バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

アンサンブル

2011年09月27日 | 日記
このところ何かと忙しく、なかなかGPSケーンを作ることができない。来月になれば少し時間ができそうなので、まとめて作業をしたい。とりあえずRDGとギースのGPSケーンを多めに作っておきたいところだ。この二つは材質が似ているような感じがするので、同じように削って仕上げることができそう。

忙しいといえば、この秋は室内楽の曲が多い。木管五重奏は先日に午前午後とダブルヘッダーで介護施設などでのミニコンサートを皮切りに、10月、11月と室内楽の演奏会に参加させていただく。曲目はニールセンの木管五重奏の1楽章。1楽章だけなのだが、これがなかなか難しい。それぞれに上手な方ばかりなのだが(私はついていくのがやっと…)、まだお互いに探り合っていて、音楽の流れがピタッと一つにならない。まだ結成して1年も経っていないので、時間をかけて良いアンサンブルをつくっていきたい。

そして、Kオケでは11月に室内楽コンサートを開くのだが、団員がそれぞれにグループを作ってエントリーする。私は二つのグループに参加させていただく予定だったが、編成の都合などで三つのグループに参加することになってしまった。一つはバスーン・トリオ。定番のワイセンボーンのトリオを二曲。二つめは、ベートーヴェンの七重奏曲から抜粋で3曲。三つ目はブラームスのハイドンバリエーションの木管九重奏版から抜粋で数曲。

これだけ曲数が多くなってくると、オケの曲(眠れる森の美女、シェエラザード、年末の第九)も重なって個人練習が大変だ。それよりも大変なのが、メンバーの予定を合わせての練習だ。それぞれの予定を合わせるが難しい。それぞれの曲で合わせは2~3回しかできない。うーん、大丈夫だろうか…。一週間のうちに入れ代わり立ち代わり練習があるので、いつが何の練習だったかわけがわからなくなってくる。

まぁしかし、これだけアンサンブルまみれになることも滅多にないことなので、存分に楽しみたい。
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硬度計到着

2011年09月21日 | GPS
リーズンスタッフから硬度計が到着した。オーダーから約一週間での納品となった。



外箱を開けると中には硬度計の入った箱とリーズンスタッフのカタログが。



取り出してみる。



うーん、どうやって使うのだろうか。ドイツ語と英語の説明書が入っているが、何となくでしか分からない。後でしっかり訳すことにして、とりあえずスイッチをオンにして使ってみることに。

適当にいじってみたら何となく使い方が分かってきた。
まずは、一番上のレバーを上げてケーンをはさみ、ダイアルを「0」にセット。



そして下にあるレバーを、



右から左へ回す。



こうするとケーンをはさむ器具に一定の力が加わり、ケーンがどのくらいへこんだかが数値で表される。



これはRDGのケーンで、-0.21㎜へこんだということ。ダンツィのケーンを測ってみると-0.15㎜となるので、へこみが少ない分材料が硬いということになる。

測定した後は、こんな痕が残る。



これは二ヶ所で測ってみたので二つ点がある。

測定の仕方が分かったので、改めて説明書を読んでみると、ほぼそのままの使い方のようだ。

測定のときの注意として、いつも同じポイントで計ること(一番よいのは両端の部分)とある。さらに部屋の温度と湿度が同じならばなおよいと書いてある。また、レバーが左にある状態(力が加わった状態)でケーンを動かしたり、上のレバーを動かしてはいけないとある。

これからは、GPSケーンの状態で測定し、数値によって何種類かに分類し、それらを作り比べてみて、自分にとって一番合う硬さを見つけたい。
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厚さ変更

2011年09月17日 | リード
先月から組み立てていたRDG、ピゾニー、ギース各種ケーンのリードをぼちぼち削り始める。



やはり同じ種類でも硬さがまちまちで、硬すぎるものはうまくない。なかなかクロウせずにやっとクロウした時点ではすでに削りすぎている。やはり硬度計は必要だ。すでにリーズンスタッフから発送したとの連絡を受けているので、来週か遅くても再来週には手元に届くだろう。

最近、どうもあまり上手くクロウさせることができずにいて、夏の暑さと湿気のせいかとも思っていたが、どうやらそうではなく、慎重に削りすぎているためかハートの部分が以前よりも厚く残っていることが原因のようだ。

そこで仕上げの厚さを少し変更し、先端は0.15㎜、先端から3㎜のところで0.45㎜前後、7㎜のところで0.6~0.65㎜、11㎜のところで0.7~0.75㎜、ブレード根元は以前と同じ0.9㎜を目安に削ることにした。



以前よりもクロウしやすくなったが、削り過ぎとの境くらいなのでへたをすると使い物にならずに即ボツ。また、削りたてのときはリードが閉じやすく高音域は吹きにくくなりやすい。

しばらくは、これで試してみよう。
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続・硬度計

2011年09月15日 | リード
数日間悩んだ結果、リーズンスタッフの硬度計を購入することにした。

ガウジングマシン、プロファイラーと購入し、丸材からリードを作ることに決めたのだから、できることは徹底してやってみようと思う。

そこまでやる必要があるのか? という迷いはいつもある。アマチュア奏者だし、そんなに上手いというわけでもないし、ましてリード製作を仕事にしようなんて思ってもいないし、時間が有り余っているわけでもないし、お小遣いもそんなにたくさんあるわけでもない。

しかし、自分のリードで演奏したいという夢は昔からもっている。自分で作ったリードでいい音で演奏できればこんなに楽しいことはない。そして、将来、自分が楽器を吹けなくなったとき、まだ自分がリードを作っていて、そのリードを使ってくれる人がいるならば、それはどんなに嬉しいことだろうか。

なんて、仰々しいことを書いてみたが、硬度計があれば少しでも良いリードを作ることができそうな気がして、購入をしてしまっただけだ。

それに、丸材から作り始めてみて、その作業にとられる時間の多さが分かった。それを組み立てて削るときに、これは材料が硬いからだめだとか柔らかいからだめだとかでは、時間がもったいないだけだ。やはり一定して成果をあげるためには、材料の選別が必須だと思う。
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硬度計

2011年09月13日 | 日記
先日知人に送ったリードは概ね使えそうということで一安心。ただ、おまけとして送ったダンツィとは違う材料で作ったリードは吹奏感が異なり吹けない、ということだった。

材のメーカーによる違いは、どういった傾向の材を選別しているか、という違いだと思う。柔らかめか硬めか、繊維が詰まっているかどうかなど、特にGPSケーンの場合は選別を重ねてくるので、丸材よりもメーカーの特徴が際立ってくるのだろう。

どこのメーカーのGPSケーンを購入しても材質に多少のバラつきはある。それでもダンツィのGPSケーンはバラつきが少ないように思う。それは選別がしっかり行われているからなのだろうと考える。

やはり材料の選別は必須だ。丸材から作るようになり、ガウジング後の選別はし始めたが、もう一つ必要な選別がある。それは「硬さ」による選別。

やはりプッペから削り始めて気になるのは、一本一本の硬さの違い。硬さに応じた削り方ができればよいが、それほどの腕はないし、ある程度傾向の同じリードを作ることも難しくなる。

こうなってくると硬度計が欲しい。硬度計、けっこう高いのよね。国内の専門店で購入すると8万円(デジタル)ほど。直接メーカーにオーダーすれば、ユーロ安の今なら送料込みで5~6万円ほどか。うーん、どうしよう。
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