とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

樫の木の花房が舞う

2024-05-05 19:13:04 | 庭、花木、畑、ガーデニング
中国の春の風物詩に柳の綿毛の乱舞があるそうだが、それほど美しくないが我が家の初夏の風物詩には、樫の木の花房の乱舞がある。

今日は南風が吹いて、初夏の陽気。
乾いた南風に煽られて、頭の上の方から樫の木の花がらが雨あられと降り注ぐ。

栗の木の花房はもっと大きく白く長いが、やはりどんぐりの木なので、小さく短め。
ただしすごい量が降り注ぐ。

中国の柳の綿毛も季節の風物詩でありながら、やたらと大量に飛びまわるので実はやっかいもののであるようだが、我が家でも同じ。
排水溝は詰まるし、汚らしい。
一通り落ちきるまで、掃いても掃いてもすぐ積もるので、あきらめ模様だ。

たぶん材木にするためとか、炭や燃料にするためとかで、ひいじいさんあたりが植えたのだろうが、防風林にはよいが、剪定不能になる前になんとかしないといけないかもしれない。
(20年ぐらいまえにほとんどの枝を剪定したのだがまた復活している。)


フジコ・ヘミングさん亡くなる

2024-05-05 17:18:48 | 日記
人の心を動かす演奏とは何なのか
一番は、その演奏家が醸し出す楽器の音色にあると思う。
それに加えて演奏家の感性、曲の解釈などが続くが
名人、巨匠に共通するのが、演奏が自然でとげのないマイルドな演奏であることだ。極上の珈琲やウーロン茶のようなものだろうか。

加えてカリスマ性。
この人なら安心して聴ける。
そんな期待をいだかせる演奏家なら
観客の聴く態度も変わるだろう。

フジコ・ヘミングさんが世間に知れたのは60を過ぎてからのようだが、
独特のピアノ音と、豊かな抒情性のある演奏で多くの人の心を捉えた。
テクニックがどうこうというよりも、音楽というものの本質を感じさせてくれるピアニストだった。