句集刊行 2011-02-24
私が属する俳句クラブの句集「雑炊 14号」が出来ました。
昨年1月から12月までに投句したぶんを纏めて、会員の
手作りで作りました。毎月2句投句するので24作品有る訳
ですが、会員で先輩のKさんがその中から15句を選び、私
の頁(Kさんが句を毛筆で書いて下さいました)を作って
くれました。見開き2頁の上段に15句が並び下段に読者評
が載っています。1月→12月の順になっています。
掛け持ちの仕事始めやボランティア
死に近き愛犬抱くや春立つ日
上海の月も呼んでる春おぼろ
遅い雪残り桜とともに落ち
若芝の僅かに萌えて子ら走る
新じゃがを皮ごと煮付け湯割り呑む
幾日もマスクメロンを眺めおり
薫風や濃いめのコーヒー一気飲み
梅雨雲を円海山が突き破り
遠き海驟雨過ぎ去り薄日さす
夏雲や瞬時に数段重なりぬ
夏蝶のひらりと舞うや朝の風
友と呑みバスを降りれば寝待月
今夜咲く月下美人を移動せり
日の落ちて木枯らしやがて止みにけり
私が属する俳句クラブの句集「雑炊 14号」が出来ました。
昨年1月から12月までに投句したぶんを纏めて、会員の
手作りで作りました。毎月2句投句するので24作品有る訳
ですが、会員で先輩のKさんがその中から15句を選び、私
の頁(Kさんが句を毛筆で書いて下さいました)を作って
くれました。見開き2頁の上段に15句が並び下段に読者評
が載っています。1月→12月の順になっています。
掛け持ちの仕事始めやボランティア
死に近き愛犬抱くや春立つ日
上海の月も呼んでる春おぼろ
遅い雪残り桜とともに落ち
若芝の僅かに萌えて子ら走る
新じゃがを皮ごと煮付け湯割り呑む
幾日もマスクメロンを眺めおり
薫風や濃いめのコーヒー一気飲み
梅雨雲を円海山が突き破り
遠き海驟雨過ぎ去り薄日さす
夏雲や瞬時に数段重なりぬ
夏蝶のひらりと舞うや朝の風
友と呑みバスを降りれば寝待月
今夜咲く月下美人を移動せり
日の落ちて木枯らしやがて止みにけり
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