空域危機

日中の衝突は、海上で発生すると思っ
ていたが、空中が先か　　2013-11-14

共同通信：10日、中国空軍が中国領空
の外側に「防空識別圏」の設定を検討
していると報じた。上海国際問題研究
院の廉徳瑰氏は「あくまでもわが国の
防衛上で必要な措置であり、防空識別
圏の設定は領空の拡大を意味するもの
ではない」と述べた。
と中国の新聞晩報が報じた。

毎日新聞：「尖閣諸島（中国名：釣魚
島）の主権を主張している中国が防空
識別圏を設定した場合、沖縄も圏内に
入る可能性がある」と報じた。中国空
軍が防空識別圏を設定した場合、日本
の防空識別圏と重複する場所が発生し、
日中が東シナ海上空で対立する可能性
が高くなる。

最初の小競り合いは尖閣沖あたりと
思っていたが、意外や那覇上空で起こ
るかも知れません。海上の場合、例え
他国の船が領海内に入って来た場合で
も無害航行の権利が有りますが、領空
の場合そういうのが有りません。韓国
の旅客機がソ連に撃ち落された事も、
有りました。

防空識別圏が重なってくるようだと、
一瞬で何が起こるか判りません。日本
の防衛力整備が急がれます。