今日の考え事〈applemint1104〉

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6月4日放送「木村藤子のキセキ相談・美女たちのターニングポイント」の感想

2013-06-07 12:56:17 | エンタメ

3日前の番組になってしまいましたが、書いておきます。
番宣で、多岐川華子さんがボロボロ泣いていたので、どれだけ凄い霊能力なんだろう、と期待して見たんでが、一時間ほどで飽きてしまいました。
それだけ冗長だというのもあったのですが、何故でしょうか?
元々この手の番組は好きです。
ほとんどの番組を見ました。「う~む」と唸ることもあり度胆を抜かれたり、感動したりぞっとしたり様々です。
でもそれなりに深い部分があって、つい見てしまうのです。
最近霊能力関係の番組を見なくなったのは、一巡したというか、飽きられたのでしょうかね。

木村さんは色々な同業者の中でも控えめで優しげな容貌で、好きでした。
「金スマ」に時々出ていらして、タレントさんの悩みを聞いてあげていました。
飯島愛さんへの助言は記憶に新しいです。
あの中で、木村さんは飯島さんにサラッと「何年か後、あなたはいないわね。消えてる」といい、飯島さんは「えーっ、私死んじゃうの?」と叫んでいました。
仕事をやめないようにとの木村さんの粘り強い説得にも関わらず、飯島さんはその後タレント活動を止めました。
その後の顛末は皆さんの知る通りです。

そんな人間性あふれる木村さんの魅力に惹かれて見ていました。
しかしこの番組は「?」と首を傾げることしきりでした。
どんな霊能者でも、あらゆることが見えるわけではない。
見えたとしたら、神様です。

感じたことをどれだけどれだけ表現して、相手に分かりやすく加工して話すか、
しかも相手の性格をわきまえ、踏みにじらないようにするか。
その所なんですね。おそらく、木村さんは「超」と名の付く能力を持ってらして、見えるものが確かにある。
でも、表現が下手でしたね。
22股の谷さんっていうタレントには怒鳴りつけたり、ウィンクの鈴木さんには「勉強が足りない」と。
鈴木さんとは4時間話してもかみ合わなかった…。
こういう能力者に課せられた宿命だろうけど、ここまで徹底的にアドバイスしなくっても良かったのでは。
もっとサラリとした声掛けで良かったのでは。
しつこすぎました。
透視というより、普通に見ても大体分かるその人の性格や短所をそのまま言い当てただけのような気がしないでもなかったです。

二時間見て「木村さんってこんな人だったの?」と面喰ってしまったというのが正直な気持ちです。
今までのイメージを覆されてしまいました。
元々人生が上手くいってない人を呼びつけて、傍観者が何を言っても軌道修正なんて難しいのに、非常に根深い所を指摘しただけで生き方が変わる訳ないじゃないですか。
最後にはタレントに総括までさせて、無理やりでしたね。
一時間で良かったのに、何だか後味の悪い番組となってしまいました。
辛口でごめんなさい。



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