アイシン機工社員の吉田祐二さんが名古屋地裁に提訴
5月24日(木)、原告吉田祐二さんが代理人弁護士5人を立てて、名古屋地方裁判所に被告アイシン機工株式会社(以下アイシン機工と称す)に対し「労働契約上の権利を有する地位にあることを確認する」訴訟を起こしました。
請求の原因に、原告は業務上負傷したものであるが、被告は、原告がいまだ療養中であったにもかかわらず、2011年11月5日、休職期間が満了したとして原告を自然退職扱いで解雇した。本訴訟は、原告が、被告が行った上記解雇の無効を訴えて原告の労働者としての地位の確認を求めるとともに、被告に対し、債務不履行又は不法行為にもとずく損害賠償の支払いを求めるものです。
訴状を提出後、支援者とともに司法クラブで記者会見を行いました。代理人弁護士の中谷弁護士から訴訟説明を行い、全トヨタ労働組合の若月委員長が、団体交渉をとおして問題解決を図ろうとしたが、被告側はかたくなになり応じる姿勢を示さなかったために、今回の経緯に至ったことを訴えました。最後に原告の吉田さんから、職場に戻ってやらなければならないことがある、職場の仲間のためにも、何としても裁判で勝って戻りたい。と心境を語りました。
皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。尚、先に提訴している労働災害不支給決定取り消し裁判の日程は、6月12日(火)午前10時から名古屋地裁1103号です。傍聴は誰でも出来ますのでこちらもご支援よろしくお願いいたします。
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