アメトリンの日々

ちょっとした空想話です。^^

感覚を楽しむ曲

2015年07月30日 09時22分21秒 | 日記

パロサントの浄化力を楽しんでいましたが、この木の浄化力はいつも即効性があるので助かりまます。(パロサントは猫には有害なので注意が必要です。)

ところで、昔からしばらく聞いていないとなぜか無性に聞きたくなる人の歌というのがあって、スガシカオさんの「アシンメトリー」やイエローモンキーさんの曲なのですが、お二人の曲を聞くと意識を簡単に変えられるというか、その世界に入り込んでいるので一種のバリアーを体の周りに張っているような感じになります。

スガシカオさんの曲のほうは、特急で変性意識に入り込むというか、すぐにぼわわんとその世界に入り込めます。

ちょっと軽く酔ったような感覚になりますが、とても心地よい酔いです。

イエモンさんの曲は、おもしろい言葉遊びのような曲が多いと私は思ったのですが、言葉や歌詞の意味を無意識に辿っているうちに、脳みそが活性化されるというか、まぜっかえされるような感覚になってチャクラやおでこ全体がものすごく反応しだします。

このイエモンさんの曲を聴くと、何かわからないですが不足している栄養素のようなものを再びチャージしているような感覚になります。

何か吸引力があるような曲というのがたまにあるのですが、印象的な映画などでもそうですが、観たり聴いたりした後には前の意識と変わっているなと感じれるところが面白いです。

平行の現実の中を瞬時に移動しているとよくサルーサさんなどのチャネリングメッセージの中に出てきますが、こういう感覚なのかなと思います。


















パロサントの浄化力

2015年07月27日 11時15分57秒 | 日記
 
白檀の香木の浄化力に感激しておりましたが、同じ木で浄化が出来るパロサントの木というものがありました。

ネットで検索するとパロサントについての詳しい情報が知れると思いますが、浄化力がすごいらしい。と言うことだけ知っておりました。

一年ほど前に少し興味をもってネットで購入してみたのですが、枝のような木片の香りを嗅いでみて、あまりピンとくるものがなかったのでそのまま放置しておりました。

最近になって、そういえば前にパロサントの木片を買ったなあということを思い出しました。

早速パロサントをカンナで少し削ってみます。クンクンと香りを嗅いでみると新鮮な濃い香りがしました。

ちょと歯磨き粉のような香りがしますがイヤな香りではありません。この香りが体の中に入っていくと浄化されているのが感じられましたので、今度は白檀と同じように火を着けて煙を出してみます。

そうすると、ちょっと、これはすごいではないですか。と一瞬戸惑うほどの浄化力が感じられました。

煙や香りが体の中に入ると、体の振動が始まって、エネルギーが体の中をぐるぐると動いているのがわかります。あんまりエネルギーが活性化されるのでしばらくそのまま座ったままで動けなくなりました。

このエネルギーがじわじわと踊るように移動している状態というのはかなり気持ちのよいことなのですが、パロサントの浄化力に驚いていました。

パロサントの効果の説明で邪気のような悪いものを追い払うということが書かれていますが、白檀も邪気払いに使えますが白檀の場合は邪気が駆け足で逃げて行く感じだとしたら、パロサントの場合は猛ダッシュで逃げていくような感覚がありました。

パロサントの効果として、意識や思考のクリアリングが出来るというか、この煙を嗅いだ後は思考がかなりクリアになって、香りを嗅ぐ前と意識が違うようになっているのがわかります。

早い話が周波数や波動が上がる状態といいますか、雑音を受け付けなくなる状態に近い感じになって状態的にはかなり快適になります。

パロサントの煙の香りは独特で、服などにかなり付きやすいですが、部屋の浄化をした後も、残り香がしばらくありました。

最近は二種類一緒に燃やして香木の白檀の香りを楽しみながらこのパロサントの浄化力も楽しんでおります。

ちなみに火を着けて煙を浴びたほうが人も部屋も空間も浄化が出来ると感じましたが、火を着けて燃やさなくてもかなり浄化の力は感じました。

パロサントの木片をカッターやカンナで削ったものを玄関や部屋に置いても香りが感じられる間は浄化の効果も感じられます。

この香りは削りたてのかつお節と一緒でしばらくすると香りが飛んでしまいますので、なるべく新鮮な削りたての物のほうが浄化の効果が期待できると思います。

パロサントの木はオイルの成分が多くて燃えやすいので、火を着ける場合は少し注意した方がよいと思います。


浄化が出来ると言う点で最近あらためて感じたのが太陽の浄化力なのですが、日焼けや熱中症にならないように注意するのも大事だと思うのですが、最近の強い直射日光を15分ほど背中全体や後頭部に浴びていると、かなり強めに体の中まで浄化されているのを感じました。

この状態でいると汗がだらだらと出てきますが、浄化されているのでかなり気持ちがいいです。肩こりや肩の軋みも取れてしまいます。

水分の補給をしながら太陽の浄化力を楽しむのもてっとり早い浄化方法なのだなと思いました。


パロサントの浄化力なのですが、何度も試していると最初の時の様な強い浄化の感じは薄れて、この木の浄化の感覚に慣れたというか、エネルギーが体の中で移動する感覚は薄れてきました。

またしばらく時間を置いて使ったら感じられる感覚なのかなと思います。


ネットの情報で知ったのですが、パロサントの香木には猫にとって有害な成分が含まれているということでした。

エッセンシャルオイルが猫に有害なのは有名な話ですが、パロサントを使う場合も猫を飼われている家庭などで使う場合は十分注意してあげたほうがよいと思います。


最近気づいたのですが、販売されているお店や製品によっては薬品臭がすごいパロサントがあることがわかりました。

このパロサントを嗅いだり燃やすと、なぜか喉がイガイガするなと思ったのですが、防腐剤のような薬品臭がするのでぬるま湯に台所用洗剤を少し溶かして洗ってみましたが、そう

すると、木の表面に付いていた薬品臭が薄くなりました。この時に洗った後のぬるま湯が結構濁りました。

パロサントだけの香りがする木を販売されているお店のものもありましたが、気になる方は、使う前に一度ぬるま湯などで洗って使われたほうがよいと思います。

結局この薬くさいパロサントは捨ててしまいました。わりとしっかりとしたメーカーや販売元さんのものだったのですが、当たりはずれがあるようで、これからは他のお店で買うこ

とにしました。

パロサントですが、一本とチップ状のものがありますが、もし、一本で買うなら大きめのゴロッとしたものが使いやすいと思います。

木に含まれているオイルの多さで木の重さに違いが出てきますが、オイルが多いものは重く、少ないものはカラカラに乾燥した感じの軽いものが多いです。

軽いものは匂いも薄く、浄化の効果もあまり感じられません。私の経験では、お店によって、かなり浄化の効果も香りの質もバラつきがあるように感じられました。

試しにいろんなお店で少しずつ、買ってもるのもよいかもしれません。


2018年一月の感想なのですが、パロサントや白檀と並んで、エッセンシャルオイルのジュニパーベリーの浄化力も素晴

らしいものがあると思います。こちらは、液体なので携帯に便利だったり使いやすいです。ぜひ、試してみてください。

エッセンシャルオイルには禁忌があります。

ジュニパーベリーのエッセンシャルオイルは妊娠中の女性と腎臓に疾患がある方は使用禁止のオイルです。

小動物にとって精油は危険です。特に猫はエッセンシャルオイル全般の成分を分解できずに中毒を起こしてしまうそうですので、猫がいる家庭では使わないでください。

  
   2020年ですが、エッセンシャルオイルはティトリーも邪気払いの効果がありました。個人の感想ですが、様子のおかしいひとや、酔っ払いはよく、この香りを嫌って、正気にかえるのが早くなりました。

 あとは、浄化の効果のあるものとして、ヒーリング力がすごいと思うものに、ウィンドウチャイムのアメージングがありました。

浄化の効果が、はっきりと感じられるもので、良い効果が期待できると思いました。こちらも個人の感想ですが、よかったら、参考にされてください。
















雲の中の龍神さま

2015年07月21日 09時44分04秒 | 日記

 数年前に白い龍神さまの意識や存在を感じ取ってから、度々その存在を身近に感じることができました。

この龍神さまは、荒々しいところが全然なくて、姿は若々しくて美しいですが、どちらかというとおじいさんのような落ち着いたやさしいエネルギーをいつも感じます。

同じ龍神さまでも気性が荒くて激しそうな、とても人間に対して距離をとっている近寄りがたいような厳しいエネルギーを感じさせる龍神さまもいるようなのですが、やっぱりそれぞれに個性が違うんだなあといつも思います。

