主役交代

気温が下がり始めると、夏草が枯れ始めます。
すると今まで気がつかなかった植物が顔を出してきます。
丸で囲んだものがそれ。ヘレボルスです。
右側の葉の大きなものはオリエンタリスという種類。
白、紫、緑など華やかな花を温室では2月、
青森の露地では4月に咲かせます。
一般にクリスマスローズと呼ばれるのはこの花で、
10数年前に大ブームを引き起こしたことで有名です。
左側のものは葉が少し小ぶり。これがニゲルと呼ばれる原種です。
実は正式にはこの花がクリスマスローズ。
先ほどのオリエンタリスは、海外ではクリスマスローズではなく
レンテンローズなどと呼ばれています。ややこしい話です。
ニゲルはちゃんと12月のクリスマス時期に咲きます。
花色は純白だけ。艶やかな色も素敵ですが
本当にきれいなのはこの純白。ぜひご覧になっていただきたいものです。
北風が吹き始め、クリスマスローズの季節となりました。

誰が彼女をこう変えた

水の国際大会に出場してきた２人です。
この日取り組んでいたのはスピーチ練習。
実は明日行われる大会で、自分たちの活動について１分間スピーチがあるのです。
2人で分担して30秒ずつスピーチするそうですが、昔のように焦っていません。
それはなぜでしょう。答えはひとつ。国際大会での経験です。
高校生ではなく大人の方、日本語ではなく英語、日本ではなくスウェーデン。
あまりの緊張で心身ともにガチガチになった壮絶な夏が、
間違いなく彼女たちを強くしたようです。
またどれぐらいの時間があれば覚えられるのかなど
経験から身につけた感覚も大きな武器になっていると思われます。
さて明日は朝7時代の新幹線で東京大手町へと向かいます。
選手もスタッフも国際大会と同じ。久しぶりの参戦です。
どんな会場なのかまったく想像できませんが
今度は肩の力を抜いて、楽しんで発表してきて欲しいものです。

シルエット

日が暮れるのが早くなりました。
これは17時のグラウンドですが、
まだ夕方なのにご覧の通り。
ブルーモーメントのきれいな青から
もうブルーブラックに変わっています。
そんな空を背景に右側に名久井岳が見えます。
そしてわずかな灯りは運動部の部室と
遠くに見えるアーチェリーレンジです。
さすがは古豪アーチェリー部。
この秋、良い成績をあげているだけあって
気温は下がっていますが
練習には熱が入っているようです。