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自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

天津50

2005-04-29 15:45:29 | Weblog
天津50                            2003-7-27

7月12-13日、土日でしたが、河北省石家庄とその周辺を訪ねるバス旅行に
参加しました。14人乗りのマイクロバスに7人でのゆったりした旅でしたが、
走行距離は1000kmにもなりました。

私が住む天津市と首都北京市は隣接していますが、もともと、地理的には河北省に所在します。
ですから、河北省は北京と天津を取り囲むように横たわり、人口6800万人、省都は石家庄
になります。石家庄には戦前、日本人も住んで綿花の栽培に従事していたことがあるそうです。
当時の地名は石家荘、抗日戦争博物館もあるそうですが、今回は、正定(地名)にある隆興寺、
趙州にある趙州橋を訪ね、石家庄に一泊し、蒼岩山を訪ねて天津に帰ってきました。幹線は
全て高速道路で繋ぐことが出来ます。蒼岩山までは平らな所を走り続けます。道路から見える
ものは植栽用の若木と、とうもろこしと、麦とヒマワリです。田んぼは見当たりません。南で作っているのでしょう。

正定は北京の南260kmのところ、隆興寺は隋代586年の建立、971年に改築された。建物
彫塑、仏像、壁画、書などは、いずれも宋代の逸品とのこと。保存状態も良い。趙州橋は世界
最古の石造のメガネ橋とのことだったが、現存するものは最近作ったもので、博物館にオリジナルの一部が展示されてた。翌日の蒼岩山は山西省との境に寄ったところにあり、流石に広い北京の平野も終わって、山に入ったところ。名前と違って赤い岩の上のほうにお寺が建っており、我々は、往復ケーブルで楽をしてきた。その駅の周りには地元の人たちが、桃、スモモ、杏、胡桃などを
売りに来ていた。小ぶりの桃10個で30円と桁違いに安い。

宿泊は、石家庄の4star級のホテルで石家庄の駅からすぐの、国貿大酒店。チェックインを
済ませて全員集合、美味しそうなレストランを見つけて入りましょうと相談して、全員でぞろぞろ歩き出した。ところが、なかなか、これはと言うところが見つからない。だいぶ探してから、
地元の人に聞くと、ホテルの方に戻れと言う。そして行ってみると、なんと私たちが泊まるホテルの5階にあるではないか。まー、散歩したって訳だ。レストランは今中国で大流行の、食材を
自分で選んで、調理法方を指示し、何品も注文する、あの方式である。ウェイターの
お兄ちゃんが、インナーブレードのスケートですいすい走っている。結局、海から300kmも
内陸の石家庄で海鮮料理を食べたが、なかなかいけまっせ。ビール・中国焼酎を飲んで、一人
1000円しない。

翌日の蒼岩山の帰り、山中で昼食となったが、山間のレストランでいろいろな料理を頼み、
会計は一人250円で、これにも安くてびっくり。山の麓で、養蜂家のテントを見つけ、
早速交渉。もっとも私が喋った言葉は蜂蜜(ホウミ)有没有(ヨウメイヨー)ハチミツアリマスカ?これだけ。養蜂家に聞いてる訳で、蜂蜜蜜が無い訳は無いのですが、小売はして
くれるかどうかでしたが、おじさんの答えは有(ヨー)。500mlのウーロン茶のペット
ボトルに1本分で100円でした。但し7人全員が買い、売り上げは10本有りました。
今真っ盛りの、ヒマワリの蜜でした。さっぱりした甘さでgoo! 結果、楽しい旅でした。

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