全トヨタ労働組合(ATU)

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AKK 吉田地位保全等裁判は

2014年08月07日 20時07分23秒 | Weblog
8月5日(火)午後3時から、アイシン機工吉田さんの裁判が名古屋地裁でありました。
 
 8月1日(金)に進行協議が行われた時の確認がされました。10月10日(金)にスタットボルト仮締めの実証実験をすることになりました。ヘットカバーは会社が準備をする。白手袋とゴム手袋、そしてスタットボルトは双方で新品を持ち寄ることになりました。実証する人は、会社側から経験者一人と原告本人です。
 はたから見ている者にとっては、スタットボルトの仮締めは簡単なように見えるものです。経験者である作業者に再現させることは、あまり本質がわからないと思います。裁判官自らが最低でも1時間は作業を連続して検証すべきです。

 アイシン機工は、後付けで右手は完治していたとか、ほかに疾病者はいないとか反論しているが、仕事で怪我をしたことは何よりも本人が証人であり、労災申請に会社も積極的に関与していたのですから、原告の救済にあたるべきだったのです。たとえ高裁に上がったとしても、国側は労災でない証拠として何を主張するのでしょうか。ボタンのかけ違いをしてしまったアイシン機工は、非を認め補助参加「控訴」を取り下げるべきです。
 いつまでも揉めていては、地域からも汚名をつけられることになるだけに、社長が変わり新体制となった経営陣は英断をすべきです。と同時に親企業であるアイシン精機は解決のために責任を持つべきです。
コメント (12)
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