外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

五輪、テロリズム、そして銀行

2012-07-27 23:02:56 | 大学野球
ロンドン五輪が始まります。

サッカー男女のジャパンの快勝で、日本のスポーツ・ファンの熱気が一気に高まりました。

各種目の日本代表選手が持てる力を存分に発揮してくれるよう、みんなで応援いたしましょう。

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ただ、野球好きの私としては、ちょっと寂しい五輪という気持ちが偽らざるところ。
もし、若手プロ、社会人、大学生あたりから選抜されたヤング・ジャパンがロンドンに乗り込んでいたならば、二倍も三倍も、胸が高鳴っていたことでしょう。
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ロンドン五輪に対する私の最大の不安は、テロの勃発です。

全世界が注目する中で、国家の威信を懸けた戦いが繰り広げられるのが五輪。
政治的主張を世界に向けて暴力的に表現しようとするテロリストにとって、五輪会場ほどふさわしい場所はありません。

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私が高校二年生であった1972年(昭和47年)に開催されたミュンヘン五輪。

松平監督率いる男子バレーボールが、大古・横田・森田を軸に据えた最強チームで金メダルを獲得し、バレーボール部員であった私は驚喜乱舞した大会でした。
しかし、そこでテロが起きました。

バレスチナ・ゲリラが選手村を襲撃し、イスラエル選手団11名が射殺されるという大変な事態となったのです。

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最近の銀行業界を揺るがした事件の一つに、英銀大手のHSBCを舞台にする国際的なマネーロンダリング。
その資金の中継ポイントの中に、我が国の北陸地方の名門地方銀行まで登場しました。

私の知る外国銀行では、非上場法人の普通預金口座を開設する時に、取締役全員と株主全員の身分証明書を取り、海外と国内の反社会的勢力の疑惑者リストと照合します。
口座開設後も、年に一度、身分証明書を取り直して、同じ点検を行います。

この点検が遅延した場合は、融資取引はもちろん、送金取引やクレジットカード利用までも強制的に止めるという、実に厳しいルールを設けています。

やりすぎだろうと思う方が少なくないと思いますが、それが世界の銀行の標準。
そこまでやらなくてもいいだろうと少しばかり油断した日本の地銀が、海外の反社会的勢力に現実に狙われたのです。

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日本ならば、地方銀行クラスが、海外から狙われやすいと思います。

なぜならば、メガバンクは、それなりに堅固なマネロン対策を講じています。
かたや、信金・信組などの中小金融機関では、大きな金額を動かすと目立ってしまいます。

したがって、それなりの金額の資金を動かしながらも、マネロンへの意識、そして監視システムの構築が今一つという地方銀行が、格好の標的となるわけです。

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ロンドン五輪については、メダル獲得競争よりも、テロを防ぎきって閉会式を迎えて欲しいというのが、私の本音です。

Comments (2)
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