小さな命 2015-11-08
先日私達micかながわに所属する
医療通訳者の研修会に参加した。
講師は神奈川県立子供医療センター
の医師であった。金曜ドラマ・コウ
ノドリに出てくる赤ちゃんはこの病
院の赤ちゃんとのことだ。
通常私達通訳は医師が言ったことを
患者に伝え、患者の言ったことを医
師に伝えるだけだが、この日の研修
会では医師及び医療スタッフがどの
ように苦労し、患者のために悪戦
苦闘しているかを知ることができた。
先生からは、外国人患者の診療の際
の通訳者の働きに感謝するとの言葉
を聞いて救われる思いをした。私が
この病院のいろいろな活動の紹介の
中で一番感動したのは、4年前の3・
11大地震が発生した際、新生児集中
治療室のstaffが一斉にいくつも有
る保育器を抑えた場面であった。
今世界中で赤ちゃんが小さく生まれ
るらしい。それでもこの病院では、
28週体重800gであれば、なんとか
なるようだ。先生の言葉が胸にグサ
っと突き刺さる。『大人の病気は多
かれ少なかれ自業自得の面が有るが、
赤ちゃん達は全く無実です。』
私もこれからはそうしようと思った
こと:たとえ3か月で死んだ赤ちゃん
が居ても、短い人生とは言わない。
限りある人生を精一杯生きたと言う。
頑張れ小さな命たち。
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