昨日外出する前に、龍神さまに守護をお願いしました。この時に、同時に大天使ミカエルや師匠、しぶい声のおいちゃんなどいつものようにお願いをしました。

普段は龍神さまに守護をお願いすることは最近あまりなかったのですが、たまたま、家を出る前に頭に浮かんだのでした。

外に出ると通り雨があった後で、雨はやんでいましたがまだ雲が雨を含んでいるように見えました。

車で高速を走りながら、山の緑などを見ていましたが、雲の晴れ間からとても温かい愛情を感じられるような意識を感じました。

ちょっと不思議に思って何気なく見上げてみると、龍神さまの気配がかなりはっきりと感じられました。

雲の上に浮かんで、こちらを見守ってくれているように感じます。なにかとても愛情があるのが感じられるのですが、とても心地よかったです。

雨を降らせた後の湿気をたっぷりと含んだ雲は龍神さまの居心地のよさそうな雲で、神々しさも感じました。

高速の途中で何回か軽い事故でもあったらしくて、警察の車両が止まっていたりしてちょっと物々しい雰囲気になっている場所もありましたが、龍神さまの意識を感じてるのでまったくその場の雰囲気に影響を受けることもありませんでした。

大天使ミカエルの場合でもそうなのですが、守りを感じている間は、なにか透明なバリアで守られているような感じになるのでした。

この龍神さまと数年前に初めて交流やチャネリングで少し会話をしてから、この龍神さまの個性や雰囲気は大体覚えたのですが、バシャールのいう、電話番号と同じような意味合いなのだと思いますが、相手の雰囲気やエネルギーを覚えると、次に会話する時に意識を合わせやすいのです。

また、例えばその存在の名前を騙って別の存在が返事や会話をするようなことがあると、あ、違うな。というのがすぐにわかります。エネルギーや会話の内容や言葉使い、声色がすべて違うのです。


その存在に意識を合わせるというのは、相手に電話を掛けて、意識をこちらに向けてもらうようなことなのです。

この龍神さまはいつもとても距離が近いところに感じられるというか、親しみを感じられるので私はとても好きなのです。

ネットでこの龍神さまの姿やエネルギーの似ている画像を探したことがあったのですが、透明で白が混じった水晶でできた龍神さまの置物などにイメージが重なりました。

画像を検索していると、白い龍神さまを書いたわりと有名な方の絵が出てきましたが、この絵からは浄化のエネルギーが放出されていました。

ネットで画像からエネルギーが放出されているのが感じられるのはよくあることなのですが、例えば富士山の写真、特にダイヤモンド富士と呼ばれるような状態の富士山の画像は浄化のエネルギーが感じられます。

この龍神さまの絵から放出されるエネルギーがパワーがあってとても浄化されて清々しいので、この絵のでっかいポスターがほしいななどと思いましたが、葉書のような大きさのものしかないようなのでした。

次元上昇してから空がとても澄んで美しいのですが、龍神さまやポジティブな存在の皆さまが活動がしやすい環境になったのかなと思います。


ところで最近鉄で出来た風鈴を家の中に吊るしてみたのですが、思った以上に浄化の効果がありました。この風鈴の音色は空間に浸透して染み渡っているのが感じられます。

風鈴は浄化や邪気払いの効果があるのでしょうが、この澄んだ音色は独特の浸透力があるように感じられました。














必要な要素

2015年07月16日 11時52分45秒 | 日記
アセンションの過程で起こる意識やエネルギーの変容について、バシャールや多くのチャネリングメッセージの中で体や意識のアップデートと言われていますが、突然起こるこの周囲の波動の違いというのは本当にかなり面白いです。

最近ちょっと停滞気味でかなり体がだるく、視界も少し霞がかかった感じがあってかなりしんどかったのですが、7月の13日に抜けました。

視界がクリアになり霞が取れて、頭もすっきりしています。体も軽くて、軽快に動けるようになりました。
私は毎日夜眠る前に、守ってくれる存在に対して感謝とお願いをするのですが、この時にアセンションや次元上昇が安全にスムーズに確実にできますように、サポートして、導いてください。とお願いをするのです。

大天使ミカエルや縁のある宇宙存在であるしぶい声のおいちゃんやアトランティスの師匠などにもお願いをします。

他力本願なのはいけないと思いますが、サポートをお願いするくらいならいいだろうと思うのです。

最近は何をやっても眠気とだるさが取れなくて、ちょっと病院に行こうかしらと思っていました。

日中にちゃんと目が覚めて、体が軽い状態で、視界もクリアにならないのかしらとちょっと悩んでいたのです。もしこのままこの状態がずっと続いたらどうしようと思っていましたが、知り合いと電話をしていて、その知り合いが、あるビタミン剤を飲んでみて、かなり体調がよくなったのだと言いました。

こちらの体調の悪さなどはその時に一言も話していませんでしたが、そのビタミン剤を私も試してみようとすぐに思いました。

何か必要なものや体に必要な変容や覚醒を促す効果があるものなどは、例えばテレビの前を通りがかった時の一瞬見たcmだったり、誰かの会話の断片だったり、買おうと思った食品が品切れだった結果変わりに買ってみた商品だったりすることが私にはよくありますが、今回もそのような感じで、ああこれだ。と思いました。

そのビタミン剤はアリ○○○と言う錠剤でしたが、試しに二日間だけ日に一錠づつ飲んでみると、それだけで、体と意識が快適な状態に戻りました。

何か体に欠けていた要素が補われた感じで、必要なスイッチのボタンが入ったように感じました、

それからすぐに景色や空間の波動の違いというかシフトを体験しましたが、ああなんか久しぶりだなあと思いました。

バシャールによりますと、シフトする波動の幅が大きいほどジャンプする幅が大きくなって、波動の違いを楽しめるのだそうです。

地球の集合意識や大衆意識も徐々にアップデートされて上昇しているそうですが、それとは別に個人個人でスキップするようにもっと早く、大きくジャンプすることもできるそうです。

私はそっちのほうが面白そうだなーと思うのですが、やっぱり、サルーサさんやバシャールや大天使ミカエルなどのチャネリングメッセージを読んでいると、意識の変容も早いのではないのかなと個人的には思います。

このような情報やエネルギーに触れて、腑に落ちるようなことが起こると、意識に変容が起こります。

いつも思うことなのですが、どのような世界の情報に意識を合わせるのかによって、体験できる現実も微妙に変わってくるのです。

バシャールがいつも言っている事なのですが本当にそうなのだと思います。

アセンションの情報で信頼できる方が書いておられるブログがあるのですが、この方は最近色々な神秘体験をされているようです。

私は最近大きく意識がシフトするような派手な神秘体験がないのでかなりうらやましいのですが、そのうちにまた面白い体験ができるのかなと思って楽しみにしているのです。















闇を駆ける天使

2015年07月13日 09時39分12秒 | 日記

最近ちょっとムシ暑くなってきましたが、冷蔵庫の氷が減るのが早いです。

台風が来ているようですが、この、台風特有のもわん。とした風が私は結構好きなのです。

ところで、最近なぜかある一匹の犬の存在を思い出しました。

もう何十年も忘れてしまっていて、思い出すこともなかったのになぜか、急にこの犬の姿を思い出しました。

私が小学生の頃、田舎でその辺を走り回っていた犬で、確か雌犬で白い、穏やかで賢そうな気品のある姿をしていました。

昔は田舎では犬は放し飼いにされていて、それが普通だったのでとくに苦情をいうような人もいませんでした。ああ、あの犬は何々さんとこの犬だなと大体わかるようになっていたのです。

その犬はシシ犬で、猪や鹿を狩る時に連れて行くための猟犬でした。飼い主の人は猟師で、そのような犬を何匹も飼っていました。

私は小さい頃から何かわからないものの気配を感じ取ったり、霊や妖怪のような類のものの存在もちらちらと見えていましたので、必要以上に暗闇を怖がっていました。

実際に人が近くにいる時はその存在は気配が消えて、一人になると途端に気配が近く、濃厚に感じられることがよくありました。


この白い犬は夕方よく近所を走り回っていて、名前を呼ぶと、少し距離があっても家まで来てくれました。

冬などは日が落ちるのが早いですが、真っ暗な闇のむこうから、がらん、がらんと首輪につけられた大き目の鈴の音がします。

そうすると私はシロ、と名前を呼びます。シロは闇の中から現れて来て、機嫌よく私の相手をしてくれるのです。

窓の縁に前足を掛けて、伸び上がってきます。私はシロの頭を撫でながら、いろんなことを話しかけていたように思いますが、どのような動物でもそうですが、動物も人間と同じような生態の電気のようなも

