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天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
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7月1日(火):ダイナミックな太陽を探検しよう!

2025年07月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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今日のテーマ:ダイナミックな太陽を探検しよう!

<イメージの説明>: NASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)からの太陽のイメージは、可視光スペクトルの黒点を含む、太陽のさまざまな特徴を示している。
フィラメントとプロミネンスが、水素アルファ、X線でのコロナ質量放出、紫外線で詳細に見ることができる。バナーの右側には、国際宇宙ステーションが地球で観測したオーロラと、ハッブル宇宙望遠鏡やジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した他の惑星のオーロラが描かれている。---拡大版とそのリンクは下部参照。

NASAの太陽圏教育活性化チーム(Heliophysics Education Activation Team)と太平洋天文社会(Astronomical Society of the Pacific)のプログラムの協働であるこのリソースは、非公式の教育者、アマチュア天文学者、天文学愛好家向けに開発され、最も近い星についてもっと学びたいと思っているすべての人に魅力的なアクティビティを提供している。

このツールキットは、好奇心を刺激するように設計された使いやすい素材を提供している。セットの各カードは、NASAのイメージと各トピックの明確な説明を組み合わせている。

・「太陽は何色?」---ヒント:黄色ではない!
・「太陽は地球上の我々にどのような影響を与えている!」
・「太陽はいつ死ぬの?」

これらのカードは、一般の人々が抱く一般的な質問に答えるだけでなく、NASA の太陽研究が、宇宙の気象、太陽嵐、およびそれらが私たちの日常生活に与える影響を理解するのにどのように役立つかを強調している。

太陽の物語をあなたのコミュニティに伝え、次世代の探検家達にインスピレーションを与えよう。この無料の「我々のダイナミックな太陽(Our Dynamic Sun)」ツールキットは、 こちら からダウンロードできる。

<ひとこと>: イメージは幅約5000ピクセルの非常に大型なので、下のイメージのリンク先は約半分に縮小しています。左上のイメージのリンク先は元サイズです。

大雑把な概要:

  1. 中央:太陽と比較した地球の大きさ
  2. 右側:太陽風による太陽系惑星のそれぞれのオーロラ
  3. 左側、真上:太陽表面の素材を表すX線イメージ(赤)
  4. 以下時計周りに:コロナ質量放出を示すX線イメージ(緑)
  5. 太陽表面最大の磁気活動(灰色)
  6. 可視光線望遠鏡のやや冷たい黒点(黄)
  7. 水素アルファの示す、黒点の周囲にみられる太陽面の光輝域(plage)、フィラメント、プロミネンス(赤)
  8. 太陽風の高速(濃い領域)と低速を示す極紫外線(青)

<出典>: Kat Troche(著者名です)

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 最終更新日 7月 1日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日 6月18日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 5月 7日  アルテミス2 ------有人月周回への準備
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6月30日(月):太陽の南極にズームイン

2025年06月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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今日のテーマ:太陽軌道船が太陽の南極にズームイン

地球から見ると、我々は常に太陽の赤道を見つめている。今年、ヨーロッパ宇宙機関主導の太陽軌道船(Solar Orbiter)ミッションは、軌道を17°に傾けることによって、この「標準的な」視点から脱却した。これは、地球や他のすべての太陽観測宇宙船が存在する黄道面から外れている。今、我々は、初めて、太陽の未踏の極をはっきりと見ることができる。

このビデオは、地球から見た太陽から始まる。灰色のイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のProba-2宇宙船のSWAP極紫外線望遠鏡によって撮影された。赤緑の破線は太陽の緯度と経度(ストーニーハーストグリッド:Stonyhurst grid)を示し、黄色の実線は地球の視野の中心を示している。

次に、軌道船の傾いた視界(黄色で示されている)に回転し、太陽の南極にズームインする。軌道船は、極紫外線画像(EUI)装置を使って、これらのイメージを撮影した。

ここに見ているのは、太陽の外側の大気、コロナの中を移動している100万度の荷電したガスである。時々、明るいジェットやプルーム(噴煙)がこのガスを照らす。

2025年3月23日、軌道船は太陽の赤道から17°の角度から太陽を見ていた。太陽の周りを周回するたびに、この探査機は太陽緯度-17°から+17°の間を揺れ動くことによって、太陽の南極と北極の両方、そしてその間のすべてを調査することができる。

