goo blog サービス終了のお知らせ 

花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

環境緑化の日?

2017年05月26日 | 学校
今日は名久井農業高校の「環境緑化の日」。
全校生徒で校地の清掃を行い、その後、地元に飛び出して
出身地区の駅などの施設に花を飾るという名物イベントです。
これはかつて環境緑化に取り組んだ名農が
その功労が認められ総理大臣賞を
受賞したことをきっかけに始まりました。
かつては毎年ツツジを植樹するなどの活動をしたものですが
今では間引き作業が必要なぐらい大きく育っています。
この様子は毎年、新聞やテレビで紹介されます!
もし新聞に掲載されたらぜひご覧ください。
さてこの可愛いフラワースタンドをご覧ください。
嬉しいことに園芸科学科が職員玄関に設置してくれたものです。
まだ植えたばかりですが植物が大きく育つと
素敵なウェルカムフラワーになるはず。
これからが楽しみです。
コメント

白いりんご

2017年05月26日 | 研究
チームフローラフォトニクスは今年で結成9年目。
さまざまな研究に取り組んできましたが
なんといっても最も有名になったのは
一番最初に成果をあげた「白いりんご」ではないでしょうか。
当時、アップルガールズと名乗るりんご農家の女生徒たちが取組み
真っ白のりんごを育て、驚いたのを今でも覚えています。
彼女たちは白いりんごを従来の赤と組み合わせて
「祝福」のメッセージとして使ってもらいたいという
画期的な提案をしました!
もちろん黄と白、緑と白という爽やかな組み合わせも可能です。
その名も「メッセージアップル」。
「想いを届けるデザインと技術」というキャッチフレーズは
今も忘れることはできません。
このような食べ物とデザインというユニークな提案は一躍注目され、
朝日新聞の天声人語に校名とともに紹介されるなど、
いろいろなメディアで紹介されました。
しかし欠点もありました。
皮が薄くなるので皮を剥かなくても食べられるという長所の反面
輸送時に傷がつきやすくなるのです。
また調査では甘さが抑えられ、さっぱりした爽やかな甘さで
若者には人気ですが、濃厚な甘さを好む大人の方には
どうしてももの足りないのです。
さらにここ数年は気温が高く、白ではなく黄色になるのです。
そんな理由から普及せず、現在はチームフローラが
ほそぼそと実験しているだけです。
そんな白いりんごが本日、日本テレビの番組
「超問!真実か?ウソか?」に久々に登場します。
夜7時からの番組なのでぜひご覧下さい。
コメント

センターコート!

2017年05月25日 | 学校
ここがどこかわかりますか。
名久井農業高校の中庭です。
最近の卒業生ならともかく、昔、名農で学んだ先輩方が
芝になっている中庭を見たらきっと驚かれるでしょう。
というのは何十年も前はこの中庭はソフトテニスのコートでした。
毎日、放課後はテニスをする生徒で賑わっていたものです!
改修工事などがきっかけでしょうか、
現在はこのように芝を植えられ中庭になりました。
でも考えてみると今はなき中庭のテニスコートは
360度から立ち見できるまるでウインブルドンの
センターコートのようなコートだったことに気がつきました。
もし夏に球技大会があり、ソフトテニスが種目にあったら
大いに盛り上がったことでしょう。
さてこのところ夏日を超える日がたびたびありますが
明日は京都大学の教授がいらっしゃり
LED信号機の研究が行われることになっています。
夏日に冬を思って研究に取り組む。
すこし涼しく感じられるといいのですが・・・。

コメント

光は人も育てる!

2017年05月25日 | 研究
さてチームがここ数年取り組んでいるフローラジュニアプロジェクト。
希望する1年生に課題研究の面白さを伝えようと
学科を超えて行う人材育成プロジェクトです。
今年も純粋に研究好きなだったり、
将来大学を目指している1年生5名が2組に分かれ参加しています。
そんな1年生の一組が先日、2年生の指導を受け
とうとう研究をスタートさせました!
「1年生なので絶対成功させなければならない」という使命感と
1年生であっても「今まで誰も取り組んでいないもの」という
チームのこだわりがあるため、テーマ決めは意外と難しいものです。
いろいろ検討した結果、今年もチームが得意とする
光と植物の関係を探るテーマとしました。
いったいどんな結果がでるのかハラハラの1年が始まりました。
コメント

サラダふき again!

2017年05月24日 | 研究
今春卒業されたチームの先輩が完成させたサラダふき。
昨年、京都大学で開催されたコンテストで
グランプリを受賞したとてもユニークな研究です。
それもそのはず、山菜のふきを生食しようというアイデア。
今までありそうでなかった食べ方なのです。
ポイントは茎だけを遮光するという栽培法。
先輩はオガクズやモミガラを成長に応じて足しながら
葉のすぐ下まで遮光し、生食を拒んでいた
シュウ酸の含有量をトマト以下まで低減させたのです。
さて今年はもっと食べてもらおうと2年生が
同じ方法で栽培に挑戦しています。
すでにテレビ関係者も興味を示しており
うまくいくとみなさんにもご紹介できるかもしれません!
期待して見守りたいと思います。
コメント