またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

ゴースト・オーシャン

2006-03-04 | 映画
もにもにさんのレビューに惹かれて借りてきた。

ジェイミー・バンバーは知らなかったけれど、かっこいい&目立つ役柄
だったので印象に残った。有名な俳優さんだったのね…納得。

彼らは環境保護テロリスト集団であり、
トムは軍の下士官で、政府の任命を受けてスパイとしてそこにいる。

廃墟化した海上油田内の場面がほとんどなので、画面は暗く、閉塞感がある。
あからさまに凄惨な場面はなかったので、グロが苦手でも安心。

「あれ」はネズミに乗り移って、人間がやってくるのを待ち続けており
まず最初にネズミにかまれたエリックが「あれ」に乗っ取られてしまう。

エリックが看板を書いているケイをビニールで襲う。
(エリック→ケイ)

そして無線壊し中のケイをとめに入り、殴られたけど
返り討ちにしたのがウイル。(ケイ→ウィル)

密室のドアを壊すウィル。
ソフィを呼び出して攻撃する。(ウィル→ソフィ)

ソフィは死んだふりをしてイオナをおびきよせる。(ソフィ→イオナ)

魔法陣の外でイオナはビンセントを襲うが、ビンセントには乗り移らず。
(みんなの目の前だったからか?)

イオナはアニーとモールを追いかけ、モールを捕まえる。
(イオナ→モール)

*

クロフォードは前回、油田から逃げ出した作業員の1人。
(発見されたビデオの撮影者は彼。そのビデオを全員で見ているときに、
 自分の映るシーンの前で故意にビデオをとめている)

以前逃げる際に、背骨を傷めて車椅子生活を余儀なくされる。

彼はこの保護団体に話をもちかけ、うまく炊きつけて車椅子の自分
ともども、この北海の油田に降り立つことに成功したというわけ。

本人は全て承知でタトゥを入れてやってきたのだから、目的どおり
「あれ」を乗り移らせれば、半身不随が完治!

タトゥの力で「あれ」に支配されることもない。

今後、どんなに怪我をしても「あれ」のおかげで大丈夫だし、
「あれ」はタトゥの円陣にいったん入ったら2度と出ることはできない。
彼は不死身の体を手に入れたのだ。

*

ところで彼は、最初から同行者には全員死んでもらうつもりだったのかな?

よくわからないが、どうもそうでもないようで、途中でトムが
「絶対に皆で逃げるんだ。それができないならここを焼き払って全員しのう」
と言ったあたりで、ついに覚悟を決めたようにも見える。

クロフォードの
「ここにおいていってくれ。自分といたらみんな死ぬことになる」
というのは遠慮じゃなくて本心だったのだ。

司令室にモールとアニーが戻ってくる。クロフォードはモールの左手の
パラリパラリという動きを見て、ビンゴと判断。


原題は「DEVIL'S TATOO」。
なかなか面白かった。


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2 コメント

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見たんですね♪ ()
2006-03-04 23:18:11
プルコさん、『ゴースト・オーシャン』見たんですね。

とっても、分かり易い解説をありがとうございます。

私、ホラーが苦手な上に、ジェイミーさん(トム)ばかり気にしていたので、回りは、何がなんだか?3回見ても、いまだに、おぼろげで・・・(^^;)また、見る元気もないし・・・(^^;)

結局、クロフォードは、自分が不死身になりたかっただけなのかな?それとも、悪霊退治の使命に燃えて・・・は、ないかな。(^^;)
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もにもにさん おはようございます! (プルコ)
2006-03-05 10:02:09
1回目は字幕で見て、2回目はもにもにさんのレビューを参考にしつつ吹き替えで見ました!



「あれ」は本編では言ってないけど、クロフォード含む

作業員たちが黒魔術で呼び出してしまったものらしいです。



で、クロフォードの悪霊退治の使命感は、どうなんでしょう…。



1回目見たあとでは、何もかも計算づくで、

ただ不死身の体を手に入れるためだけに

まわりを巻き込んだんだな!とか思ったのですが

2度目ではかすかに情も見えるので、結局

私にもよくわかりませんでした…
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