太陽軌道船は、ヨーロッパ宇宙機関とNASAの国際協力による宇宙ミッションである。極紫外線画像(EUI)装置は、ベルギー王立天文台(ROB)が主導している。ヨーロッパ宇宙機関のProba-2は、革新的な技術の実証に特化した宇宙ミッションである。その極紫外線望遠鏡(SWAP)は、ベルギー王立天文台が主導している。

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 .mp4 です。

<出典>: Space Science(ESA)

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6月29日(日):スパークするアンドロメダ

2025年06月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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今日のテーマ: アンドロメダ銀河(その2)
(スパークするアンドロメダ)

2025年6月25日に公開されたこのイメージでは、メシエ31(M31)としても知られるアンドロメダ銀河が、天文学者ベラ・ルービン博士の画期的な遺産に敬意を表して、きらびやかに輝いている。

1960年代、ルービンと彼女の同僚はM31を研究し、銀河とその渦巻の腕の回転の仕方に影響を与えている、目に見えない物質が銀河にあることを突き止めた。

この未知の物質は「ダークマター」と名付けられた。

M31は、ミルキーウェイ銀河と約250万光年の距離にある渦巻銀河である。

天文学者達は、我々自身の渦巻きの構造と進化を理解するためにアンドロメダを使っているが、地球はミルキーウェイ銀河の中に埋め込まれているために、その構造を理解することが難しい。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Lee Mohon(著者名です)

 

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6月28日(土):フライ・アイから見たアンドロメダ銀河

2025年06月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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今日のテーマ: アンドロメダ銀河(その1): フライ・アイから見たアンドロメダ銀河

ヨーロッパ宇宙機関のフライ・アイ(Flyeye)望遠鏡を使用して行われた、隣接する銀河、アンドロメダの観測。

アンドロメダは地球の空に非常に大きく見えるために、大きさでは満月の直径の6倍にもなり、暗い空でも肉眼で見ることができる。

NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡のような専用の天体望遠鏡の場合、アンドロメダ銀河全体を見るには、何百もの個々の観測をつなぎ合わせる必要がある。例えば、このハッブル宇宙望遠鏡のアンドロメダのイメージは、10年以上の歳月と600枚のスナップショットを撮った。

一方、フライ・アイは、一度にできるだけ多くの空を見て、新しい地球近傍天体を迅速にスキャンするように設計された調査望遠鏡である。このアンドロメダのイメージは、望遠鏡の全視野の16分の1しか占めていない。

このイメージは、望遠鏡の「ファーストライト」キャンペーン中で、それぞれ30秒の、16回の露出を組み合わせて取得された。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Flyeye telescopes

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6月27日(金):地球の酸素と磁場の関係を発見

2025年06月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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今日のテーマ: NASAの科学者達、地球の酸素と磁場の関係を発見

<イメージの説明>: 太陽風は地球の磁場の周りを流れる。NASAの新しい研究は、大気中の酸素の量と磁場の強さが、5億年以上にわたって相関していることを示唆している。

NASAの科学者達の分析によれば、5億4000万年の間、地球の磁場の強さの増減が大気中の酸素の変動と相関してきたことが新たに発表された。この研究は、地球の深部にあるプロセスが、地球の表面の居住可能性に影響を与える可能性があることを示唆している。

地球の磁場は、惑星の溶融内部の物質の流れから発生し、巨大な電磁石のように機能する。流れは完全には安定していないので、磁場は時間とともに変化する。多くの科学者達は、太陽から来る高エネルギー粒子によって大気が侵食されるのを防ぐためには磁場が重要である、と主張している。しかし、Science Advances誌に掲載された研究の著者は、大気の保存における磁場の役割は活発な研究分野であると指摘している。この研究の著者達は、磁場と酸素レベルとの間の因果関係の複雑さに取り組む前に、地球の磁場と大気が、関連性を示す方法で、変動しているかどうかを確認することを決めた。

地球の磁場の歴史は磁化された鉱物に記録されている。マグマとともに上昇する高温の鉱物は、広がる構造プレート(tectonic plate)の隙間で冷えると、周囲の磁場を記録することがある。鉱物は、再加熱が厳しすぎない限り、フィールドの記録を保持する。科学者達は、酸素の化学的含有量は、それらが形成されたときに利用可能な量に依存することから、古代の岩石や鉱物から歴史的な酸素レベルを推測することができる。地球の磁場と酸素の二つのデータは、無数の地球物理学者達や地球化学者達がまとめたデータベースで、同等の範囲に広がっている。この新しい研究の著者達は、これまでに、これらの記録の詳細な比較を行った科学者がいなかったと述べている。

