子供医療センター、辛いな

子供医療センター　2012-09-14

今日、久し振りに県立子供医療セン
ターに通訳に行く。あそこに行く
のは気が重いです。体から何本もの
チューブが出て医療機器と接続され
移動式ベッドで病棟内を移動してい
る子供に遭遇すると、思わず早く治
って元気になって欲しいと願わずに
は居られません。

大人の患者の通訳で、執刀医の説明
で、「はい、これが摘出した臓器で
す。この白っぽい部分が癌です」と
言う通訳は問題なく、血だらけのト
レイを直視しながら出来るんですが、
子供医療センターでは、なるべく軽
い症例で有りますように願う、情け
ない通訳になっています。

このセンターから帰る時、いつも弘
明寺入り口でバスを降り、お堂に
立ち寄り、観音様にお祈りします。
その日見かけた子供達が、早く病気
が治り元気になるように、一生懸命
に祈ります。そして弘明寺商店街を
抜け、鎌倉街道に出て家路を辿りま
す。今日もそうなる筈です。