全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

第3回トヨタ連続労働講座のお知らせ

2009年06月10日 22時26分20秒 | サポート市民の会
公開講座です。
誰でも参加できます。


『愛知製鋼は久保さんを正規雇用せよ!』

と き:6月13日(土)14時~16時

ところ:労働会館(JR・名鉄・地下鉄金山駅下車)
    愛知県名古屋市熱田区沢下町9-7 
会費:300円(失業者無料)

*元気な愛知から失業者製造県へ……スイッチを入れたのはトヨタだ!

トヨタはため込んだ儲けをどこに隠したのでしょうか。車が売れなくなると
途端に非正規社員から無慈悲に解雇しています。
その影響は、まわりまわって消費者の将来不安となってトヨタに逆襲する。
波紋は急速に、正規社員の賃金引き下げ、リストラに続く。
“買い替えなどとてもとても”という意識が広がる。
今、進行中の経済崩壊の幕を開いたのは労働者の購買力を奪ったトヨタだ。

*愛知製鋼は見せしめ差別をやめろ!

派遣労働者久保さんは、トヨタのグループ企業である愛知製鋼の
鍛造職場で長年にわたって、社員と同様に働き続けてきました。
派遣法によれば1年以上(2004年4月からは3年)継続して
同一職場で働いてきた久保さんを愛知製鋼は社員採用する義務がある。
久保さんは、所属する「名古屋ふれあいユニオン」の仲間と愛知労働局を訪ねた。
労働局はこの明らかな法律違反に対して「直接雇用が望ましい」と指導を行った。
(朝日新聞2月26日付) 

ところが、愛知製鋼は局の指導を無視して、派遣元会社・(株)「セキ」に対して
久保さんを愛知製鋼への派遣から排除することを要求した。
「セキ」も愛知製鋼の意をくんで久保さんを自社内の廃棄物処理の仕事に
配置転換し、賃金を大幅に切り下げた。
(現在、賃金は回復されている)久保さんは「名古屋ふれあいユニオン」とともに
労働委員会でたたかいをはじめました。久保さんのような事例はかなり増えてきています。

*講座に参加していただき、久保さんの話を直接に聞いて、たたかいの応援おねがいします!

主 催:ATUサポート市民の会(連絡先:名古屋市中村区名駅南2-11-43日商ビル2F

NPOステ-ション (℡ 052-581-8785)

協賛:NPO愛知働くもののいのちと健康を守るセンター、女性ユニオン名古屋
愛知連帯ユニオン、名古屋ふれあいユニオン、笹島日雇労働組合
全トヨタ労働組合、ジャーナリスト会議東海、管理職ユニオン東海、東海労動弁護団
フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会 (5月5日現在 順不動)            

愛知製鋼とは……国産自動車を開発していた豊田喜一郎が1934年
豊田自動織機製作所(現、豊田自動織機)内に「製鋼部」を設けたことが
愛知製鋼の始まり。国産にこだわった喜一郎の技術者魂は自動車向けの
特殊鋼を巨費を投じて自ら作るなど徹底していた。
現在、同社が進める生産工程の革新はトヨタ生産方式の基礎となる
無駄をなくす思想と重なる。 (朝日新聞4月12日から)
コメント (4)
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