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1月14日(金): ハッブルの木星と縮む大赤斑/火星探査

2022年01月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

木星の大赤斑に何が起こっているのだろう? ガスの巨人木星は、惑星地球の約320倍の質量を持つ太陽系最大の世界である。木星は、知られている最大で最も長続きする嵐のシステムの一つ、左に見える大赤斑(GRS:Great Red Spot)のホームである。大赤斑は地球を飲み込むだろう程に大きいが縮みつつある。歴史上のメモとの比較は、この嵐の大きさが、150年前に持っていた露出した表面の僅か約3分の一であることを示している。NASAの外惑星大気圏遺産(OPAL:Outer Planets Atmospheres Legacy)計画は、最近、ハッブル宇宙望遠鏡を使ってこの嵐を監視した。赤を強く見えるように処理された、ここに示されたハッブル・オパール・イメージは、2016年に現れたときの木星を示している。現代の大赤斑のデータは、この嵐が、その表面のエリアを締めつけ続けているが、また僅かに垂直に高くなっていることを示している。この大赤斑が、将来、この縮小傾向が続くのか、何時か、木星上の小さな場所になるのか、あるいは完全に消え去るのかは、誰にも分からない。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 赤いベルベットの火星 (エクソマーズ)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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