Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

同級生Simon

2006-07-13 06:49:32 | Weblog
同級生Simon
2人の同級生の一人、Simonですが、オーストラリア人男性25歳、
弁護士です。企業の顧問弁護士をしていると、中国企業ないしは、
中国人との折衝の機会が増えて、中国語の習得の必要性を感じて
今回の講座に参加したそうです。彼は、中国語を覚えたら、次は
ロシア語をやりたいと言っています。天津で2ヶ月、勉強しながら
過ごした後は、雲南省昆明で2ヶ月過ごす計画で、そこでお金が尽
きるので、オーストラリアに帰り、また弁護士をして金を貯める
とのことでした。

その彼の名前Simonを、私たちの中国語の先生である李先生(中
国人女性で、年齢は60近い?)が覚えられなくて、困っています。
外国語の授業ですから、しょっちゅう指名されて、先生の質問に
答えたり、言い換え練習の順番が廻ってきます。そのつど先生は
Simonの名前に詰まってしまいます。

Simonは、英米人ならサイモンと発音します。フランスやスペイン
ならシモンと発音します。彼は、先生が詰まる度に、自分からサイ
モンですと答えて、先生が誤る度に、いいですよ、気にしないでと
先生を慰めています。私はSimonを中国漢字にしてやれば、先生は
覚えるのではないかと思い、最初の授業が終わってから、辞書を
片手に良い字を探しました。それで判ったことは、中国にはサイと
言う発音が無いんです。近い音ではツァイがありますが、これは
不適当です。それでシを探すと一杯ありました。その中から私が
選んだ文字は西と夕です。

モンも沢山有りました。私が選らんだのは門と夢でした。翌朝、
これを先生とSimon に示しました。先生は、これなら私も覚えら
れると喜び、Simonも大喜びで、自分で覚えると言って書き取りを
しました。彼が自分で選らんだのは西門でした。私は夕夢を進めた
のですが、彼は自分にはそんなロマチックなのは似合わないとの
ことでした。西門は中国人が発音するとシ-メンになることが判り
ましたが、かれはいっこうに構わないと言います。因みに夕夢なら、
シーモンとなるそうです。李先生は、西門は一発で覚えて、彼を
指す時は、シ-メンと呼んでいます。


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