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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

TEAM AQUA PHOTONICS Ⅱ

2018年02月21日 | 研究
2016年から始まった法光寺のハスを復活させる「白華山復活プロジェクト」。
そして同じく2016年から取り組んできた水生植物に人工光を照射して
生育や機能性を増加させる「水中植物工場」。
このように同時期に水を扱う研究を開始したためチームの温室には
水槽や浄化装置、水槽用クーラーなど水に関係した装置がずいぶん増えてきました。
そこでTEAM FLORAならぬTEAM AQUA PHOTONICSと自らを呼んでいました。
しかし水中植物工場は昨年の秋に京都大学で開催された研究発表で受賞したことから
まずは一段落と考え、研究はひとまず終了となりました。
また白華山復活プロジェクトはハスの研究でもあり
本家の草花班に引き継いでもらうことになりました。
それなのに2年生がまたまた温室に水槽を並べ始めています。
それもとんでもない数。まるで水族館でも始める勢いです。
新生 TEAM AQUA PHOTONICS Ⅱ の誕生の予感がします。
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大型水耕温室!!

2018年02月21日 | 環境システム科
名農には水耕栽培用の温室が2棟あります。
ひとつは学校設定科目「起業チャレンジ」で
環境システム科の3年生が主に使う実験水耕温室。
これは実験という名がついているとおり、
生徒が自由にいじって実験をするための贅沢な施設です。
もうひとつはこの写真に写っている本格的な生産用水耕温室。
名農の数ある温室の中でも一番大きな施設で、
今でもレタスなどの野菜が元気育っています。
その大型水耕温室にずらりと長テーブルを並べたのは
なんとチームフローラフォトニクス。
いつも順化温室をベースキャンプにしているので
この大型水耕温室で研究することはありませんが
今回はなんだか今までにない動きをしています。
ちょっと気になりませんか。
だんだんご紹介していきたいと思います。

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サンパチェンス越冬失敗

2018年02月20日 | 研究
昨年の秋までいろいろな水辺で水質浄化と
水上ガーデニングに大活躍したバイオエンジン。
本来ならば寒さに弱いため
とっくに枯れているはずですが、
10数鉢を草花斑の加温できる温室に置かせてもらい
越冬できるか試していました。
すると温室の地面部分に置いたものは
やはり冷気がたまるので生育がよくありません。
さらに温室の暖房の不調なのか
すべてのサンパチェンスが残念ながら枯れてしまいました。
外気は氷点下5℃以下の南部町。
越冬は難しかったようです。
それに比べ屋外に放置しているクリスマスローズは
この寒さの中でも生きています。
生物の多様性を実感する風景です。

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兄弟チーム!

2018年02月20日 | 環境システム科
環境システム科3年生の4人が
何やらコンピュータに向かっています。
でもこの人数構成はチームフローラとは違います。
実は京都大学と連携しながら雪国向きLED信号機の
開発に当たっているチームレッドシグナルズなのです。
そもそもヨーグルトのふたからヒントを得て
形状の特徴を活かして雪が付着しにくいLED信号機が
開発できないかと提案したのは2015年のチームフローラでした。
それが京都大学の目に留まり、
連携しながら開発に取り組むことになったのは
マスコミにより全国に紹介されたのでご存知の方も多いと思います。
しかしチームフローラは植物系の研究チームだったため
本格的に研究を行うレッドシグナルズが翌年結成されたのです。
まさにフローラの弟分。
ところが最初に提案したフローラのメンバーは昨年卒業。
あとを引き継いだ後輩たちも今や3年生。
3月1日には卒業式を迎えます。
そんな彼らの研究の成果を2月26日に
青森市で発表することになりました。
この様子は、その発表データをコンピュータで制作している様子です。
初の晴れ舞台。頑張ってほしいものです。
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人工イクラ?

2018年02月19日 | 研究
さてこの白いものは何でしょう。
白いネットに入っているので
真っ白でよく分からないと思いますが
実は白いイクラのようなものなのです。
このイクラの中に入っているのが
先日紹介した「硝化菌」という微生物です。
ご存知の方はもうお分かりだと思いますが
チームが開発した水質浄化システム「バイオエンジン」の
心臓部にあたるものなのです。
先日、みんなで作ってみましたが
難しくないので誰でも簡単にできました。
たまにはこんな実験も楽しいものです。
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