Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

船で天津へー6-

2007-06-09 19:24:56 | Weblog
船で天津へ-6-                2007年6月6日

昨日ホテルのすぐ傍にあるnet barに行ってみた。1時間1元と安
いが、10元先払いする。やってみると、中国のyahooはすぐ開く
が、そこからyahoo internationalに移行し、yahoo japanをクリ
ックすると画面がピタっと動かなくなる。それで、msnに変えて
hotmailをクリックし、自分のメルアドを入れると、ピタっと
止まってしまう。要は日本には繋がらないのだ。別に意地悪して
いる訳では無く、天津や青島と言った沿岸部からは繋がるので、
日本への海底ケーブルのところに来る前に、内陸部の回線の細い
ところで、通過できずに、こうなってしまうんだろうと、素人
判断でそう思う。成都から天津までの鉄道距離は2152kmと書かれ
ている。adsl回線もそれくらいあるのでは。

6月6日、今朝は一番に成都動物園に行った。パンダをゆっくり
見れるのではないかとの思惑でした。ガイドブックには、その
ためには開園と同時に入るのが良いとなっている。
http://homepage2.nifty.com/momomaru/p0611.htm
http://www11.tok2.com/home/awa/200310seito/seito5/seito5.htm
確かに、開園早々と言う事は、動物たちはお腹をすかして待って
いるわけで、活発に動きまわっていた。パンダは上のwebのように
色々なポーズでは見ることはできなかったが、1頭だけごろんごろ
んひっくり返っていた。

朝一番に入ったので、だいたい檻の前では、私一人が見ていると
言う感じでした。この国ではこういう有料の施設は、殆ど無料で
老人に開放されているらしく、多くの老人が散歩をしたり体操を
したり、太極拳をしたりしていた。

次に、動物園に接続している昭覚寺を見学。ここも、あの狂気の
http://wing.zero.ad.jp/temasek/shokakuji.htm
文化大革命の嵐を生き抜いた立派な寺です。私が見学している時
に黄色い衣の若いお坊さんのグループ(5~60人)が見学し全員で
朗々とお経を上げていた。きっとお坊さんの修学旅行なんだな。

お昼前に、成都北駅に行って見る。黙って成都駅と言えば北駅で
http://www.chinatrg.com/zz-035.html
ある。他に南駅、東駅などがある。成都は四川省の首都で真ん中
の都市、交通の要所でもある。多くの汽車が出入りする。だから
利用客も多い。そして驚いたことに、駅には切符を持った人しか
入れない。北京や天津と違うところだ。じゃー切符を買う時はど
うする?駅の外に大きな大学の講堂くらいの建物があり、講堂な
ら先生が立って話をする所が切符の販売窓口で、横一列で20
くらい有る。その全ての窓口に向かって、切符を買いたい人が
ずらーっと並ぶ。窓口にはそれぞれ行き先が表示されているが、
それを買う人の数が凄いのに圧倒される。ま、日本人では買え
ないわ。

駅の周りには庶民の食堂が立ち並んでいる。そこに入り米の麺を
注文。辛いのにするか?と聞かれて思わず「不要」と叫ぶ。6元。

午後は、これを見たいから成都に来たと言うべき場所を訪ねた。
武侯祠博物館、三国志の武将達の博物館と言えば良いです。
http://www2.odn.ne.jp/~quhaiwai/CHENDDU/SEITO-01/seito1.html
劉備玄徳、関羽、張飛、諸葛亮、趙雲、黄忠、姜維、魏延、孫尚香
等々の像と解説がある。文物は意外に少なく期待外れでした。
中国は広大であるが、西暦200年前後のあの時期に、これらの武将が
中国各地の人によって構成されていたことに驚きを禁じ得ない。

この後、この博物館と隣接して周囲に作られた街、錦里に出る。
http://china.alc.co.jp/culture/xiangxiang/2006/07/post_127.html
http://www.sctabi.com/JL1.htm
この土地のみやげ物と食べ物を提供する店を一箇所に、情緒豊かに
作った街である。私はここで竹筒飯(もち米に小粒の豆が混じって
いる)とシュウマイを買い、店の前のテラス席で食べた。竹筒ご飯
は買うと、鉈で竹筒に割れ目を入れてくれる。自分でそれを開いて
(筒は2等分され)食べる。テラス席は、いろいろな食べ物屋さんの
共同の席になっていて、私の目の前の人は、少し離れたところの豆腐
料理を買ってきて食べてると言った具合だ。

天津では殆ど目立たないのに、成都では軒を連ねて有るのが茶館だ。
喫茶店で、中国各地のお茶を飲ませてくれる。私も食事の後、茶館が
向かい合わせで何軒も続く通りで、外の席に座り、竹葉茶を楽しんだ。
茶館は奥を覗いてみると、お酒も出すようになっていて、Barカウン
ターも有る。ビールを楽しんでる人もいっぱい居た。成都に来て、
時間が無くて何処にも行けないような人は、「錦里」に来れば短時間で
成都を楽しめる。

他の人のwebで成都のいろいろ:
http://www.geocities.jp/inoweb2004/playspot/chengdo.html