今年も残すところ一日。
今年を振り返ってみると、この何年かでは作ったリード本数が一番少なかったような気がする。春から夏にかけてやんちゃな新メンバーが大暴れだったことと、夏から年末にかけてメインの楽器が手元になかったことで、リード製作の時間がないのと、メインの楽器で最終調整はしたかったことが主な原因か。
また、プロファイラーの設定を変更したことと、メイキングマシンの刃を自分で研ぐようになったことで、なかなか良いリードができず苦戦した。
プロファイラーは、今月に入ってからもう一度設定を微調整した。そのケーンで組んだリードは、今日糸巻きをしたので、削ってみるのは時間がとれそうな来月二週目以降になりそう。メイキングマシンの刃は、どうも平行に研げていなかったようで、左右が均等に削れずにいた。こちらも何回か研ぎ直して、何とか均等に削れるようになった。
リードの設定は、以前から少しずつ変更してきているが、今年変更した主なところは、第2ワイヤーの位置。
だいぶ以前に、カラーから12㎜に決めてきたが、この1年は、ブレードを27㎜に変更したことに伴い11㎜に変更していた。
この第2ワイヤーは、リード作りにおいては重要なところで、位置、ワイヤーの太さ、ワイヤーの締め具合、立てるか寝かすか、おそらくリード製作をされている方にとっては様々なこだわりがあるところだろう。
位置については、「この第2ワイヤーの位置がリードのピッチを決定する(ブレードの長さが同じ場合)」とする解説書もある。また、私の感想でいえば、カラーからの距離が近いと音はまとまり(悪く言うとつまった感じ)、距離が遠くなると音が響いた(悪く言うとひらいた音)感じになる。また、距離が近いと第3オクターブ目がとりやすくなるが、低音はピッチが上ずりやすく、距離が遠いと、低音はピッチが取りやすいが第3オクターブ目がとりにくくなる(個人的感想)。
このところ第3オクーブのC~Eが低めになりすぎて、どうがんばってもなかなか良いところに落ち着かないので、現在使っているリードを試しに数本、第2ワイヤーの位置を変更してみた。
巻いてあるワイヤーを取っ払い、カラーから10㎜の位置に新しいワイヤーを巻いた。
結果としては、以前より音がとりやすくなった(低音は少しつまった感じになったが)ので、現在使用中のリードはすべて第2ワイヤーを交換し、新しく組んだプッペは最初から10㎜の位置に変更した。
思い起こしてみれば、リード作りを始めた当初は、ブレード26㎜で、第2ワイヤーの位置はカラーから14㎜だった。途中、1㎜単位で位置を変えたリードを数本ずつ作り吹き比べをした結果12㎜に落ち着いていた。
吹き方や好み、ブレードの長さ、チューブの長さ、削り方、色々な要素のバランスの上のことなので、これが正しい、ということではないので、しばらくはこの設定で試してみることにした。
そういえば、そろそろかなと思っていたら、ブログを開始して丸十年記念が過ぎてしまい、十一年目に突入していた。記事更新もたまにになってしまっているが、ぽつぽつと続けていこう。
訪問してくださる皆さま、記事の中にはしょうもないものも多々あるかと存じますが、来年もお付き合いくださいませ。
それでは、良いお年を。
今年を振り返ってみると、この何年かでは作ったリード本数が一番少なかったような気がする。春から夏にかけてやんちゃな新メンバーが大暴れだったことと、夏から年末にかけてメインの楽器が手元になかったことで、リード製作の時間がないのと、メインの楽器で最終調整はしたかったことが主な原因か。
また、プロファイラーの設定を変更したことと、メイキングマシンの刃を自分で研ぐようになったことで、なかなか良いリードができず苦戦した。
プロファイラーは、今月に入ってからもう一度設定を微調整した。そのケーンで組んだリードは、今日糸巻きをしたので、削ってみるのは時間がとれそうな来月二週目以降になりそう。メイキングマシンの刃は、どうも平行に研げていなかったようで、左右が均等に削れずにいた。こちらも何回か研ぎ直して、何とか均等に削れるようになった。
リードの設定は、以前から少しずつ変更してきているが、今年変更した主なところは、第2ワイヤーの位置。
だいぶ以前に、カラーから12㎜に決めてきたが、この1年は、ブレードを27㎜に変更したことに伴い11㎜に変更していた。
この第2ワイヤーは、リード作りにおいては重要なところで、位置、ワイヤーの太さ、ワイヤーの締め具合、立てるか寝かすか、おそらくリード製作をされている方にとっては様々なこだわりがあるところだろう。
位置については、「この第2ワイヤーの位置がリードのピッチを決定する(ブレードの長さが同じ場合)」とする解説書もある。また、私の感想でいえば、カラーからの距離が近いと音はまとまり(悪く言うとつまった感じ)、距離が遠くなると音が響いた(悪く言うとひらいた音)感じになる。また、距離が近いと第3オクターブ目がとりやすくなるが、低音はピッチが上ずりやすく、距離が遠いと、低音はピッチが取りやすいが第3オクターブ目がとりにくくなる(個人的感想)。
このところ第3オクーブのC~Eが低めになりすぎて、どうがんばってもなかなか良いところに落ち着かないので、現在使っているリードを試しに数本、第2ワイヤーの位置を変更してみた。
巻いてあるワイヤーを取っ払い、カラーから10㎜の位置に新しいワイヤーを巻いた。
結果としては、以前より音がとりやすくなった(低音は少しつまった感じになったが)ので、現在使用中のリードはすべて第2ワイヤーを交換し、新しく組んだプッペは最初から10㎜の位置に変更した。
思い起こしてみれば、リード作りを始めた当初は、ブレード26㎜で、第2ワイヤーの位置はカラーから14㎜だった。途中、1㎜単位で位置を変えたリードを数本ずつ作り吹き比べをした結果12㎜に落ち着いていた。
吹き方や好み、ブレードの長さ、チューブの長さ、削り方、色々な要素のバランスの上のことなので、これが正しい、ということではないので、しばらくはこの設定で試してみることにした。
そういえば、そろそろかなと思っていたら、ブログを開始して丸十年記念が過ぎてしまい、十一年目に突入していた。記事更新もたまにになってしまっているが、ぽつぽつと続けていこう。
訪問してくださる皆さま、記事の中にはしょうもないものも多々あるかと存じますが、来年もお付き合いくださいませ。
それでは、良いお年を。