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12月19日: N63A:可視光線とX線の超新星の残骸/お知らせ

2019年12月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

僅か 2,000 年前、大マゼラン雲(LMC)の大規模な星の爆発からの光が初めて惑星地球に届いた。大マゼラン雲は我々のミルキーウェイ銀河の近隣の銀河であり、暴れ回る爆発の前面が、今、周囲のガス雲を破壊しまた押し退け、一方、ガスとダストの比較的密度の濃い塊を残しているのが見られる。大マゼラン雲の最大の超新星の残骸の一つが N63A 。生き残っている密度の濃い塊の多くは彼ら自身が圧縮され、更に新しい星達を形成するのだろう。結果として生じる星のあるものはそのサイクルを続け、続いて超新星として爆発するのかもしれない。ここに示されたイメージは、チャンドラ宇宙望遠鏡からのX線とハッブルによる可視光線の N63A の合成である。右上のガスとダストの際立った節は可視光線で非常に明るく、一方大きな超新星の残骸がX線で最も明るく輝いている。 N63A は幅25光年を超え、南の星座かじき座の方向約 150,000 光年に横たわっている。 

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ>: 今日19日午後3時から、小惑星りゅうぐうを離れた「はやぶさ2」のその後の、記者説明会が予定されています。「中継放送」と「録画」はホームページの「国内機関による中継とビデオ」から。

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