--- 以下略。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: James Riordon(著者名です)

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6月26(木):遠い外へ

2025年06月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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今日のテーマ: 遠い外へ

Pismis 24は、地球から約8,000光年にあるNGC 6357と呼ばれるはるかに大きな放射星雲の中にある。

写真の中で最も明るい天体は、かつては200〜300太陽質量という信じられないほど大きな質量を持つ単一の星であると考えられていた。それは、この銀河システムで知られている星の中で群を抜いて最も重い星となり、現在個々の恒星に関して考えられている質量の上限である約150太陽質量を大幅に超えるものになっていた。

しかし、NASAのハッブル宇宙望遠鏡による測定では、Pismis 24-1 は、実際には、二つの別々の星であり、そうすることで、それらの質量がそれぞれ約100〜150太陽質量に「半分」であったことがわかった。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Monika Luabeya(著者名です)

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6月25日(水):北米全体の陸地の動きを詳細に示す

2025年06月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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今日のテーマ: Ready-to-Use データ、北米全体の陸地の動きを詳細に示す

ひとつのオンラインツールが測定値をマッピングし、専門家でなくても地震、地盤沈下、地滑り、その他の種類の地動を理解できる。

NASAは、フェアバンクスのアラスカ衛星施設と協力して、北米全体の陸地の動きを1インチ未満まで表示する強力なWebベースのツールを作成している。オンラインポータルとその基盤となるデータセットは、地震、火山、地滑り、地下水などの地下自然資源の抽出など、足元の土地がどこでどれだけ移動しているかを誰もが特定するのに役立つ衛星レーダー測定の宝庫を解く。

ジェット推進研究所の OPERA (Remote Sensing Analysis) プロジェクトから Observational Products for End-Users が主導するこの取り組みは、他の方法では作成に何年ものトレーニングが必要な情報をユーザーに提供できる。このプロジェクトは、衛星搭載の合成開口レーダー(SAR)からの測定に基づいて構築されており、地球の表面がどのように動いているかについての高解像度データを生成する。

正式には北米地表変位製品スイートと呼ばれているこの新しいデータセットは、2016年までの測定値ですぐに使用でき、ポータルでは、ユーザーがこれらの測定値を、ローカル、州、および地域のスケールで数秒で表示できる。データセットや Web サイトを使用していない人は、同様の分析を行うのに数日以上かかる可能性がある。

オンラインツールは測定値をマッピングし、専門家でなくても地震、地盤沈下、地滑り、およびその他の種類の地動を理解できる。

--- 以下略。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Jet Propulsion Laboratory

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6月24日(火):太陽の外部大気のユニークな景色を捉える

2025年06月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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今日のテーマ: NASAのCODEX、太陽の外部大気のユニークな景色を捉える

この記事のキーポイント:

  1.  NASAのCODEX調査では、太陽の外側の大気であるコロナのイメージが撮影され、その突風で不均一な流れの新たな側面が明らかになった。  
  2.  国際宇宙ステーションに設置されたCODEX機器は、コロナグラフ(物理ディスクで人工日食を作り出す科学ツール)で、特殊なフィルターを使用して太陽風の速度と温度を測定する。  
  3.  これらの世界初の測定は、科学者が宇宙天気のモデルを改善し、太陽が地球に与える影響をよりよく理解するのに役立つ。

NASAのCODEX(コロナ診断実験)調査(NASA’s CODEX ー Coronal Diagnostic Experiment ー investigation)のデータを分析している科学者達は、この装置の初めてのイメージの評価に成功し、太陽から流出する物質の速度と温度を明らかにした。火曜日にアラスカ州アンカレッジで開催されたアメリカ天文学会の記者会見で共有されたこれらのイメージは、太陽の外側の大気(またはコロナ)が、物質の均質で安定した流れではなく、高温のプラズマのスパッタリング突風のある領域であることを示している。これらのイメージは、科学者達が、太陽が地球や宇宙の技術にどのような影響を与えるかについての理解を深めるのに役立つ。

