Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

天津51

2005-04-29 17:15:16 | Weblog
天津51                                                                       2003-8-16

昨夜は久しぶりに、天津市内に出かけ、日本人の友人と日本人向けのクラブで飲みました。
そのクラブは日本人向けと言っても、高級クラブではなく、所謂面白いところなんです。
入ってくるお客さんは、日本人ばかりで(私が見た限り)中国人の彼女を同伴の人もいます。
若い男の子で私の知らない日本の歌を歌っていた子は、天津大学の留学生だそうです。
ってことは、しょっちゅう来てるってことですね。

女の子は、日本語が上手なのかと思いきや、上手な子はチイママ一人で、あとは殆ど
できませんでした。これが高級クラブですと、皆上手なんですが、それはこういうクラブで
日本語をマスターした子が引き抜かれて(募集すれば何人も来るとのこと)行く訳で
お値段も上がるし、女の子の収入も上がることになります。

市の中心から50数キロも離れている開発区に住んでいる日本人が来るのは珍しいらしく、
女の子達から、いろいろ聞かれました。つまり彼女達も他所の土地にある、同じ社会の条件が
どうなっているか、真剣に知りたいのでしょう。もし良い条件のところがあれば、移りたいと言う
思惑もありありです。

よくある   Q     &     A

開発区にはカラオケ多いでしょう                             Yes
綺麗な女の子がいっぱい居るでしょう            YesもあればNoもあります
女の子にはチップどれくらいあげるの?       100-200元(1500-2000円)です
部屋に連れ込む場合はいくら?                 知りません 
嘘!教えて。                         知りません
あなた、今夜は天津に泊まるんでしょ?             いえ開発区に帰ります
私、安くて綺麗なホテル知ってる。一緒に行きましょう。     有難う、でも帰ります
あなた、8ヶ月も中国に居るのに、中国語下手ね(グサ!)      へい面目無い
違うのよ、もっとお話が通じれば良いなぁと思って。         おれもそう思う

上の会話は、筆談と中国語が上手な友人の通訳で、なんとか通じたものです。8月も
半ばだと言うのに、帰りのtaxiでは,寒くて窓を閉めっぱなしで帰ってきました。秋ですね

天津50

2005-04-29 15:45:29 | Weblog
天津50                            2003-7-27

7月12-13日、土日でしたが、河北省石家庄とその周辺を訪ねるバス旅行に
参加しました。14人乗りのマイクロバスに7人でのゆったりした旅でしたが、
走行距離は1000kmにもなりました。

私が住む天津市と首都北京市は隣接していますが、もともと、地理的には河北省に所在します。
ですから、河北省は北京と天津を取り囲むように横たわり、人口6800万人、省都は石家庄
になります。石家庄には戦前、日本人も住んで綿花の栽培に従事していたことがあるそうです。
当時の地名は石家荘、抗日戦争博物館もあるそうですが、今回は、正定(地名)にある隆興寺、
趙州にある趙州橋を訪ね、石家庄に一泊し、蒼岩山を訪ねて天津に帰ってきました。幹線は
全て高速道路で繋ぐことが出来ます。蒼岩山までは平らな所を走り続けます。道路から見える
ものは植栽用の若木と、とうもろこしと、麦とヒマワリです。田んぼは見当たりません。南で作っているのでしょう。

正定は北京の南260kmのところ、隆興寺は隋代586年の建立、971年に改築された。建物
彫塑、仏像、壁画、書などは、いずれも宋代の逸品とのこと。保存状態も良い。趙州橋は世界
最古の石造のメガネ橋とのことだったが、現存するものは最近作ったもので、博物館にオリジナルの一部が展示されてた。翌日の蒼岩山は山西省との境に寄ったところにあり、流石に広い北京の平野も終わって、山に入ったところ。名前と違って赤い岩の上のほうにお寺が建っており、我々は、往復ケーブルで楽をしてきた。その駅の周りには地元の人たちが、桃、スモモ、杏、胡桃などを
売りに来ていた。小ぶりの桃10個で30円と桁違いに安い。

宿泊は、石家庄の4star級のホテルで石家庄の駅からすぐの、国貿大酒店。チェックインを
済ませて全員集合、美味しそうなレストランを見つけて入りましょうと相談して、全員でぞろぞろ歩き出した。ところが、なかなか、これはと言うところが見つからない。だいぶ探してから、
地元の人に聞くと、ホテルの方に戻れと言う。そして行ってみると、なんと私たちが泊まるホテルの5階にあるではないか。まー、散歩したって訳だ。レストランは今中国で大流行の、食材を
自分で選んで、調理法方を指示し、何品も注文する、あの方式である。ウェイターの
お兄ちゃんが、インナーブレードのスケートですいすい走っている。結局、海から300kmも
内陸の石家庄で海鮮料理を食べたが、なかなかいけまっせ。ビール・中国焼酎を飲んで、一人
1000円しない。

翌日の蒼岩山の帰り、山中で昼食となったが、山間のレストランでいろいろな料理を頼み、
会計は一人250円で、これにも安くてびっくり。山の麓で、養蜂家のテントを見つけ、
早速交渉。もっとも私が喋った言葉は蜂蜜(ホウミ)有没有(ヨウメイヨー)ハチミツアリマスカ?これだけ。養蜂家に聞いてる訳で、蜂蜜蜜が無い訳は無いのですが、小売はして
くれるかどうかでしたが、おじさんの答えは有(ヨー)。500mlのウーロン茶のペット
ボトルに1本分で100円でした。但し7人全員が買い、売り上げは10本有りました。
今真っ盛りの、ヒマワリの蜜でした。さっぱりした甘さでgoo! 結果、楽しい旅でした。

