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4月2日: NASA、火星の内部を調査する旅に向かう/お知らせ

2018年04月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

5月5日ごろ打上げられる予定のNASAのインサイト(InSight:Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transport :地震調査・測地・熱移動利用内部探査)静止着陸船は、火星の深い内部を調査することに専念する初めてのミッションである。それは、また、地震計を他の惑星の土に置く、アポロ月着陸以来初めてのNASAのミッションになるだろう。インサイトは、ローバー(探査車)・ミッションと異なり、データを集めるための敏感な機器のセットを運ぶ。これらの機器は静止した着陸船を必要とし、それらの機器は火星の地表と地下に慎重に置かれる。火星は、ある意味では、ガス、ダスト、熱が、どのように組み合わさり、惑星の中に配置されているかの、太陽系外惑星の近くの例でもある。火星の深部の調査は、その地殻、マントル、コアが地球とどれくらい異なるかを科学者達に理解させるだろう。(以下略)
 
<出典>: 「地震調査・測地・熱移動利用内部探査着陸船(Insight)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 火星探査宇宙船は、火星と地球が接近する2年ごとに打上げられています。2年前の前回はNASAは準備が間に合わず延期され、ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズが打上げられました。今年は満を持したNASAの火星内部探査インサイトが打上られる予定です。なお、火星では、現在、5機の軌道船と2機の着陸船(探査車)が運行されています。これまでの探査を含めて全貌は「ホームページ」の「火星探査写真集」からご覧ください。

<お知らせ>: 今日月曜日午後8時半から、よしかわ市子どもセンターと国際宇宙ステーションの金井飛行士との対話が予定されています。中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。なお日本語中継はメディアチャネル(NTV-3)からです。不慣れな方は予めアクセスして確認することをお勧めします。

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