中国の春の風物詩に柳の綿毛の乱舞があるそうだが、それほど美しくないが我が家の初夏の風物詩には、樫の木の花房の乱舞がある。
今日は南風が吹いて、初夏の陽気。
乾いた南風に煽られて、頭の上の方から樫の木の花がらが雨あられと降り注ぐ。
栗の木の花房はもっと大きく白く長いが、やはりどんぐりの木なので、小さく短め。
ただしすごい量が降り注ぐ。
中国の柳の綿毛も季節の風物詩でありながら、やたらと大量に飛びまわるので実はやっかいもののであるようだが、我が家でも同じ。
排水溝は詰まるし、汚らしい。
一通り落ちきるまで、掃いても掃いてもすぐ積もるので、あきらめ模様だ。
たぶん材木にするためとか、炭や燃料にするためとかで、ひいじいさんあたりが植えたのだろうが、防風林にはよいが、剪定不能になる前になんとかしないといけないかもしれない。
(20年ぐらいまえにほとんどの枝を剪定したのだがまた復活している。)