイプよりもチューブ側の先端の幅が広く、組み立て用のマンドレルでは少し細すぎ、上下の合わせの部分がきちんと丸くならない。これにリーマーをかけるので大丈夫だと思うが、少し気になる。これを解消するためには、もう少し太めのマンドレルを用意するか、やはりシェイパーをかけなおすか、あとは面取り(ベベリング)を少し多めにするか、の三択になりそう。リーマーをかけてから、次回に検討しみよう。

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刃交換

2012年09月06日 | 日記
プロファイラーを購入してからまだ一度も刃研ぎをしてなく、そろそろしなくては思いつつもほったらかしになっていた。このところプロファイルに時間がかかるのもおそらく刃を研いでいないせいだと思い、やっと交換することに。

刃を取り外してみると、予想以上に刃こぼれがひどい。これでは上手く削れないわけだ。



リーガー社のマシンはメイキングとプロファイラーは同じ刃を使用しているので互換がきく。以前メイキングマシン用に購入した替え刃を取り付けることに。





交換したあとは、刃の出具合を調整しながら、以前ガウジングをかけてプロファイルをしていなかったピゾニーケーンの残りを削っていく。




おお。これはいい。必要以上に力を入れなくても削れていく。最近、1枚プロファイルすのに5分近くかかっていたのが、3分程度に短縮された。もっと早くに換えるべきだった。



今日は14枚のGPSケーンが完成。



あとは、ダンツィケーンを7枚組み立てた。



マシンの刃は自分で研ぐことができればよいのだが、今回も楽器店に送って研いでもらうことにした。メイキングマシンの刃も取り外し、2枚研いでもらうことにする。近いうちにガウジングマシンの刃を研ぎに出さねば。
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再調整

2012年09月05日 | 日記


「もうすでに……、削りすぎちゃいましたけどねーっ! ヨーホホホ! 」

…。

以前から削りためてあった使えそうなリード数十本を、新しいボーカルに合わせて再調整している。2~3年前のものもあり、今と形も削り方も違っていたりするが、厚さを残してあったものは何とか調整できそうだ。ぎりぎりまで削ってあったリードは、調整のしようがなくボツリードになったものも十数本ある。



削り方も音や吹奏感の好みも変わっていくので、やはり、そのときによいと思ったリードは大事に取っておきすぎないで、そのときに使っていくのがよいようだ。
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