とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

信州北佐久郡立科町 津金寺(つがねじ)

2015-02-08 14:47:59 | 旅行
津金寺は、信州北佐久にある天台宗のお寺です。
このお寺の山門は大層立派です。


私は、このお寺のかわいらしい五輪塔がとても好きです。
近くを通る時には、
よくお参りさせていただいています。

津金寺の境内は広く、
お堂も沢山あり、佐久地方の大寺のようです。
庭の植木もよく手入れされています。
寺の正面右側の御堂の横からは、宝塔へお参りする参道があります。

参道を進むとすぐに塔の中でも一番大きな「滋野氏宝塔」が見えてきます。


滋野氏はこの地域のご領主様とのことです。
この宝塔から先にも無数の小さな五輪塔が連なり、道なりに整然と一列に並んでいます。


無数の五輪塔は、一つ一つ微妙に形が異なり、
なんだかこの地方の人達のご先祖様一人一人の化身のような気がしてきます。
五輪塔が無言でなにかを語りかけているかのようです。


「オーイみんなどこまで行くんだい」

といった感じでついていくと、
五輪塔達は一つの祠を目指していました。

祠は山王社(山王権現)といって天台宗の守護神だそうです。


この五輪塔がどうしてこのように置かれているのか詳しい理由は知りませんが、
なんだかこの地の人達の祈りが伝わってくるようです。

なんとも味わい深いお寺です。

寺の最寄りのバス停も趣があります。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