フォーマルハウトのダストの多いディスク
フォーマルハウト(Fomalhaut) は、南のうお座の方向、惑星地球から25光年の明るい星である。天文学者達は、1980年代にフォーマルハウトの過剰な赤外線放射に初めて注目した。以来、宇宙と地上ベースの望遠鏡は、この赤外線放射の源を、 熱く若い星を囲む惑星システムの証拠、ダストの破片のディスクとして確認した。しかし、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線装置カメラからのこの鋭い赤外線イメージは、恐らく、埋め込まれているが見えない惑星達によって形づくられ維持されている、衝突し合っている天体と内部のダスト・ディスクの可能性がある証拠とギャップ、外側のリングの大きなダストの雲を含めて、これまで見られなかったフォーマルハウトの破片のディスクの詳細を明らかにしている。地球と太陽の平均距離、天文ユニット(au)による尺度が左下に描かれている。我々の太陽系の海王星の軌道を越えた小さな氷の天体と破片のカイパーベルトの距離の2倍くらいに、フォーマルハウトの外の星周ダスト・リングが横たわっている。
<出典>: Astronomy Picture of the Day
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