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5月18日:火星の古代のオガンクィット・ビーチ

2017年05月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ここは古代の火星で浜辺であった。水平に圧縮されたこの360度のパノラマは、現在赤い惑星を探検しているロボット、キュリオシティローバーによってとられた。その地球の対応物に因んでオガンクィット(Ogunquit)ビーチと呼ばれ、昔はこのエリアが水中にあったことを、他の時は古代の湖の端にあったことを証拠が示している。中央の背景の明るいピークは、キュリオシティが展開したゲイルクレータの中央のシャープ山のトップである。キュリオシティはシャープ山をゆっくり登っている。手前の暗い砂の一部分は分析のためにすくい上げられた。明るい色の基盤は、恐らく今は乾燥した、湖床の底に置かれた堆積物から成っている。インタラクティブ・バージョンであるこのパノラマは3月遅くに得られた100を超えるイメージからつくられた。現在、キュリオシティは、ヴェラ・ルービン(Vera Rubin)の隆起を探検する途中であり、暗い砂の深いメガリップルを慎重に横切っている。

<出典>: 「火星探査ローバーキュリオシティ(Curiosity)」

<ひとこと>: 右のイメージは横軸を圧縮しています。大判はイメージをクリック。火星の地表が鮮明に見て取れますが、高精細なのでファイルサイズが大きくダウンロードには時間が掛かります。キュリオシティのコーナーの詳しい解説は 「ホームページ」 の 「火星探査ローバーキュリオシティ」 から。(長文です)

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