もちの木は樹皮から鳥もちを作るのでも有名だが、最近はあまり植えている家を見かけなくなった。
私の家では何十本も植えていて欅に次ぐ存在感だった。
きっと曽祖父がお気に入りだったのかもしれない。
秋には控えめに赤い実を沢山付ける。
丸いのや細長いのがあったので、モチノ木にもいくつか種類があるのだろうと思う。
鳥りもちを作るぐらいなので、枝もしなやかで中々折れなかった。
それで木登りに適した木だった。
小学生のころはやたら登っていて、この写真の木のてっぺんまで登り、木の葉の上に顔を出して、辺りを見回し、展望を楽しんだ。
他には、木から木から木へと枝渡りをして得意がった。
この枝ぶりは当時からあまり変わっていないような気がする。
樹齢は100年以上だ。
不思議なのは、木というのはある程度の高さになるとそれ以上にはあまり大きくならない。
種類によって高さの限界があるようだ。
だけど毎年何処へ成長しているのだろう。
少し不思議だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます