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12月14日: ブラックホールの衝突は光とともに爆発した?/火星探査

2021年12月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

天文学者達は二つのブラックホールの結合からの光を見たのかもしれない。このアーティストのコンセプトは超巨大ブラックホールを描いている。このディスクには併合した二つの小さなブラックホールがある。これらが最終的に衝突するとき、地球では極端に敏感な機器でのみ検出することができる時間と空間の波紋、重力波を送り出す。ブラックホール同志の併合は暗く、望遠鏡では見えないので、別の光検出装置が使われる。しかしながら、理論家達は、ブラックホールの併合が、近くの素材からの放射、光の信号をつくる可能性を考えた。今、サンディエゴ近くのパロマ天文台の、カリフォルニア工科大のツウィッキー暫定施設(ZTF)の科学者達は、その可能性を発見したかもしれない。確認できれば、二つの衝突するブラックホールからの、初めての光のフレアになるだろう。この衝突は、2019年5月21日に、 GW190521g と呼ばれる出来事で、全米科学財団のレーザ干渉計重力波天文台(LIGO)とイタリアの Virgo 探知器による二回の重力波検出器で確認された。この検出は、科学者達に、重力波信号が始まった場所からの光の信号を探す場を提供した。これらの重力波検出器は中性子星の併合でも見つけ、それらの衝突からの光の放射が確認された。

<出典>: 「ブラックホール(Black Holes)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 層になった岩盤 (リコネッサンス:軌道船)

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