とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

ハエハエ、カカカ、キンチョール

2014-07-06 16:17:10 | 日記
いったいいつのころだろうか
蚊が異常に増えだしたのは
昔、昔、私の家の辺は今よりよっぽどジャングルだったが
夏に半袖、半ズボンで走りまわっていても蚊に刺されるのは
せいぜい5,6箇所だった。
ところが今はどうだろう、外に出た途端、蚊の波状攻撃にあい、
何も抵抗しなければ瞬く間に、10箇所以上は刺されてしまう。

明らかに、蚊の攻撃力は増している。
昔が1だとすれば5倍ぐらいの感覚だ。
昔は蚊との間にも、顔は刺さないという紳士協定があった。
今は、顔だろうが、服の上からだろうが、お構いなしに刺してくる。
血も涙も無いような攻撃の仕方だ。(もとい。血はあるが、吸われ放題)

昔と何が変わったのだろうと考えると、ひらめいた。
トンボだ。トンボがいない。
あれほどいたシオカラトンボが一匹もいないのだ。

トンボは蚊を食べる益虫だ。と小学校でも習った。
昔は玄関を出るとシオカラトンボが群れていた。飛び回るもの、物干し竿に止まっているもの、優に10匹以上がすぐに目に入ってきた。
おまけに、ときおりオニヤンマが同じところを、行いたり来たりしながら飛んでおり、ハエや蚊といった悪党どもに目を光らせていた。

村の警察ともいえる、トンボ達がいなくなったので
蚊達は、やりたいほうだいの悪行三昧となったのだ。

今は夏になるとおちおち外にも出られなくなってしまった。
庭仕事をするときには蚊取り線香や、やぶ蚊退治のキンチョール、
うなクールといったグッズが欠かせなくなってしまった。

ちなみにその昔は、生の榧の木の枝を葉ごととってきて、かまどでいぶして、
蚊取り線香の代わりにしていた。
蚊帳なんかも懐かしいですな。