<右上のアニメーション動画の説明>: NASAのCODEX装置によって導入された新技術のおかげで、科学者達は、初めて、太陽の外部大気の温度変化を観察できるようになった。このアニメーション化された色分けされたヒートマップは数日間の温度の変化を示しており、赤は暑い地域、紫は寒い地域を示している。

<左のイメージの説明>: 太陽は太陽風の形で物質を絶えず放射している。太陽の磁場がこの物質を形作り、時にはコロナルストリーマーと呼ばれる流れる光線のような形成物を作り出す。NASAのCODEX機器からのこの視界では、大きな暗いスポットが太陽からの明るい光の多くを遮っている。この光の遮断で、その敏感な装置は、太陽の外側の大気のかすかな光を捉えることができる。

  

<右下のイメージの説明>: NASAのミッションでは、コロナグラフを使用してさまざまな方法で太陽を調査しているが、全てが同じものを見ているわけではない。「太陽天文台と太陽圏天文台(SOHO)」のコロナグラフは、太陽コロナからの可視光を広い視野と小さな視野の両方で見ている。CODEX機器の視野は中間のどこかにあるが、背景の太陽風の温度と速度の変化を理解するために青色光を見ている。

この重なり合う太陽観測の合成イメージでは、中央と左のパネルは、オーバーレイで異なるコロナグラフの視野範囲を示し、太陽半径の観測範囲でラベル付けされている。3 番目のパネルは、大きな CODEX イメージのズームインされ色分けされた部分を示している。これは、CODEX 405.0および393.5nmフィルターを使用して、太陽コロナのその部分の温度比を強調している。

これらの新しい測定によって、科学者達は、太陽風の源のエネルギーをより適切に特徴付けることができる。

CODEX装置は、4つの狭帯域フィルタ(温度用に2つ、速度用に2つ)を使って太陽風のデータを取得する。これらの各フィルターの画像の明るさを比較することで、コロナ太陽風の温度と速度を知ることができる。

太陽風の速度と温度を理解することは、科学者達が、太陽の振る舞いをモデル化および予測するために必要な、より正確な太陽のイメージを作るのに役立つ。

<ひとこと>: 少々難しいので一部省略しています。大判はイメージのリンクから。

<出典>: NASA Science Editorial Team

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6月23日(月):強いフレアが太陽から噴出

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今日のテーマ: 強いフレアが太陽から噴出

太陽は強い太陽フレアを放出し、東部標準時6月19日午後7時50分(日本時間6月20日曜日午前9時50分)にピークに達した。太陽を常に監視しているNASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)は、この出来事のイメージを撮った。

このフレアはX1.9フレアに分類される。Xクラスは最も強いフレアを示し、数字はその強度についてより多くの情報を提供する。

このような宇宙の気象が地球にどのような影響を与えるかについては、米国政府の公式ソースである NOAAのSpace Weather Prediction Center の(宇宙天気予報、監視、警告、警報)を参照。

<ひとこと>: 以上、要点のみ。前回の爆発は6月19日の記事参照。

<出典>: Sarah Frazier(著者名です)

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6月22日(日):「はくとR」衝突地点を見る

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今日のテーマ: アイスペース社(日本)のハクトRレジリエンスの衝突地点を見る

<左のイメージの説明>: 2025年6月11日、NASAの月面偵察軌道船のカメラ(LROC)で撮影されたレジリエンスの月着陸船の衝突地点。着陸船は、微妙な明るいハローに囲まれた暗い汚れをつくり出した。

 

6月11日、NASAの月偵察軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)は、2025年6月5日(UTC)に月着陸船「ispace Mission 2 SMBC x HAKUTO-R Venture Moon(RESILIENCE)」がハードランディングを行った場所を撮影した。

レジリエンスは、1月15日に、(注:日本が主体の)民間資金による宇宙船で打上げられた。

軌道船の右の狭角カメラは、しわの尾根( wrinkle ridges)として知られる大規模な断層が点在する火山地域であるメア・フリゴリス(Mare Frigoris)の表面から約50マイル上空からこのイメージを捉えた。

写真の矢印の上に見える暗い汚れは、その着陸船が表面に衝突し、月の「土壌」を構成する岩石とダスト、レゴリスを蹴り上げたときに形成された。この部分を囲むかすかな明るいハローは、繊細な表面を洗い流す低角度のレゴリス粒子に起因している。

 

