NASAは、先週初めて、カッシーニ宇宙船に、土星とそのリングの間を降下するように指示した。ダイビングの間、ロボット宇宙船は、土星の大気の構造に関する先例のない詳細を示す何百ものイメージをとった。宇宙船は、また、外を振り返って印象的な眺望をも捕えることができた。最接近の数時間前にとられたこのイメージに、土星の北極を囲む風変わりな北の「六角形」が見られる。土星のBリングが最も近くに見え、暗いカッシーニの間隙が外側のAリングとBリングを隔てている。詳しい調査では、最も遠いリング、Fリングを見守る二つの小さな月を発見するだろう。
この生のイメージは、確認され調整されて、後日公式に公開されるだろう。カッシーニは、9月15日に土星の大気に飛び込むことによってそのミッションを終えるまで、予定のまま残るだろう。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック
<ひとこと>: 大判イメージでもFリング近くの二つの小さな月を確認することはできません。右上のイメージは強い処理を加えて位置を確認し花柄でその位置を示したものです。