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4月15日: 電波からX線までの銀河の中心

2020年04月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

いて座の方向約 26,000 光年のこの謎の領域は、我々が見ることができる全ての種類の光で輝いている。ここに示されたイメージでは、軌道を周っているNASAのチャンドラX線天文台によって捕えられた高エネルギーX線放射は緑と青で、一方、 SARAO の地上の MeerKAT 望遠鏡アレイによって捕えられた低エネルギー電波放出は赤で示されている。カラフルな中央領域の右には、我々の銀河の中央の超巨大ブラックホールである強い電波源いて座A(Sag A)が横たわっている。弧として知られる並行する電波フィラメントと同様 Sag A を囲む熱いガスがイメージの中央左に見える。多くの異常な一つの電波フィラメントがイメージのまわりに見える。中性子星と白色矮星として知られる多数の小さなブラックホールと密度の濃い星のコアとともに、多くの星達が Sag A の中と周辺を周っている。ミルキーウェイの中央の超巨大ブラックホールが、現在、イベントホリゾン望遠鏡によって撮られている。我々の銀河、ミルキーウェイの中央の領域は、何百万度ものガスの雲、中性子星、白色矮星の星達、いて座 A* と呼ばれる太陽質量の約400万倍の超巨大なブラックホールを含むエキゾチックなオブジェクトの集合を含んでいる。

<出典>: 「銀河(Galaxies)」

<大判>: 大判イメージは こちら から。


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