<右のイメージの説明>: このアニメーションは、レジリエンスの衝突前・後のサイトを示している。イメージは北が上。西から東、または左から右を見る写真のエリアは2マイル(3.2キロメートル)をカバーしている。

 

<ひとこと>: それぞれの大判はイメージをクリック(タップ)。

月偵察軌道船(ルナ・リコネッサンス・オービター)は、2009年6月18日に打上げられた、NASAの、現在も活躍中の軌道船です。

<出典>: Goddard Digital Team

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6月21日(土):インジェニュイティと自画像を撮る

2025年06月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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 今日のテーマ: パーサビアランス、インジェニュイティと自画像を撮る

火星日46(2021年4月6日)、火星探査ローバー、パーサビアランスは、火星で初めての自撮りをするためにロボットアームを差し出した。

そのアームの先端にあるワトソン(WATSON)カメラは、火星の岩石やその表面のディテールをクローズアップするように設計されている。

最終的には、チームワークと火星時間での数週間、パーサビアランスとその周辺を含む複雑な一連の露出とカメラの動きを計画する必要があった。

その結果、62のフレームが詳細な合成に構成され、これまでに撮影された火星探査車の自画像の中で最も複雑なものの1つとなった。

このバージョンの自画像では、ローバーのマストカメラZおよびスーパーカメラ(SuperCam)装置が、ワトソンとローバーの、伸ばした腕の先を見えている。

パーサビアランスから約4メートルのところに、このロボットの仲間であるマーズ・インジェニュイティ・ヘリコプターがある。

パーサビアランスは、これまでに、火星日1,500日以上を費やして火星の地表を探索してきた。

インジェニュイティは、地球の日付である2024年1月18日に、火星の薄い大気中を72回目かつ最後の飛行を行った。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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6月20日(金):「今日の天文写真」30周年

2025年06月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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 今日のテーマ: 「今日の天文写真」30周年

今日(2025年6月16日)、「今日の天文写真」(APOD:Astronomy Picture of the Day)は、30年目を迎えた。

今日の写真(左)は、過去のAPODをタイルとして配置し、地球の夜空を最もよく知らしめ、心を揺さぶる描写の一つを思い出させるような、一つのピクセル化された画像を作り出している。実際に、この星月夜は、過去5年間にAPODに投稿された1,836枚の個々の画像が、32,232枚のタイルのモザイクで構成されている。

今日、APODは、寄稿者、ボランティア、読者の皆様に心から感謝申し上げる。

過去30年間、皆様の継続的な努力により、我々は宇宙の発見を楽しみ、刺激し、共有することができた。

<ひとこと>: 「今日の天文写真」(APOD)は、このコーナーでもしばしば引用しているサイトです。(ただし、著作権保護の指定のある記事及びその疑いにある記事は避けています。)

解説にはありませんが、このイメージは、ゴッホの「星の夜:Starry Night」(右図)を模倣して描かれたものです。それぞれの大判はイメージのリンク先からご覧ください。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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6月19日(木):太陽、強いフレアを放出

2025年06月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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 今日のテーマ: 太陽、強いフレアを放出

太陽は強い火炎を放出し、東部標準時2025年6月17日(火)午後5時49分(日本時間6月18日水曜日午前7時49分)にピークに達した。太陽を常に監視しているNASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)はこの出来事のイメージを撮った。

太陽フレアは、強力なエネルギーの爆発である。無線通信、電力網、航法信号に影響を与え、宇宙船や宇宙飛行士にリスクをもたらす可能性がある。

このフレアは X1.2 に分類される。Xクラスは最も強いフレアを示し、数字はその強度についてより多くの情報を提供する。

このような宇宙の気象が地球にどのような影響を与えるかについては、米国政府の公式のソース、NOAAの 宇宙気象予報センタ(Space Weather Prediction Center) から。NASAは、米国の宇宙天気への取り組みの研究部門として活動している。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: Miles Hatfield(著者名です)

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6月18日(水):植物の健康の年間データを明らかに

2025年06月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙
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 今日のテーマ: NASAのPACE、植物の健康に関する年間の地上データを明らかに

<イメージの説明>: 研究者達は、葉の色のわずかな変化を検出することによって、陸生植物の健康状態に関する年間のデータを収集している。これまでのミッションでは、植物に緑色を与え、光合成を可能にする色素であるクロロフィルの広範な変化を観察することができた。しかし、PACEによって、科学者達は、植物中の3つの異なる色素、クロロフィル、アントシアニン、カロテノイドを見ることができるようになった。これら3つの色素の組み合わせによって、科学者達は、植物の健康について、更に多くの情報を特定することができる。

