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5月15日:複合波長の蟹星雲

2017年05月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

蟹星雲は、C・メシエの有名なリストの最初のオブジェクト M1 としてカタログ化されている。この蟹は、今、超新星の残骸であることが知られ、大規模な星の死の爆発からの破片を膨張させ、西暦1054年に地球で目撃された。この新しいイメージは、可視光線波長を越えた画像データを発表することによって、蟹星雲の21世紀の視界を提供している。宇宙から、チャンドラ(X線)、XMMニュートン(紫外線)、ハッブル(可視光線)、スピッツア(赤外線)からのデータが、紫、青、緑、黄色で示されている。地上からはVLA電波波長からのデータが赤で示されている。現代の天文学者達に知られている最もエキゾチックなオブジェクトの一つ、カニ・パルサーは、1秒に30回転している写真の中央の近くの明るい中性子星である。この星のコアの崩壊した残骸は、電磁スペクトルを横断して蟹の放射にパワーを供給している。約12光年に及ぶ蟹星雲は牡牛座の 6,500 光年にある。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: ハッブルの解説は こちら(ホームページ) から。

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