天津49

2005-04-29 15:29:56 | Weblog
天津49 2003-07-08

誕生日:7月7日で65歳の誕生日を迎えました。

生産部長が10日程前に誕生日でしたが、その時彼が、
今日は自分の誕生日なので、近しい仲間を夕食に招待したい、
と言って彼が誕生パーテイーを主催しましたので、私もそのように
仲間を招待しました。通訳のマリーさんにも入って貰い、尚且つ
店は、彼女が知ってる中華シャブシャブの店と決まりました。
彼女が選んでくれるとなると、絶対に安くて美味しい店です。
会社の仕事が終わり、出発前に何故か『パスポート持ってて
下さい』とのことなので、持ちました。

着いた店は、中華シャブシャブの専門店で、全ての卓に鍋が
セットされています。鍋は銅製でドーナッツ型になっていてそれが
まん中をやはり銅板で仕切ってあります。ドーナッツのまん中は
当然に、火の熱が抜けてくる訳ですが、そこに焼肉用の鉄板が
しつらえてあり、シャブシャブと焼肉が同時にできるようになって
います。

材料は、取り放題、好きな物を自分で皿にもって、自分の席に
戻り、シャブ鍋か、鉄板で焼いて食べることになります。肉は
牛、羊、豚、鶏、鳩、臓物類等で鍋用は薄く削いであり、
鉄板焼用は串にさして、胡椒などが振ってあります。野菜に
魚、貝、おこのみ焼、生麺、ちまき、デザートに甘いお菓子と
スイカと、至れり尽せりって感じですね。

ビールは飲み放題、見てると、だいたいジョッキ3杯で終わる
ようです。私は痛風が怖いので、白酒を取りました。マリーさんは
コーラです。皆で乾杯して飲み、食べ、楽しく話をして1時間半。
とにかく、料理待ち時間がありません。すぐ次から次へと新しい
食材が来ます.皆で変わった材料を5人分持ってくるので、
私は最初の1回持ってきただけで、あとは、食べるだけでした。
たれは訳の判らないたれでした。あの他に大根おろしにポン酢が
あれば、もっと美味しいでしょうね。

お会計になり、私とマリーさんで会計の前に立つと、パスポートを
出して下さいと言われ、出すとマリーさんが、ほらこの人今日が
誕生日ですと向こうの人に説明して、一人分タダとなりました。
おまけに、店の責任者が出てきて誕生日おめでとう御座いますと
言われ、良い気分。それで支払った額は、なんと5人分合計で
120元1800円です。これでも商売になるんですね。楽しい
誕生パーテイーでした。

天津48

2005-04-29 15:16:30 | Weblog
天津48 2003-07-03

餃子(中国読みチャオズー)
天津は甘栗で有名ですが、餃子も名物です。20種類程の
餃子をたべさせるレストランもあるとか、残念ながら未だ入った
ことが有りません。シュウマイ同様、蟹餃子とか蝦餃子もある
そうです。大阪の手羽先餃子は無いらしい。

寮の食事にも週に1回は餃子が出てきます。おかずではなく
主食として出てきます。小母ちゃんは、15個盛ってくれますが、
お替りしなさいと言います。一度もしたことは有りません。
寮の餃子は、肉餃子(豚肉と野菜とにんにく)と野菜餃子
(ニラと他の野菜+にんにく)の2種類で、殆ど水餃子です。
味は、日本の餃子と変わりません。タレも同様で、寮の場合は
各人好みで自分でつくります。酢と醤油とラー油を調合します。
私が天津伊勢丹で買ってくる、みつかんぽんずも人気で、
けっこう寮の仲間に利用されてます。

小母ちゃんは、餃子の皮を自分で粉から作ります。粉は、私の
見た目で強力粉、それを水で練り、大きな塊から小さな(親指の
先くらい)塊を取り、それを丸棒(直径2-3cm、長さ10-
15cm)を回転させながら押しつぶして、皮を作ります。丸棒を
1-2回、回転させると皮はできています(見事!)。具を包んで
餃子形にシールして出来上がり。50個くらいは、あっと言う間に
作ります。この技術は、残り物のおかずの処分に利用されます。
肉系と言わず、野菜系と言わず、前夜のおかずで残ったものが、
この皮(餃子の時より大きめに作る)で包まれて、フライパンで
焼かれて出てきます。全く残り物と言う感じがしません。
今の時代、天津のスーパーに行くと、生餃子の冷凍品も売って
います。中国でも小母ちゃんの技術は、過去のものになって
行くのでしょうか。

焼餃子/水餃子
北京、天津では殆ど水餃子です。寮で私一人の時に、焼餃子に
してくれました。水餃子の方が、一時に大量にできるからでしょう。
西の遊牧民の料理を出すレストランでは、焼餃子でした。遊牧の
人たちにとって、水は大変に貴重なものです。それで餃子は
焼くんだなと思いました。これは北方の騎馬民族系のレストラン
でも同じでした。

日記5429

2005-04-29 14:56:12 | Weblog
ちょっとした悩み。
5月11日7:30pm、中国山東省の省都・済南で、横浜F
マリノスと山東魯能のサッカーの試合があります。アジア各国の
チャンピオン同士のリーグ戦なんですが、Fマリは既にホームで
負けてアウエイに臨みます。それで悩みは、この試合の応援に
行きたいんですが、反日デモの後で、もろに日中対決の
サッカーと来てますから、どうかなと言うことです。W杯予選の
イラン戦のように10万は入らないでしょうが、2万人対80人
位の応援になりそうです。済南は天津から火車(汽車)で
4時間で行けます。日本からのサポーターは、成田→青島
そこからバスで3時間かかります。横浜天理ビル前朝6時集合
ですから、延々12時間かけてやってくるのです。私も是非
行きたい。