外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

高値と安値

2012-07-11 23:42:41 | ビジネス
今日の日経夕刊によれば、魚の価格が世界的に値上がりしているそうです。

カツオ、シラスの卸値は前年比二倍、アナゴも3割高ということです。
したがって、魚っ食いの私としては影響大…

この背景には、欧米でも新興国でも健康志向が高まり、魚の需要がグローバルに伸びていることがあります。

近未来のお寿司屋さんには、握りは玉子、巻き物はカッパ、かんぴょう、お新香、、そして太巻きぐらいしかないという事態になるかも…
(><)

そうなる前に、今のうちに、食べたいお寿司を気の合う仲間たちと食べまくりたいと考えています
(^^)v

--------

さて、高値を更新し続けるものもあれば、安値を更新し続けるものもあります。

例えば、野村證券の株価。
今日の終値は276円。
この5年間で約80%も値下がりしてしまいました。

確かに、様々な三面記事にも野村證券の名前が登場しましたから、株価の低迷は仕方がないのかもしれません。
しかし、我が国の証券業界、そして投資銀行業務を牽引してきた野村證券の苦しむ姿は、日本の産業界の不振、そのままだと私には思えてしまいます。

これは、実に悲しいことです。

---------

振り返れば、欧米の大手投資銀行に互角に戦う可能性を秘めていた日本の金融機関は、日本興業銀行と野村證券であったろうと思います。

バブル経済の崩壊で、日本の金融業界は予想もしない展開となっています。
しかし、古今東西、政府系金融機関が幅を利かす国家に、ろくな国はありません。

また、郵貯や多くの邦銀が国債引受機関のようになっている現在の姿は、異常です。

野村證券には、世界をまたにかけて頑張ってもらいたいと私は思うのです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする