今日はくもっています。
ところで、固定概念というか、自分の中で決まっているイメージを持っているひとが大半だと思いますが、私もその部分はありました。
例えば、最近の研究で、ティラノザウルスは全身羽毛のような毛に覆われていたという説が主流になってきたようですが、これで、私の中のティラノザウルスのイメージは更新されて新しくなって、最新の画像の姿が、そのイメージに定着しました。
世界では、アメリカのトランプ大統領のイメージが、時間の経過とともに本来の姿に近づいてきたというか、最初の泡まつ候補に過ぎなかった軽薄な成功したビジネスマンであるという、マスコミが刷り込みたかったイメージが覆されて、世界の人々の認識は新しく更新されながら、アメリカという大国を背負いながら、世界の、名前ばかりの組織や機能不全のような旧態依然とした国際的な枠組みを壊すというような、立派な役割をしているひとという感じに変わってきました。
アメリカのトランプさんが大統領にならなかったら、日本はまともにその影響を受ける一番の国になっていたかもしれませんが、日本は、トランプさんのおかげで厄払いができた格好になりました。
経済の分野でも、国の安全面でも日本では、大国に抵抗したり勝利することは、できなかったと思いました。
アメリカの、副大統領のペンスさんは、大国に対して強硬な姿勢をしていますが、トランプさんよりもまた潔癖で、黒と白の境目がはっきりとしているこのひとは、トランプ大統領というクッションがあるおかげで、まだ、アメリカの外国への対応がソフトになっているという、真実とイメージが、まわりの他の国にみえてくると思いました。
トランプさんにしかできない付き合いというのは、世界ではたくさんありますが、外国との関係も、トランプさんにまかせたほうが、穏便にすむところがありました。
プーチンさんのイメージも、このところ変わってきていると思いますが、この間の中東の問題でもわかるように、強面の冷たいイメージから遠い、冷静で穏やかな調停役になれるのだということが、更新されたイメージとして、新しくひとびとの意識にはいるのかなと思いました。
トランプさんは、ホワイトハウスをはじめ、アメリカの政府機関に新聞の2紙を置くことをやめたようですが、年間の節約と、フェイクニュースが多い記事を載せる新聞を、しめ出したのだといっていました。
マスコミのイメージも新しく更新され続けていますが、アメリカを筆頭に、今では日本でも欧州でもマスコミの権威は失墜して、フェイクニュースという言葉に、人々は普通にあるものとして慣れていきました。
アメリカの大統領であるトランプさんが先導して、主にアメリカのマスコミのウソを暴いていきましたが、トランプさんのツイッターの日本語訳が見れるサイトがあるので、これを読んでいると面白いと思いました。
これから、わるいひとたちは弱っていくのですが、全体的に、まるで布のほころびのように、いろんな要素がからまって、あれよあれよという間に、勢力が衰退していくだろうと、思いました。
最近、イメージが浮かんだのですが、東京の地下鉄や、鉄道は地図にすると難解で、カラフルな色に分けられた路線は一度見ただけでは覚えられないような、複雑さをしています。
前にテレビで、立体の模型で、鉄道ファンのひとが作った東京の鉄道と地下鉄の路線を色分けして、地下鉄はチューブでつくっていたのですが、どの路線がどこの鉄道会社かわかりやすくて、どこの駅とつながっているかとかが、蟻の巣の中を横からみるようにして、見えている状態でした。
世界でおこるできごともプーチンさんには同じように見えていて、どこの路線が色分けできているように、これはどこの色の勢力がかかわっていて、どこの駅とつながっているというところが、ほかのひとには見えなくても、プーチンさんにはまるで立体で表示された地下鉄の模型の地図のように、わかりやすく、いつもわかって、みえているのだろうと、思ったのでした。
だから、いつも的が外れない助言やアドバイスができるし、ツボを心得ているというか、それを活かした調停役もなんなくできるのだろうと思ったのでした。