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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

記念樹は北欧生まれ

2018年10月25日 | 研究
何かの思い出を残すために記念樹を植えることがあります。
今年チームはストックホルム青少年水大賞で準グランプリを受賞しました。
これは記念樹を植える価値があると考えたチームは
先日、今まで本拠地として使っていた馴化温室脇の大鉢にこんな樹木を植えました。
これはリンゴンベリーという草丈40cmぐらいの低木樹。
夏に開花し、秋に真っ赤な小さな実が着くかわいいベリー類です。
なぜこの樹種にしたかといえば、ストックホルムで
毎日のように肉などの付け合わせとして食べたから。
また北欧や北米が原産で、冬の厳しい寒さにも耐えられるので
北国青森でも育ってくれると思ったからです。
この赤い甘酸っぱいジャムはあまり日本では見かけませんが
スカンジナビア料理には欠かせない定番食材。
ブルーベリーの大鉢の並びに植えたので
いつか後輩たちが見つけてジャムにして食べてくれれば嬉しく思います。
現在、チームは国際大会の報告書を製作中ですが
その中でチームを代表して渡航した2人は厳しい練習が辛かったと書いています。
また指導してくださった先生も彼らが期待に応えてくれるので
あえて厳しく指導したとも書かれています。
折れそうな心を互いに励まし合って乗り切った最後のフローラメンバー。
将来、大きな壁にぶつかったらぜひここを訪れて
リンゴンベリーから力をもらって欲しいと思います。
「くじけない心」。
リンゴンベリーの花言葉です。
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親はなくとも子芋は育つ

2018年10月25日 | 研究
今年4月、チームは人財育成プロジェクトに基づき「フローラJr.」を募集。
すると2人の1年生が手をあげてくれました。
最初は青少年水大賞のお手伝いをしてもらいながら
里芋の研究にも挑戦してもらおうと活動を始めましたが
水研究がだんだん忙しくなり、いつの間にか里芋はほったらかし。
しかし親が世話しなくても芋は育つもので
気がついたら立派に実っているではありませんか。
そこで先週、久しぶりにJr.を招集し、里芋の収穫を行いました。
とはいっても実験用だったので露地ではなく大鉢に植えられています。
やはり掘ってみると窮屈であまり大きく育っていません。
でも調べてみるとこの品種は「石川早生」という名で
小ぶりで丸いのが特徴であり、これでいいというのがわかりました。
5株掘って約40〜50個の子いもや孫いもを収穫。
二人のJr.は喜んで家に持ち帰ってくれました。
どんな料理で食べたのか、お味もあとで聞いてみたいと思います。
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