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6月30日(日): 国際宇宙ステーションの軌道離脱機を選ぶ/ミッション別ページ

2024年06月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASA、国際宇宙ステーションの軌道離脱機を選ぶ

NASAは、人類に利益をもたらすために、地球低軌道での、継続的な科学的、教育的、技術的開発を促進するとともに、月と火星での深宇宙探査を支援している。国際宇宙ステーションが商業的宇宙施設に移行するにあたって、2030年に国際宇宙ステーションの運用寿命が終えた後の、管理された方法で安全かつ責任ある軌道離脱に備えることが重要である。

NASAは、宇宙ステーションを軌道から離脱し、人口密集地へのリスクを確実に回避する能力を提供する米国の軌道離脱機の開発と納入に SpaceX を選んだと発表した。

同社が軌道離脱宇宙船を開発し、開発後の所有権はNASAが取得し、ミッション全体を通じて運用する。宇宙ステーションとともに、再突入の過程で破壊的に分解されると予想されている。

国際宇宙ステーションは、1998年から CSA (カナダ宇宙庁)、ESA (欧州宇宙機関)、JAXA (日本宇宙航空研究開発機構)、NASA (アメリカ航空宇宙局)、ロスコスモスの五つの宇宙機関が運用しており、各機関がハードウェアの管理・制御を担っている。このステーションは相互依存するように設計されており、機能するためにパートナーシップ全体からの貢献に依存している。米国、日本、カナダ、ヨーロッパの参加国は、2030年までステーションを運用することを約束している。ロシアは、少なくとも2028年までステーションの運用を継続することを約束している。国際宇宙ステーション(ISS)の安全な軌道離脱は、五つの宇宙機関すべての責任である。

この1契約は、8億 4,300 万ドルの潜在的価値を持っている。米国の軌道離脱ロケットの打上げサービスは将来の調達となる。

<イメージ>: この合成は、2021年11月8日に、ハーモニーモジュールの宇宙に面したポートからドッキング解除された後、軌道上のラボを周回する飛行中に、スペースXクルードラゴンから撮られた国際宇宙ステーション。

<ひとこと>: この記事は昨日の「宇宙科学の話題」に掲載したものの再掲です。大判はイメージをクリック(タップ)。国際宇宙ステーション構築の歴史は こちら を参照。

<出典>: Abbey A. Donaldson(著者名です)

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