 

春や雨季には新たな成長がもたらされる一方で、気温の低下や乾燥した天候では緑色が枯れてしまうために、地球の森林や植生は1年で多くの変化を遂げる。今、NASAの新しいタイプの視覚化が、宇宙から見た色の完全な補完物でこれらの変化を示している。

NASAのプランクトン、エアロゾル、雲、海洋生態系(PACE)衛星は、地球の微細な海洋植物を新しいレンズで見るように設計されているが、研究者達は、陸上でも高度なスペクトルの使用を証明している。

これまでのミッションでは、植物に緑色を与え、光合成を可能にする色素であるクロロフィルの広範な変化が測定された。今回、PACEの測定によって、NASAの科学者達や視覚研究者達は、クロロフィル、アントシアニン、カロテノイドの3つの色素を使って、全球の植生データを1年間表示することが初めて可能になった。このマルチカラー画像は、葉の色の最小の変動を検出することで、陸生植物の健康状態についてより明確なストーリーを伝えている。

--- 以下略。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。左のイメージのリンク先は動画 Youtube です。イメージに異常がある場合は下表の「今日の宇宙」から。

<出典>: Erica McNamee(著者名です)

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6月17日(火):銀河3題

2025年06月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙
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 今日のテーマ: 銀河3題

<前書き>:溜まっている記事のいくつかをまとめて掲載します。今日は「銀河」に関する記事を取り上げます。それぞれ独立した別の記事であることをお含みおきください。

<その1>:美しいピンク

メシエ81(M81)として知られる渦巻銀河が、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡、ハッブル宇宙望遠鏡、およびNASAの銀河進化探査機(Galaxy Evolution Explorer)からのデータを組み込んだこの2007年6月1日の合成画像で、バラ色に染まっている。

1774年にドイツの天文学者ヨハン・エラート・ボーデによって発見されたこのM81は、夜空で最も明るい銀河の1つである。地球から1160万光年のおおぐま座に位置している。

銀河の渦巻の腕は、その核まで曲がりくねっており、過去数百万年の間に形成された若い青みがかった熱い星で構成されている。それらはまた、約6億年前に始まった星形成のエピソードで形成された星の集団を宿している。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Monika Luabeya(著者名です)

 

<その2>:メシェ101

この大きく美しい渦巻銀河M101は、シャルル・メシエの有名なカタログの最後のエントリの1つであるが、間違いなく最も小さいものではない。

直径約17万光年のこの銀河は巨大であり、ミルキウェイ銀河の約2倍の大きさである。

M101は、ローズ卿の19世紀の大型望遠鏡であるパーソン・タウンのリヴァイアサンによって観測された最初の渦巻星雲の1つでもあった。

地上の望遠鏡からの追加のデータとともに、20世紀と21世紀にハッブル宇宙望遠鏡によって記録された51回の露出から組み立てられたこの合成は、これまでにハッブルから公表された最高解像度の渦巻銀河の肖像画の1つであり、M101の中央領域を横断して約40,000光年に及んでいる。

この鮮明なイメージでは、銀河の星とダストのフェース・オンのディスクの見事な特徴と背景の銀河を示しており、一部はM101自体を通して見える。

かざぐるま銀河としても知られるM101はおおぐま座の北の方角にあり、約2500万光年離れている。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

  

<その3>:NGC 3344 に面する

ミルキーウェイ銀河の見晴らしの良い場所からは、NGC 3344 が正面から見える。直径約40,000光年、大きくて美しい渦巻銀河は、しし座から僅か2,000万光年離れた場所にある。

NGC 3344のこのマルチカラーのハッブル宇宙望遠鏡のクローズアップには、近赤外線から紫外線までの驚くべき詳細が含まれている。

このフレームは、螺旋の中央領域を横切って約15,000光年に伸びている。銀河の色は、中心にある古い星の黄色がかった光から、ゆるく断片化された渦巻の腕に沿って若く青い星団や赤みがかった星形成領域に変化する。

NGC 3344の前にある尖った外観の明るい星は、もちろん我々のミルキーウェイ銀河の中に横たわっている。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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