アメトリンの日々

ちょっとした空想話です。^^

人の思念の温かさ

2016年08月07日 18時30分03秒 | 日記

 ここのところ、ちょっとまた世界が進んだように思うのですが、近辺の雰囲気が違います。この現象は面白いなといつも思います。

ところで、大天使ミカエルにお願い事や守護を頼むのは私にとってほとんど日常的になっているのすが、ちょっと、ミカエルに頼んだことについて書いてみようかなと思います。

その日は真冬で寒かったのですが、たくさん買い物をして、大きな荷物を持っていました。

うっかり乗る予定のバスを逃して、歩いて帰ることになりました。

わりと家まで近い距離だし、いい運動になるかなと軽い気持ちで丘の上の住宅街を通る近道を歩いてみます。

歩き始めると、思ったよりも距離を感じて、辺りが暗いように感じました。タクシーを拾おうと思いましたが、こんな静かな道をタイミングよくタクシーが通ってくれるわけもありません。

距離的には近いので、がんばって歩こうかなと思いました。

辺りは暗く、住宅街は静かで、人の気配も感じられません。この辺りはたまに空き巣が入るのだと、聞いたことがあって、そのような人たちも出没するのかなと思っていました。

大天使ミカエルなどの光の存在にお願いすると、偶然が重なるとか、タイミングが合うとかの出来事が起こったりしますが、その時も、そういうことが起こりました。

その時はミカエルに、怖い思いをしないで、安全にスムーズに家に帰れるようにしてくださいと頼んだのです。

後ろから、自転車を押しながら坂を上がってくる二つの影が見えました。30代くらいの父親と小学生くらいの男の子で、お父さんは、私を追い越して一定の距離を保ったところを自転車を押しながら進み始めました。

子供さんのほうは、自転車を押す力が弱いのか、お父さんほど速くありません。私の少し後ろをずっと歩く格好になりました。

お父さんと息子さんの丁度間に距離を取りながら私が歩く格好になったのですが、先を行っているお父さんは、時々、後ろを振りかえりながら、自分の進む速度を抑えて、息子さんの様子を見ています。

そのついでのような感じだと思うのですが、大きな荷物を持って、ひとりで暗い道を歩いている私のほうも、気づかわしそうに見守ってくれるように感じました。

途中で、親子が住宅街に入っいく道に曲がって、姿が見えなくなりました。そうすると、これまで感じなかった闇の深さと風の冷たさが急に、身に迫ってくるように感じられました。

まるで、風よけが目の前から急に取り除けられて感じで、こんなに寒かったかなと思いました。

さりげなく、見守ってくれている親子のお父さんの思念や存在がなくなっただけで、これはもう、まったく違う道を歩いているようだと思いました。

しかし、もうその時点で家まではほんの少しの距離で、無事に家に着くことができました。

人のエネルギーや思念というのは結構強力で、温かみのある思念やその反対の思念もあります。

その人をことを気遣ったり、想ったりすることは、結構強力なサポートになったりするのです。