毎年ゆづがたくさん実る。
贅沢な話だが、どうして食べたらよいか悩んでしまう。
まず始めたのが、柚子ネード。
毎朝一個採って来て、半分に切り果汁を絞る。
それに砂糖を加えお湯で伸ばす。
柚子の清涼飲料も売っているが、負けない味だと思う。
これをテルモスに入れて会社へ持っていく。(暑いときには氷でしめればそれもいい)
今日作ったのは柚子ゼリーに、柚子ジャム。
ゼリーは簡単だが、ジャムは手間がかかる。
それでも必要なのは10個ぐらい。
ゼリーはともかくジャムはもうこれ以上いらないだろう。
それで考えた。
昔の農家はこんなふうに何でもかんでも自分達で作っていた。
冬場は大根や白菜の漬物は当たり前。
干し柿なんかも作っていた。
その昔は、お茶や醤油、味噌なども作っていたのだから大変な手間だったろう。
今ではお金さえ出せば清潔で、そのまま食べられるものがいくらでも買える。
半面それでいいのかとも思う。
仕事が忙しいのは確かだが、それでも自分で作ると色々発見もある。
第一好きなだけ食べることもできる。
蕗の煮つけなんかも買うと大変な金額になるだろう。
こんなふうに自分で作るとなると、まずは蕗を採って来ることから始まり、
下茹でして、皮を取り、水にさらしてからコトコトと30分ぐらい煮付ける。
蕗の香などは、スーパーで買うのと各段に違うと思う。
いっぺんに食べられなくとも、毎日火を通すことで、味が変化する。
最後は蕗の佃煮のようになる。
そんなところも自分で作ればこそだ。
ちなみに蕗というと春の山菜のイメージがあると思うが、秋も旬なのである。
秋の蕗は、葉の部分も食べられたりする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます