とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

八王子 滝山城を歩く

2021-03-14 23:23:44 | 東京散歩

滝山城へ行くのは50年ぶり
信じられないほど昔の話だ。
今では城跡の碑を見たのと、すぐ後ろに多摩川が流れていたことぐらいしか覚えていない。
当時どうやって行ったものか。
今回は駅から歩いて行く。途中八王子ラーメンの「圓」を覘くがすでに待ち人あり。

11時半でも待たなければならないのか。でスル~
駅前の道をそのまま、まっすぐ北へ向かい八王子道の駅となる。

八王子は地方中核都市のようだ。
東京の続きというイメージでない。南北方向は日本のシルクロードと言われた横浜線に八高線があり東西には甲州街道が通る物流の拠点だ。

道の駅もそれを象徴している。
地元物産以外にも富士吉田のうどんや桧原村のこんにゃくなどもある。

思わず買ってしまった。


東京純心大学の先から登りはじめる。

本丸から多摩川を見る




中の丸

この城の要は二の丸だそうだ。


大手口からの道

観光グッズも豊富(立派なパンフも置いてある)

スマホガイドもある。

確かに城は立派で、八王子の北の守りの要だ。
城の眼下は多摩川で、北からの兵は丸見えだ。

帰り道 大手口の農家が椎茸の原木栽培をしていたのを購入。

今時貴重だ。
しかも特大サイズの原木で特大サイズの椎茸を収穫している。
まだ食べていないがこれぞ椎茸。本物だ。


帰りは一様八王子ラーメンのみんみんを覗いて見た。

やはりというか、外に行列で、空しくバスで駅に向かう。
気の短い者は、道の駅で売っている、みんみんのラーメンを買った方がよい。


日経新聞の記事、BCP(事業継続計画)について考えてみた

2021-03-14 19:34:38 | 主張 感想
BCPは、実際のリスク事象が起きないと、計画が有効であったのかの検証ができない。かと言って対策を放って置けば、東日本大震災のようなことが起こると、そこで企業の命運は尽きてしまう。

事業はリスクを取るから収益が生まれるという側面もある。
一般的な企業のリスク管理では、通常の経済活動を前提に、その中で企業の許容出来るリスク額を探り、一定以上の過剰なリスクを取ることを回避する行動をしている。(リスクを実現させない管理能力こそが、その企業の強みではあるが。)結果は期間収益に現れ、毎年安定した利益があげられていれば、リスク管理に問題はなかったということになろう。

BCPでは非常事態を想定している。原発事故、コロナウイルスの蔓延、自然災害など、事前に予測困難な重大リスクが対象だ。
平時の企業経営では、それを想定していない。

致命傷を避けながら、企業としての社会的責任を最大限発揮していく方法を練るのがBCPだ。策定には、事業をリアルタイムで俯瞰できる高度な能力が必要だ。

ところがコストがかかり収益にも直結するので、ゆとりのない企業の経営者には渋い顔をされてしまう。
オーナー社長でないサラリーマン経営者には、関心の薄い所となってしまうだろう。「自分が役員である間にそんな余計なことをしてくれるな。自分の役員としての取り分が減ってしまうではないか。」そんな本音があるかもしれない。

国としてはどうだろうか、再三思う所だが、
東京への一局集中というのは、経済の効率面では優れているだろう。
しかしながら今後最も想定される震災リスクに耐えられるのだろうか。
BCPは国家にこそ必要だと思う。担うのは政治家だ。コロナウイルス対策よりはるかに深刻であると受け止めてもらいたい。