のがあって、シロの頭のふっさりとしたやわらかい頭の毛を撫でて、そのエネルギーに触れると、とても癒されるというか、深いところから安らぎや安心感のようなものが沸いてくるのがわかります。

シロには時々食パンをあげたりしましたが、特におやつやご飯がなくても、いつも名を呼べば機嫌よく現れてくれました。


田舎の山の近くの闇は濃くて、薄暗い電灯がポツンポツンとあるだけで、その電灯のたよりない明かりがあるのが逆に、どうも怖かったのを覚えています。

ところが、シロが来てくれたり、走って行った後の薄暗い電灯の道というのは不思議に闇の効力が薄まっていて、何か変な感じの不気味さというのは無くなっています。

暗い夜道にシロがいる気配があるというだけで、闇は不気味さを失って、ただの夜の健全な暗さに変わってしまっているのです。


その頃は天使という発想自体がなかったのですが、この、闇を薄めてしまうような影響力というのはとても、天使と似ているなと最近ふと思い出しました。

私は同じ頃に白い猫を実家で飼っていたのですが、この猫も、居てくれるだけでありがたいというか、とても、癒されて心強かったです。

家に誰もいない夕方などに帰宅すると、なにか妙な気配が漂っています。私は一瞬ひるんで、家を少し眺めながらああ、中に一人で入りたくないなあ。などと思うのですが、このような時には白い猫を呼びます。

この猫も外に自由に出て行っていたのですが、薄暗い畑や田んぼに向かって名前を呼ぶと、どこからか白い、かわいらしい姿でぴょんぴょんと跳ねながら私の方に向かってきます。

ニャーン。と言いながら、先が鍵尻尾になった長い白い尻尾をぴんと立てて、こっちだよ、ついて来い。と言わんばかりに家の中に私を先導するようにとたとたと入っていくのです。

この猫が廊下を歩くと、シンと静まった不気味な家の中は少し不気味さを失って、何かわからない物の気配の者たちは遠慮して後退しているように感じました。

この猫とはよく一緒に眠りましたが、この猫と一緒にいると安心してよく眠れました。

家の中になにかいる。とか、金縛りにあう。と親に訴えても困り顔で聞き流されるしかなかったので、この猫の存在にずいぶんと助けられていました。


白い犬のシロですが、この犬は猟犬で、それからしばらくして、猪を追っていて猪と一緒に谷に落ちて死んだということを聞きました。

その時はショックでしたがなぜか、あまり後を引きませんでした。

猟犬だからそのような事も起こるのかもしれないとどこかでいつもわかっていたようにも思うのですが、何よりも、死んで、いなくなったような感じが実感として感じられなかったということが大きかったのだと思います。

シロがいなくなってしばらくしても、なぜか、シロの気配が道にあって、しばらくは近所の道を機嫌よく走り回っていたのではないのかなと思います。

猟犬としての仕事をシロが好きだったのかどうかはわかりませんが、その仕事から解放されて、今は、好きなだけ、機嫌よくそこらじゅうを走り回っているような感じがしたのです。

シロは、人間よりも優しい瞳をした犬でした。

猟師にに飼われて、道具のように扱われて、使い捨てにされるような犬や動物たちが早く全部なくなってしまえばいいのにといつも思います。


ちなみに、シロの飼い主だった猟師の人は、確か40代後半か50代前半の若さで原因不明の病気に罹って亡くなったそうです。

とてもやっかいな症状の病気だったようで、私は詳しくは聞いていないのですが、苦しんで、大変な目にあったそうです。

この話は、親類が恐ろしそうに声をひそめて話していたのをなんとなく聞いていたのですが、野生の鹿や猪にはウイルスの

 病気が高い確率であるそうで、そのような関係の病気だったのではないのかなと思いました。

また、ある意味カルマではないかなと思いました。